知識は武器か?足かせか?

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小学校教員7年目になりました。

新採用から4→5→3→4→6→5→5と学年を担当しました。

今日は一度振り返りをしようと思います。

1 新採用から5年目まで

 新採用は本当に何もわけもわからず、隣の学年部の先生から教えていただいたことをする日々でした。温かく見守りながら成長させてもらった覚えがあります。研究授業も毎年やってきました。今思えばつたない授業ばかり。

なんであの活動や展開をしてたんだろう...

今振り返るとそんなことばっかりです。授業いつもてんやわんやで大変でした。今もそうかもしれませんが(笑)でもその時期があるからこそ、今があるんだと思えます。今、「なんで?」と思えるのは、

知識=本や研修

で視座を高めようとし続けてきたからこそだと思います。

 今自宅にはたくさんの教育書があります。国語をはじめ、各教科、学級経営まで、多岐にわたる本を読んできたからこそ、今の自分があると思っています。

 その結果かどうかはわかりませんが、3年目には体育主任や、6年目には研究主任を任せていただきました。管理職がどう思っているかはわかりませんが、分掌を任せていただけるというのはうれしいことです。自分なりに頑張ってきました。

 知識があることで、子供たちとのかかわり方や、学級経営のスキル、授業での展開の仕方などを学ぶことができました。授業も自分なりに、展開を考えられるようになりました。

「ああ、この授業はこうしたら、授業が流れるな」と考えられるようになりました。自分なりに成長したなとは思います。

2 6年目~異動~7年目

 6年目は研究主任として先生方の授業研をみさせていただいて、とても楽しい1年を送りました。

 7年目になり、異動して新天地に入りました。

 6年目と同じように5年生。ああ、これなら大丈夫だな。と思えています。でもこのままでいいのかなという気持ちがあります。

 新採用の頃のように、子供たちの反応は見えているのかな?
 この程度でいいやと自分はなってないかな?

 今までつけてきた知識や経験が安心材料になって、自分を成長させる足かせになっているんじゃないのかな?

と思う時があります。

教員にとっては、何度も教えたことのある教科でも、子供たちにとってその1年間は初めて出会う学習ばかりです。

 前にある程度うまくいったからとはいえ、今見ている子供たちにその学習展開がフィットしているものとは限りません。1から考える必要はないとはいえ、しっかりと実態に沿った授業展開をしていくべきです。

だから本を読み続けます。

本を読み、さらに視座を高めることで、新たな見方ができるようになる。考え方ができるようなる。

自分を成長させるには、

「違和感をヨロコンブ!」 by 鴨頭嘉人さん

3 これから

 いよいよ2学期がそろそろ始まります。自分がこれから大切にしたいのは

「振り返り」

 今までは本で読んだことの実践しっぱなし、読みっぱなしで終わってしまうことが多かったと思います。それでは、やはり腹に落ちていかないなと実感しています。

 Twitter、Instagramなどではキラキラした実践がたくさんあります。うらやましくなるばかりです。しかしそれを見続けていると自分に嫌気がさしてきます。

 でも逆に最近では、「失敗から学ぶ」のような本もでてきました。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」著書 ノムラの教え 弱者の戦略99の名言より

失敗からはたくさんのことが学べるはずです。

しかし失敗も振り返らなければなにも、成長にはつながりません。

だからこそ、これからは失敗もたくさん書いていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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