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やりたいことが進みやすい手順の確認

 こんにちは。
 この記事の下書きを書いているのは一月五日なんですが、私の住んでいるところは今季最大の大雪が降っているところです。
 一月五日の朝から雪が降り続け、一面の銀世界となりました。
 私は月・火と作業所に通って仕事をしているのですが、五日の午前で大雪のため閉所となり、六日は私が自主的に休みにしたので、思わぬ自由時間ができたところです。

 空き時間ができて、真っ先に思いついたやりたいことは、noteの記事を書くことでした。次点は、読書でした。
 いつもの記事の投稿は水曜日なのですが、今回は早めに準備を始めています。早めに公開できて良かったです。
 こだわって書こうと思います。よろしくお願いします。


スマホ断ちプログラム一日目

 本題とは別の、スマホのデジタル・デトックスの進捗報告をします。興味ない方は、上の目次から下の項目にジャンプできます。
 キャサリン・プライス著『スマホ断ち――30日でスマホ依存から抜け出す方法』のプログラム一日目は「アプリの使用時間計測アプリをダウンロードする」ですが、これはすでに前の記事で書いた通り、一月中にインストールしました。
 使用時間、ものすごい数字を叩き出しました。気になる方は、前の記事へどうぞ。

 インストールして六日経ちましたが、いざ数字にでると気にするようになったせいか、現在は一日の使用時間が、二時間ほどに減少しています。  数値化して意識するだけでも効果があるものですね。
 本を読了して予習はできたので、読み返しながら徐々にプログラムを実行していきます。
 なんとかスマホ依存から抜け出そうと思います。頑張ります。

 そして、おまたせしました。次から本題に入ります。


自分がやりたいことを常に考えておく

 今回のテーマは「やりたいことをスムーズに進めるための順番づくり」ですね。

 よくある「やっておきたい100のこと」とか、あるじゃないですか。
 あれを一度書いてみると、色々と発見があります。
 実際に思索にふけってみると気づきますが、いざ考えてみるとあまり出てきません。
 書いてみるとわかりますが「やるべきタスク」ではないので、本当に「やりたいこと」だけ厳選すると、義務感の伴わない自分の願望って、意外に少ないんですね。

 やりたいこと100って例えで書いたのは、私は愛用している「ジブン手帳 DAYs」にデフォルトで書く欄が用意されていたのを、実際に私が書き込んでみたからです。
 一ヶ月かけて今年やりたいこと100個を考えてみましたが、25個しか思いつきませんでした。ですが、まだまだ考え続けているところです。思いついたら、少しずつ書き足していきます。

 別に全部を今年でやり遂げなくても、できなかったら来年に持ち越すこともできます。今年中に全部できるのが理想ですが、まず「やりたいこと100個考えて」と突然言われても、すぐには思いつかないものなのです。
 まずは「自分が本当にやりたいことってなんだろう?」という抽象的な疑問を、具体化するところからです。

 ちなみに私の「今年やりたい100のこと」には「noteに定期的に記事を投稿する」も含まれています。
 なので書いています。とても楽しい作業です。


やりたいことを細分化する

 大きな目標をやり遂げたいとしたら、まずはやることを分解するといいと、数々の実用書で紹介されています。
 色々なところで目にするということは、それだけ大切なことなのです。
 例えば「温泉旅行に行きたい」という目標があると仮定します。
 まずは細かく分解します。

 行きたい時期のスケジュールを空ける。同行者がいるならスケジュールを合わせる。行き先を決めるためインターネットで検索する。温泉宿をいくつかピックアップする。宿泊プランを決める。持っていくものを用意する。予定に向けて体調を整える。
 このような感じで「温泉旅行」という大きなくくりを、いくつかに分解して、それぞれ攻略していきます。
 くくりがまだ大きいなら、さらに分解していけばいいです。

 私がこの記事で言う「スキマ時間」とは「十五分程度の空き時間」という意味です。
 やりたいことを細分化していけば、一つのスキマ時間にできることが見えてきたり、まとまったスキマ時間にやっておきたいことなども分かってきます。

 ちなみに私は、一つのスキマ時間でこの記事の題材を考え、また別の一つのスキマ時間で目次を考えました。
 大項目と順番を組めば、だいたいのプロットが完成しますね。
 あとはまとまったスキマ時間に、本文を骨組みに肉付けします。


やりやすいように準備する

 やりたいことをやるには、障害を取り除く必要があります。
 例えば温泉旅行について調べるなら、いちいち検索エンジンでサイト名を検索して、旅行予約サイトにアクセスしている時間がもったいないです。

 旅行予約サイトへアクセスしやすいようにブックマークをしておく。またはブラウザのホーム画面のショートカット一覧にURLをピン留めをしておく。温泉旅行についての雑誌を買って常に机の上に広げておく。などなど、いつでも調べられる状況を作っておきます。

 まとまったスキマ時間があればいいですが、そうでないときはこういうわずかな最短距離を一つのスキマ時間に準備しておいて、いつでも情報を探せるようにしておけばあとが楽です。

