けい

アメリカ・カリフォルニア州に住んでいるごく普通の日本人男性です。特に海外に住んでいる目…

けい

アメリカ・カリフォルニア州に住んでいるごく普通の日本人男性です。特に海外に住んでいる目線から新型コロナに関する情報を提供・発信していきたいと考えています。みんなで力を合わせてこの苦境を乗り越えられると信じています。

最近の記事

新型コロナの死亡率ー「インフルエンザの10倍」で済むのか

はじめに新型コロナウイルスは世界中で200万人近くの感染者数を出し、12万人近くの命を奪っているが、未だに分かっていないことが多い。今回の投稿では、新型コロナの死亡率について思うところを書いてみたいと思う。 予めお断りしておきたいが、僕は医師ではないし、医学的な知識はない。従い、新型コロナに関して医学的に何かを断定的に言うことはできないし、言うつもりもない。ここで書かせて頂く内容はその前提でお読み頂けると幸いである。 死亡率は1.0%程度?さて、新型コロナの死亡率である。

    • アンソニー・ファウチ博士

      Dr. Anthony Fauci皆さん、アンソニー・ファウチ博士(Dr. Anthony Fauci)のことをご存知だろうか。 僕は先月まで全く知らなかったが、今では顔を見ない日はほとんどないので、ほとんど自分のおじいちゃんであるかのような錯覚に陥っている笑 このファウチ博士は、アメリカの国立アレルギー感染症研究所(National Institute of Allergy and Infectious Diseases)の所長であり、アメリカの新型コロナ対策タスクフォ

      • (外出禁止 Day 26)新型コロナ速報ーカリフォルニア州ベイエリア

        2020年4月11日。カリフォルニア州サンフランシスコ周辺(ベイエリア)で外出禁止令が出されてから26日が経過した時点での新型コロナの状況を簡単にまとめてご紹介する。 まとめ・新規感染者数はアメリカ全体では未だ増加傾向。但し、若干増加ペースが緩やかになってきた気もする。 ・カリフォルニア州、そしてベイエリアでは外出禁止令が出されてから3週間以上が経過して、新規感染者数はほぼ横ばいになってきたように見える。 ・しかし、全力の外出禁止措置をとっているにもかかわらず、新規感染

        • ニューヨークの医師である友達が新型コロナに感染して思うこと

          昔からの友人の一人がアメリカのニューヨークで医師として働いている。日本で医師資格を取ったのち、こつこつと勉強をして、アメリカの医師資格も取り、渡米。現在はニューヨーク市内の病院で勤めている。 言葉の壁だってあるだろう。競争の激しく、よりストレートな文化の中では緊張感も苦労もあるだろう。その中でも意思と努力によってキャリアを切り拓いてきた。しっかりとした意思の下で前に進んでいける、頼もしい友人の一人である。 そんな友人が新型コロナに感染した。 語弊を恐れずに言うと、驚きは

        新型コロナの死亡率ー「インフルエンザの10倍」で済むのか

        • アンソニー・ファウチ博士

        • (外出禁止 Day 26)新型コロナ速報ーカリフォルニア州ベイエリア

        • ニューヨークの医師である友達が新型コロナに感染して思うこと

          遠隔学習が導入されるまでーカリフォルニア州の事例

          遠隔学習が決まるまでさて、以前の投稿でも書いたが、僕が住んでいるカリフォルニア州のサンフランシスコ周辺(ベイエリア)では、3月17日から外出禁止令が出されている。 これに伴って、僕の子どもたちが通う学区では、3月12日に物理的な登校を取りやめ、3月19日から遠隔学習(Distance Learning)へ切り替えることを決定した。この時点で、カリフォルニア州全体での感染者数は192人、ベイエリア全体で110人であった。 ちょっとさかのぼって確認してみると、学区から初めて新

          遠隔学習が導入されるまでーカリフォルニア州の事例

          外出禁止令のある生活ーカリフォルニア州の事例

          今回は新型コロナの感染拡大を受けた外出禁止令の一例として、現在僕が住んでいるカリフォルニア州のサンフランシスコ周辺(ベイエリア)で出されている外出禁止令の具体的な内容をご紹介したいと思います。 Q. 外出はできるの?A. はい、「生活に必要最低限」の外出はできます。ただし、あくまで「生活に必要最低限」の範囲に限られます。例えば、食料品や生活必需品の買い物などがこれに当たります。このため、「生活に必要最低限」のサービスを提供しているお店(スーパーや薬局など)以外は原則閉まって

          外出禁止令のある生活ーカリフォルニア州の事例

          外出禁止でも二週間で感染者数10倍以上ーカリフォルニア州の状況

          まずは、僕が今住んでいるカリフォルニア州で新型コロナがどのように広がっているのか、そして、どのような対応が取られているのかを、かなりハイレベルでご紹介したいと思う。 カリフォルニア州における感染者数・死者数の推移僕は3月10日からカリフォルニア州における新型コロナのデータを集めて、自分のエクセルに集計している。 これはかなり怪しい行為だと思われるかもしれないとの自覚もあるし、事実、家族からはそのように思われている・言われてもいるが、元を辿ると、どの程度のリスクがあるのかを

          外出禁止でも二週間で感染者数10倍以上ーカリフォルニア州の状況

          海外在住の日本人として新型コロナの情報を共有・発信してみます

          はじめにアメリカのカリフォルニア州に住む30代の男性です。日本の企業に勤めており、海外駐在中の身分です。ごく普通の一般人です。 カリフォルニア州では州全体で外出禁止令が出されているので、2LDKのアパートで家族(妻と子供二人)と一緒に自宅生活をしています。 世界的に新型コロナが猛威を振るうのを見る中で「新型コロナは各国で似た形で猛威を振るう可能性があること」、しかし、その一方で「新型コロナに対する各国の政府や人々の対応が異なること」を感じています。 僕のような一般市民に

          海外在住の日本人として新型コロナの情報を共有・発信してみます