#4 トレーニング時に大切にしていること
パーソナルトレーナーとして、トレーニングセッションを提供している私が常に意識し、大切にしていることがいくつかあります。
これらは自分が経験して感じたことや、いろいろなトレーナーの方の考えに触れる中で築かれてきました。
今回は今現在私が大切にしている・意識している事をご紹介します。
大切にしている・意識している事
1. トレーニング・運動をして怪我をしないようにする
当たり前のように感じるかもしれませんが、トレーニングをして怪我をしてしまうことはありえることなので、ここは気をつけています。
怪我をしてしまうと、トレーニングのモチベーションも下がりますし、継続も難しくなってしまいます。
もちろん、運動やスポーツで怪我をゼロにすることは難しいですが、トレーニング中の怪我はゼロに近づけたいです。
この怪我をさせないようにする点は、どのような運動やエクササイズを選択するのかも重要な要素になってきます。
あるクライアントにとっては難し過ぎたり、まだ準備ができてないのに高強度・複雑なエクササイズを行えば、怪我のリスクは高くなります。さらに過去の怪我や疾患の既往歴によってはあるエクササイズは適切ではないかもしれません。よく言われるのは、その運動やエクササイズによる怪我をするリスクとエクササイズから得られる利益・恩恵を天秤に掛けて考えるということです。
リスクの高い方を選択することはせずに、安全で効果的なトレーニングや方法を選択するようにします。
2. 「正しい動き・フォーム」をまずはしっかりと獲得する
一つ目の「トレーニング・運動をして怪我をしないようにする」にも繋がる部分ではありますが、まずは怪我をしない正しい動きやフォームを習得することを目指します。正しいフォームや動きを獲得することは、その後のトレーニングの効果も上がりますし、もちろん怪我のリスクを低減させることができます。
また、トレーニング中に疲労や強度によりエクササイズのフォームが崩れてしまい、怪我のリスクが高まれば、ストップをし、再度フォームを確認するようにするか、強度を下げたり、またはエクササイズを変更したりして、怪我のリスクを最小限に、最大のトレーニング効果を得られるようにします。
3. 最小の量で最大限の効果を出す
少ない量で最大限の効果を出す。最小有効量と言われることもあります。
ハードワークではあるけれども、賢くトレーニングをするようにします。長時間のダラダラとしたトレーニングが必ずしも良いわけではないと思います。もちろんトレーニングや環境によっては、長時間にも及ぶ場合もありますが、特にパーソナルトレーニングであれば、時間も賢く使いたいです。
さらにもう一点、負荷の部分に関しては、「上手く行うことができて(フォーム)最も難しいもの(負荷やエクササイズ)」を行うようにします。
時と場合によっては、量を行う必要があることもあることも頭に入れています。
4. 継続的に行う
クライアントのゴール・目標に向かうように継続してトレーニングを行っていくという考えです。今日はこのトレーニングをやって、次のトレーニングでは全く違うことを行うというようなことはしません。身体は繰り返し与えられた刺激(ここではゴールに向かってのトレーニング)によって、それに対して適合していきます。そのために、一回一回のトレーニングは繋がりがあり、意味のあるものである必要があります。
同じトレーニングの繰り返しは、マンネリや飽きてきてしまうこともあります。通常4-6週間でトレーニングプログラムは変更します。
5. 目的にあったプログラムに沿って
上記のように、継続して目的・ゴールにあったプログラムに沿ってトレーニングをしていきます。目的にあったプログラムは、クライアントの目指すゴールによって変わってきます。ただし、毎回毎回違うトレーニングではありません。ゴールに向かっての計画された段階的なトレーニングプログラムです。
6. 常に個人のゴールに向かって
こちらも上記と似たような点ではありますが、目的にあったプログラムであり、そして常に個人のゴールに向かっているので、その途中で修正や微調整が必要となってきます。その際にはプログラムに柔軟性を取り入れるようにしています。常にアップデートを繰り返しながらのプロセスです。
7. 楽しく
トレーニングや運動を苦に感じるクライアントもいらっしゃいますし、時にはキツいトレーニングに嫌になってしまうかもしれません。そんな時に常に楽しいトレーニング・エクササイズや楽しいトレーニング環境・雰囲気を作るように心がけています。
上記7つは重なる部分も多くありますが、これらが日頃意識し、大切にしている点です。
最後に
少しでもトレーニング時の参考になれば嬉しいですし、私のパーソナルトレーニングセッション時の考えも知ってもらえれば嬉しいです。
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