 ちなみに私は現在、この記事はノートパソコンでnoteを開いて記事を書いていますが、ノートパソコンは居間のソファの横に常に置いています。
 ただし、使い終わったら電源を切っています。そのあと閉じて、電源コードを鞄にしまい、更にノートパソコン本体を袋にしまってから、同じ鞄にしまっておきます。
 使うときはこの逆の手順が必要なわけですね。手間です。しかし、常に鞄は居間の自分の定位置の横にあります。

 以前はスマホで書いていましたが、現在スマホ依存症から脱却を試みているため、noteはパソコンで書くようにしています。
 スマホは手軽で多機能で常に携帯できるため、調べ物をしていると脇道にそれやすいという危険性があります。
 「ノートパソコンを広げて電源を入れる、という一手間をしてでもnoteを書きたい」という気持ちがあるため、常に今の自分の定位置であるソファの横に置いているのです。
 現在の最短のやり方はこれに落ち着いています。色々な障害を取り除いたやり方です。


その「ごほうび時間」に特別感を与える

 まず考えてみると「やりたいことをやれている時間」とはいわば、自分にとってのごほうびです。
 先程から例として挙げている「温泉旅行」なんて、自分へのごほうび以外の何者でもありません。
 数々のタスクを乗り越えた後に待っていると考えれば、すぐやりたくなるのもわかりますが、特別な時間として楽しみたいですよね。

 目につくだけでわくわくするようなことは、カレンダーや手帳に書くときにも特別あつらえで表記すると、面倒なタスクを片付けた後でもやりがいがでてきます。
 ごほうびに関する細分化した準備をするときには、シールを貼ったりカラーペンで色付けしたり、スケジュールアプリを使うならその部分だけ色を変えたりすると、目についたときに気分が上がります。

 むしろ、面倒なタスクを片付けるための餌として、タスクの直後にやるようにするのもいいです。あとでごほうびが待っている、と自分の眼の前に人参をぶら下げるのです。 

 私はnote関連のことをやるときは、午後にやるようにしています。
 午前中にやってしまうと、その日の面白みがすぐ終わってしまうからです。一日頑張ったごほうびとして、noteを書いています。


それしかできない環境に身を置く

 注意力は一度に一つのことに向けたほうが、効率が上がります。
 なにかに集中するときに、気が散らない方法があります。
 余計なことをしないで一つのことに集中できるように、邪魔なものを排除することです。むしろやりたいこと以外のことができないようにしてしまうといいです。
 「それができたら苦労しないわ!」というクレームが聞こえてきそうですね。はい、これにみんな苦労しているわけですね。私もそうです。
 いくつか方法があります。

 家の自室でやる場合。
 テレビを消して布をかけておく。必要なもの以外、机の上のものを一度どこかにしまっておく。スマホや気が散りそうなものを家の別の場所に置いて部屋の鍵を掛ける。ヘッドホンを付ける。など、これらをするだけでも効果があります。

 私は作業中に飲み物や食べ物を用意しておくと「新鮮なうちに飲食しなければ」とか「周囲を汚さないか」とかで気が散ってしまうたちなので、なにかに集中するときは、先に水分補給するかあとで水分補給します。
 夏場どうしても水分補給したほうがいいときは、保存に向いていてこぼす危険性の低い、ペットボトル飲料を用意します。
 

時間を決めてやる

 集中すると気分が乗ってきて、途中でやめたくなくなるときがあります。
 そんなときは力の限りやってしまいがちですが、特に締切が決められていないなら、楽しみはあとに取っておくと、疲れ切ってしまってやりたくなくなるのを防ぐことができます。

 力の限りやると、気力と体力がオーバーヒートして、次にやるときに躊躇してしまう原因になります。
 次の日のパフォーマンスにも影響してくるので、何時間もやったのなら、休むことを考えるのも大切です。
 
 例として『こちら葛飾区亀有公園前派出所』という作品で著名な、漫画家の秋本治氏は、連載三十周年を記念して刊行された『超こち亀』という書籍に掲載された他の漫画家からの寄稿漫画内で、途中でもいつも手を止めて昼休みを取っていることを明かしています。

 彼は週刊少年ジャンプでの連載を一度も落とすことなく、同作品で全200巻刊行を成し遂げたことで有名です。五年後に201巻も発売されていますが、連続で刊行されていたのは200巻ですね。
 驚異的なことです。
 何かを成し遂げるには継続していくことも大切ですが、休憩の大切さがわかる一例ですね。

 私はnoteで一つの記事を肉付けするのに、だいたい二時間~三時間ほどかかるのですが、書いた後はよく休むようにしています。
 書き終わった後の一杯のお茶が、何よりの楽しみです。 
 私は時計を見ながらやったり、タイマーもしくはアラームを仕掛けておいたりして、休憩時間を把握しています。



 やりやすい工夫は色々ありますが、代表的なものを挙げていきました。なんとかやっていきたいですね。
 読者の皆さんに向かって書いているようで、自分に向かって書いている確認記事のようになりましたが、私も定期的にこの記事は見直したいと思います。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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