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なぜFace bookは若年層に嫌われるのか【227】

1 日本国内におけるSNSの利用率の比較

近年、SNSによるトラブルが国内で急増しているがだいたい炎上の素はTwitterやInstagram である。そこで主なSNSが国内でどれくらいの割合で使用され、どのような世代の利用率が高いかを調べてみました。

この図を見て分かるように、日本人の中でSNSを利用している人はLINE以外はそもそも半分もいないのである。上の図を見るとFace bookが主要SNS(上4つ)の中ではユーザー数トップである。しかしこれを世代別に見るとどうなるだろうか。

6つのグラフを見ると、多くのものが利用者人口比が世代が上がるにつれて右肩下がりであるのに対し、Facebookは山なりである。10代に関して見れば全世代の中で最下位である。40代の700万人がユーザー数トップな点から見ても他のSNSとは大きな違いがあることが伺える。

2、Facebookの使い方

Facebookの使い方は基本的にツイッターと同じです。タイムラインがあり投稿にはハッシュタグなどを付けることが出来るしFFなども全部ツイッターと同じだ。
ツイッターと違う点を挙げるならば、ツイッターはアカウントに鍵をかけない限り、他人の投稿を自由に閲覧出来るし他人も自分の投稿を自由に見ることが出来る。しかしFacebookは他人の投稿を見る際、その人の友達承認が必須である。つまりFacebookは基本的に知り合い以外と繋がることはまず無い。またツイッターではニックネームを用いて利用している人が多いが、Facebookはほとんどの人が本名で利用している。友達以外と繋がらないのだから当然であるのか?

3、まとめ

Facebookはなぜ若年層に嫌われるのか、それはInstagramやTwitterのように気軽に使えない点や、そもそもTwitterやInstagramのユーザーであれば、わざわざそれらより利便性の低いFacebookを利用する価値はまず無い。また、周りで使ってる人いないから使わないっていう人も大勢いる。
また、Facebookのユーザーが中年層に多い理由については、Facebookが一番歴史が長く(2006.9より全世界に普及)馴染み深いことが挙げられる。Facebookに慣れていてTwitterやInstagramなど新しいSNSを使う必要がないと考える人が大勢いるのだろう。
以上が若年層に嫌われ、中年層に好かれる要因の一つなのである。
現在Facebookのユーザーの多くが中年層であることから、20年後30年後には世界的にユーザー数が減少し、逆にこれからSNSを始める若年層(特に小中高生)によるTwitterやInstagramのユーザーが増加して、現代の日本で危惧されている少子高齢化の逆の現象が間近に見えてきそうな現状である。
しかし、この流れを阻止する必要はない。なぜなら、利便性の低いFacebookを末永く流通させずに便利で人気なTwitterやInstagramのユーザーが増えた方が誰にとっても有利なのである。

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