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二十四節気

七十二候ピアノソロシリーズの第二弾「立夏」をリリースしました。

4月後半にyoutubeチャンネルを開設して五日ごとの暦、七十二候に合わせてピアノソロ曲をアップしていくことにして、その曲たちをこれまた3曲ごとに二十四節気の暦で纏めてデジタルリリースしています。

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普段はアーバンギャルドや戸川純avecおおくぼけい、頭脳警察、肋骨、雨や雨、オケミスなどなどどちらかと言うと言葉が強く、そして表現も強めな音楽をやっています。ソロに関してもバンド編成でやる時はエクスペリメンタルとかプログレと言われるようなちょっと癖のある表現をしています。

さて、聞いていただいてわかる通りこの七十二候、二十四節気のシリーズはもう少し力の抜けたものになっています。ピアノの演奏も難しいテクニックなど使わずシンプルなものを目指しています。これを読んでいただいている方は殆ど普段の活動を知っている方だと思います。普段のおおくぼけいを期待して聞く方にはちょっと肩透かしかもしれません。

これを始めたのは今の新型コロナウイルスによる世界の状況と無縁ではありません。逼迫した状況の中で、今まで以上に色々な考え方がSNSに溢れ、SNSに疲れて離れると今度は孤独に苛まれたり。こういう時に音楽はただただそこから自由でありたい。自分の表現には色々な音楽があるけれど七十二候のピアノは言葉や人物や思想も状況も気にせずに身を任せて静かな気持ちを取り戻せるものでありたい。癒しという言葉は苦手なのですが、あえて言えば癒しでありたい。音楽は無音より静かな静寂を感じさせられるものだと思っています。

毎度違った感じの楽曲なので好みもあると思いますが、これは季節の変化を描いたものでもあるので続けて楽しんでいただきたいという気持ちもありつつも気に入った曲があったら繰り返し聞いていただくのも嬉しいものです。だいぶ先の曲も作曲してあるのですが、正直ただただ綺麗な曲や分かりやすい曲ばかりでは無いと思います。そこはおおくぼけいゆえかもしれません。

Spotify等自分的にあまり馴染みのなかった場所に力を入れてやっております。言葉が無い音楽なので日本だけでなく世界に届いたらなんて夢を描いたりしてます。

何が言いたいかと言うと…多分これ読んでる方はロック好きの方が多いと思うのですけど…もっと沢山の人に聞かれたい…笑




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