「本だったノート」を買いました
こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日は面白いノートを買ったので、それをご紹介。
本だったノート
本だったノートは、古本の買取・販売を行っているVALUE BOOKSさんが、日々手元に集まる本から古紙回収に回すはずだった本を元に作った文庫サイズのノートです。
と言いつつ、単純に「表紙のグラデーションがキレイだった」から手に取ったのがきっかけでした。
店頭に並んでいたものは、表紙の色が1冊1冊異なり、グラデーションにゆらめくその姿がなんとも愛らしくて。
ただ値段は可愛くなかったので、並んでいる中からお気に入りの2つを迎え入れることにしました。
中をめくると藁半紙のような、グレーみのある無地の紙面。
その中にぽつりぽつりと色のついた紙片や、文字だったものがひっそり隠れています。
不思議とストーリーを感じる佇まい。
この本だったノートのページに、製作に至った経緯やポイントがまとまっていますので、ぜひご一読いただければと思います。
※このサムネイルの右端に映ってる紫の欲しい。(スマホだと見切れてた…)
インクも廃棄されるものが使われていて、極力資源をムダにしない姿が好感です。
手触りはほんのり摩擦を感じますが、予想よりは滑らか。
滲むのかな?と思って、万年筆、サインペン、ガラスペン+インクで書いてみましたが、滲むことなく書けました。
裏抜けもなかったので、印象に反して、しっかり使っていけるノートです。
絵で使うにはラフスケッチや線画に留めた方がよい感じですね。
文字をしたためる方が向いていると思います。
文庫本サイズで、128ページ。
厚さも1cmないので手軽に持ち運びできるのもいいですね。
表紙が折れたり擦れたりするので、大切に使うなら別途カバー(レザーとかの)は必須になりそうです。
装丁が文庫本そのままな雰囲気だし、奥付もあったりして、レジで「カバーかけますか?」と聞かれたのがちょっと面白かったですね。
1ページ1ページ表情が異なるので、白紙の紙面を眺めてるだけでも楽しいです。
ある意味「1冊しかない」アイテムなので、ちょっと大事に使いたくなる逸品でした。
ネットでも買えるのですが、表紙は完全ランダムのようなので、近くの文房具コーナーにあれば、実物見て買うのがオススメです。
ちなみに自分は有隣堂の文具コーナーで出会いました。
ノートもまた増えてきたなぁ~。
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