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夏休み、中・高生の子供たちにも読んで欲しい「ビジネス書」3選

夏休みは、子供たち(中・高生)の読書に最適な時期です。

多くの親が、子供たちが楽しむだけではなく、学びも得られる書籍を読んで欲しいと考えるのではないでしょうか。

本記事では、特にビジネス書を通じて子供たちの問題解決能力や経済常識を育てる方法を提案します。

親子で一緒に読める、ビジネス書の選び方とおすすめの書籍を紹介します。

親子で共に成長できる一冊を見つけてみませんか?


☀この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です☀
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子供向けビジネス書の選び方

子供向けのビジネス書を選ぶ基準として、まず考えるべきはその「読みやすさ」です。

子供たちに適したビジネス書は、難解な専門用語を避け、分かりやすい表現を用いているものを選ぶべきでしょう。

また、イラストや図解を多用してポイントを視覚的に説明している方が、子供たちも読みやすいはずです。

子供は大人よりも経験が少ないため、イメージできるものが限られます。

そのため、小説のようなストーリー性を持つものや、マンガ形式などの方が頭の中に入りやすいと思います。

子供たちの関心を引きつける要素、例えば「将来」や「人生」といった思春期に自然と考えてしまうようなテーマも大事でしょう。


子供に何を学んで欲しいか?

私がビジネス書を通じて子供たちに特に学んで欲しいのは「問題解決能力」と「経済常識」です。

例えば、「リーダーシップ」や「チームワーク」といった社会人として必要な一部のスキルは、学校生活や部活動、アルバイトなどにおいて自然に学べるはずです。

そのため、普段の生活で直面しても敬遠しがちなテーマに焦点を当てた書籍を読んで欲しいと思います。

優れたビジネス書は、教科書や参考書のように「解答」が載っているわけではありません

自分で考え、答えを導き出すプロセスをサポートするような書籍が理想です。


親子で楽しむビジネス書の魅力

親子で一緒にビジネス書を読むのは、コミュニケーションの一環としても非常に価値があると考えます。

子供たちは大人たちが直面している課題などについて理解を深めることができるのではないでしょうか。

逆に、親は子供たちの意見から新たな解決策を発見をするかもしれません。

また、ビジネス書から学んだ知識を日常生活に応用する方法について、家族で話し合うのもコミュニケーションとして有効だと考えます。


おすすめビジネス書3選

私が考える「子供向けビジネス書」を3つ紹介します。

なお、今回紹介する書籍はAmazonが8月8日(木) 23時59分まで開催している【最大50%ポイント還元】のKindle電子書籍キャンペーンで全て販売されています。

実質、半額で購入できるので大変お得なキャンペーンだと思います。


『きみのお金は誰のため』 田内学

田内学の『きみのお金は誰のため』は、ビジネス書グランプリ2024で総合グランプリ第1位を受賞するに足る作品です。

この本は、お金と経済の基本概念を、日常生活と密接に関連させて解説しています。

特に、社会の仕組みと個人の財務管理の相互関係に焦点を当て、読者に理解しやすい形で提示されています。

著者は、物語形式を採用し、架空のボスキャラクターを通じて、財務知識の重要性や、それが個人の生活や社会全体にどのように影響を与えるかを語るような構成です。

このアプローチは、ビジネス書が初めての人々にとっても、親しみやすく理解しやすいと思います。

この書籍の良さは、複雑な経済理論などを、具体的で日常的な例を用いて説明している点にあります。

お金に関する意思決定がどのようにして個人の価値観や生活に影響を与えるのか、そしてそれが大きな経済システムにどう影響するのか、大人が読んでも分かりやすいと思います。

また、実生活で応用可能な知識などを提供してくれるので、多くの人にとって実用的なガイドとなっているのではないでしょうか。

『きみのお金は誰のため』は、お金と社会の関係を解き明かす洞察に富んだ一冊であり、すべての年齢層の読者に推薦できる作品と考えます。

子供から、日々の金銭管理に役立てたい大人まで、幅広く役立つ知識が詰まっています。


『まんがでわかる LIFE SHIFT』 リンダ・グラットン

『まんがでわかる LIFE SHIFT―100年時代の人生戦略』は、リンダ・グラットンとアンドリュー・スコットの共著のビジネス書で数年前に大ベストセラーになりました。

本書は100年という長期間を生きる時代に「どう生きるか」というテーマをわかりやすく解説しています。

長寿化が進む現代社会において、人生の多様なステージにおける戦略を考えるためのガイドブックとして有益な一冊といえます。

マンガという形式を採用しているため、抽象的で複雑な概念も視覚的に理解しやすくなっています。

各章では、キャリアの形成、健康管理、学び続ける重要性、そして人間関係の構築といった、長い人生を豊かにするための要素が網羅的にテーマとして扱われています

特に注目すべきは、著者たちが提案する「マルチステージの人生」というコンセプトです。

これは、教育、仕事、引退という従来の3段階の人生モデルを超え、柔軟性を持って多様な生き方を模索するアイデアを提供してくれます。

本書は、自身の人生において何を大切にし、どのように時間を配分するのが最適か、を再考するきっかけになると思います。

これからの時代を生きる全ての世代に対して、自らのライフスタイルを設計するためのインスピレーションを提供するため、子供たちが読むにも最適なビジネス書でしょう。

また、現代の働き方、学び方、そして生き方についての理解を深めたいと考えている大人にとっても非常に価値がある一冊だと考えます。


『13歳から鍛える具体と抽象』 細谷功

『13歳から鍛える具体と抽象』は、東大出身のコンサルタントである細谷功による思考スキルの向上を目指すビジネス書です。

この本は、若いうちから論理的思考を鍛える方法を提案しています。

未来を作る子供たちが、問題解決の基礎を学ぶ一冊だと思います。

本書は、具体的な事例と抽象的な概念の間のつながりをどのように見出し、これらを使って複雑な問題をどのように解析するかを丁寧に解説しています。

また、具体的な練習問題も豊富に取り入れられており、実践にも役立つように工夫されています。

本書は、思考力だけでなく、クリティカルシンキングを含む広範なスキル習得のサポートもしてくれる構成になっています。

論理的思考が苦手な大人が読んでも有益な一冊だと思います。

子供たちの教育に新たな視点をもたらす一冊です。


まとめ

ビジネス書は子供たちの問題解決能力や経済常識を養うための良いツールだと思います。

本記事では、親子で楽しめるビジネス書の選び方とおすすめの書籍を紹介しました。

マンガ形式のものなど、視覚的にも理解しやすい書籍をおすすめしてみました。

今回紹介した書籍は、子供たちにも理解しやすく、親子でのコミュニケーションのきっかけとしても最適だと考えます。

この夏、親子で一緒に学んでみてはいかがでしょうか。

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