土日焙煎ノート
土日がお休みなので、コーヒー大好きな自分は焙煎して楽しんだりしてます。
今回は、よくコーヒー屋でみる「ナチュラル」「ウォッシュド」とか何やねんという人は是非見てもらえるとコーヒー屋でカッコつけれますよ。国によって違いあるの?とか。
コーヒーの楽しみ方の一つで、生産者さんってどんな人だろう、どんな想いだろうって考えるのも楽しいですよ。
さて、本題へ
そして、今回焙煎する機械はライソン RT-02になります。
裏コマンドで「浅煎り」モードが出現したので興味本位で買ってみました。
ライソンの焙煎機は、焙煎度を「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3段階から選べるコーヒー焙煎機です。焙煎中の温度はマイコンでコントロールし、生豆を入れてボタンを押すだけで焙煎が簡単にできます。
はい、話戻しましてサンプルの生豆を提供していただいたので、いくつか焙煎してみようと思います。
今回は、以下の2種類焙煎してみます。
もちろんスペシャルティコーヒー豆です。
・ラ・ベンディシオン農園 ニカラグア H3種 ハニー
・エル・プラロニジョ農園 グアテマラ ゲイシャ ウォッシュド
スペシャルティコーヒーとは?
コーヒーよく飲む人はスペシャルティコーヒーって聞いたことあるとは思います。ブルーボトルコーヒーとかもそうですね。スターバックスリザーブとか!!
めちゃくちゃ簡単に言うと、適切な環境・管理のもとに生産されたコーヒーが、認定された国際審査員が行うスコアシートに基づく評価によって、80点以上の点数をつけるコーヒー豆をスペシャルティコーヒーといいます。
細かく見たい方は以下へ
ちなみに、上の表で言うとハイコモディティ(コマーシャルコーヒー)豆が一般流通が多いクオリティの豆です。一般的なコーヒーなどはこの辺ですかね。スーパーやコンビニで購入することができ、安く手軽に楽しめる豆です!
ローコモディティ(ローグレードコーヒー)は、缶コーヒーや安いコーヒー豆などに良く使われる豆です!
ここまで語りだすと嫌われるのでご注意ください。
ラ・ベンディシオン農園
原産国 ニカラグア
生産者 ルイス・アルベルトさん
標高 1258m
さて、今回焙煎する豆の農園さんを紹介します。
ルイスさんは過去にカップオブエクセレンス(その年に収穫されたコーヒーの中から最高品質(トップ・オブ・トップ)のものに与えられる名誉ある称号)も受賞しています。農園主のルイスさんの几帳面な性格が反映され、細かく区画整理がされています。コーヒーの木もキレイにライン上に植えられ木と木の間隔も均一に植えられています。
斜面の勾配を利用した設備で電気代を節約しエコで環境にも配慮しています。
また、ルイスさんは乾燥場も経営しているので、乾燥工程でもハンドピックによって雑味のないクリーンで洗練されコーヒーに仕上がります。
Nicaragua H3種 ハニープロセス
生産国のニカラグアは、カリブ海と太平洋に面する中米の国です。地理的にはコスタリカとホンジュラスに挟まれたところにあり、中米最大の湖、ニカラグア湖を有しています。よく聞くコスタリカもホンジュラスも非常にバランスの良い豆を生産している国です。
フルーティなコーヒー好きな人にはお馴染みのニカラグアですが、THE フルーティといえばエチオピアを連想する方が多いと思います。私も初めて好きになった国はエチオピアです。何処に行っても迷ったらエチオピアを頼んでいました。
そして、今回の豆は「ハニープロセス」という精製方法です。別名「パルプドナチュラル精製方法」。ハニープロセスというだけあって、クリーンでありながら、蜂蜜のような強烈な甘みが特徴的な豆になります。
話すと長いから ハニープロセス 気になる人は以下のURLみてみてね!
コーヒー精製法には大きく分けてナチュラル(乾式)とウォッシュド(水洗式)の二種類があります。ナチュラルは、コーヒーを摘み取ってそのまま乾かす方式。ウォッシュドは、表面の皮を剥がしてから発酵させ粘液質(ミューシレージ)を除去する方式。しかし数年前から「ハニー(ミエル)プロセス」という精製法が注目されています。
ハニーはコーヒーチェリーの表面だけをはがし、ミューシレージ部分は残したまま乾燥させます。乾燥期間に外側のミューシレージの水分が蒸発しながら蜂蜜のようにベタベタするために名付けられたハニープロセスの作業過程は非常に繊細で完成するまで長い時間を要します。
火力が足りないよライソンちゃん
結構鮮度が高かったため、ライソンちゃんだと水分が飛び切らずに40分以上動かしても以下の通りダメでした。ちなみに20gです。(いつもはうまく行くのに鮮度高めで水分多く含んでいる豆はダメそうだ)
結局いつものガス火で焙煎してみた。
これ結構便利だから焙煎初心者にはオススメ!コンロでコロコロしてれば焙煎できるよ!チャフも飛びにくいから好き。(飛ぶけど)
上手に焙煎できました(ライソンじゃないけど)
ガス火で焙煎するとチャフの処理がめんどくさいから、いい頃合いになったらライソンにぶっ込んで冷却モードでチャフ飛ばしで使ってる。(便利)
ちゃんとライソンも活用してあげよう・・・
ということで、水分が少なそうな少し古いゲイシャの豆を焙煎してみます。せっかくのゲイシャなので浅煎りで豆本来の味を出してみましょう。
エル・プラタニージョ農園
原産国 グアテマラ/サンマルコス
生産者 ステュアルド・コトさん
標高 1450 m
ゲイシャ種って?
エチオピア南西部にあるゲシャ村からの由来です。コーヒーの品種のひとつで、ゲシャ村で自生していた種が起源となり、本来なら「ゲシャ」と呼ばれるところが「ゲイシャ」とそのまま伝わったようです。
「ゲイシャ種」は「アラビカ種」の突然変異した在来種の一つで、高地にしか根づかず、栽培も難しいうえに実の収穫量も他の種に比べて半分以下と、かなり希少性が高く、004年のベストオブパナマをきっかけに人気が高い豆です。
豆の特徴としては、非常にフルーティの香りです。さらに、甘さもお上品にお店にあるとついつい頼んでしまいます。
さて、以前60gで焙煎したところ、ムラがまあまあ出てしまったので、今回は、20gで焙煎しました。ムラもなく均等に焙煎できたかな?水分も綺麗に飛んでそうです。
ライソンのグッドポイント
・ボタン一つで焙煎できる
・チャフが飛ばない
・冷却まで行ってくれる
・全自動なのに安い
・焙煎家でやってるよ?ってドヤれる
・30gまでだったら均一に焙煎できる
ライソンのチャレンジポイント
・音がうるさい
・火力が弱い
・タイマー設定がほしい
・最低50gは均一に焙煎できると嬉しい
簡単に書くつもりが長くなった。
自分で調べたやつだから間違った知識もあると思いますのでデートでドヤ顔する際にはご注意ください。
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