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注意力を自分に向ける

 こんにちは。週二更新、継続しています。
 自分にとっていい頻度なのかもしれません。ちょうど今年の一月から始めたから、一年間(今年の十二月末)までを目標にしたいと思います。
 新しい一週間のルーティンに組み込まれていくのを感じます。
 自然な慣れってこういうことなのかも知れません。

 今回のテーマは「自分を大切にする」ということです。
 セルフ・ネグレクトという言葉が、世間に普及してしばらく経ちます。セルフ・ネグレクトとは、最低限の生活が持続不可能になるほど自己管理ができなくなる状態になったことをいいます。健康でいられないほど自分で自分を放置して虐待している状態、とでもいいましょうか。
 自己管理は私が日々注目していることでもあるので、書きながら考えていこうと思います。
 以下は私の個人的な考えですが、こういう考えもあるのだなという軽い気持ちで読んでいただけたら幸いです。



始めは自分で行動する

 周囲の協力を煽ることも大切ですが、まず第一歩の行動は「自ら行動を起こす」ことだと思います。
 他人に相談することだって、まずは自分で誰に何の話をするかというところから始まります。まずは行動なんです。

 他人を頼るよりも、自分でやったほうが早いことは自分でやってしまいます。最近は世間では「他人を頼ろう」という風潮が強くなってきましたが、それには「他人の時間と手間を奪う」というリスクが伴います。
 自分でできないことや、対価を払って代行してもらう場合は、他人を頼ってもいいと思いますが、自分でできることは自分でやったほうがいいですね。なぜなら「そのほうが早いから」です。


どうしてもうまく行かないときは他人を頼る

 ただ、セルフ・ネグレクトに陥ってしまうぐらい参っているときは、早め他人に相談しないと、最終的には他人に大迷惑をかける事になります。
 自分で手に負えないぐらい問題が膨れ上がって、大きな対価を払って数人がかりで自分の治療をしてもらうことになったり、家の片付けを業者に頼むことになったりします。
 また、これらの手配が自分でできるならまだいいですが、連絡すら取れない状態になったら、それも他人に頼らなければなりません。

 私がよく考えるのは、些細な滞りの積み重ねが、最終的には大問題に膨れ上がるということです。
 日頃から軌道修正していけば、酷いことにはならないだろうと思うのですが、おかしな方向に話が行っている最中は、それがおかしなことだとは気づかない人もいます。
 最終的には自分が意識しているかどうか、ということになりますね。

 冷静に第三者から見るとこのような意見になりますが、当事者からすると日々に忙殺されて疲れていたり、病気で病んでいたりと、そう単純に解決できない問題を根底に抱えている場合が多いので、まずは自分自身と向き合って大きな問題をなんとかするところからだと思います。
 読者の皆様に言っているようで自分に言い聞かせています。



全部実行しなくていいという結論に達した

 現代は情報にまみれている社会です。多いです、あまりに多すぎます。
 ビジネス書や実用書は山のように出版されているし、本を買わないまでもインターネットで検索すれば、色々なアドバイスが溢れています。
 こうしたほうがいい、ああしたほうがいい、という情報でいっぱいです。

 全部実行なんてしていたら自分が自分でなくなりそうです。
 自分を変えたい、と思っているのなら、いいアドバイスを聞いてどんどん実行したらいいと思いますが、全部聞いていたら自分の本当にやりたいことをやる時間がなくなってしまいます。
 「こういう風にしたい」という優先順位をつけて、そのトップ3までのことをやって、ほかの下位は切り捨てようという考えもありだなと思いました。
 ついつい一日のスケジュールを考えていると「あれもしたい、これもしたい」とギチギチに詰め込んでしまいがちですが、結果的には予定通りいかないことも多く、うまくいかない自分を責めてしまうという結果になります。
 ときには引き算で物事を考えることも大切だな、と思いました。

 余裕が思ったより必要だ、ということは経験から分かっています。
 頭の切り替えがすぐさまできない、ということも理解しています。
 そういう自分の特性を予測しながら、計画からまずいらないものを抜いてゆとりを作ったほうが、うまくいく場合もあります。
 計画を詰めすぎて実行しきれず、自責の念が強くしてしまうタイプの人にいい方法だと思います。はい、私のことです。



「他人よりもまず自分のことを」の意味

 自分のことに向き合わず、他人のことばかり気にしてしまう人がいます。
 他人の面倒を見て「ありがとう」と言ってもらうのが喜びです。それを刹那的な報酬にしてそれを生きる糧とし、自分の大切なことを解決できないストレスを誤魔化して生きている人です。
 他人の面倒を見て、自分を保っています。
 こういう人を何人か知っていますが、そういう人は自分のことにはひどく無頓着です。

 片付けがおぼつかず家が荒れ放題だったり、自分のことをやらずに他人に喜んでもらうことばかり考えて、他人にまとわりついてトラブルになったりと、そういう事例を何度も見たことがあります。
 かえってこういう人たちのほうこそ、他人からの心のケアや生活のサポートが必要だったりします。
 自分を客観視できていないのです。

 その様子を見ていて私は思いました。まずは自分のことをやろうと。
 結果的に自分のことを後回しにしていると、後々問題が膨れ上がっていくので、上にも書きましたが最終的には他人に頼ることになります。他人を助けていたはずが、他人に迷惑をかける事になります。
 そうならないように、まずは自分のことを私はやりたいです。

 こういう結論にたどり着いて実行するようになってからは、物事がうまくいくようになりました。前よりは、ですが。
 まだまだ課題は多いですが、これからも自分と相談しながら、精一杯やっていこうと思います。
 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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