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【輸送用機器】ヤマハ発動機の企業分析&クイズ #57

前書き

就活生や株式投資向けの企業研究をどこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は輸送用機器メーカーの「ヤマハ発動機」を取り上げます。
ちなみに音楽楽器などのヤマハも既に作成しています。
ヤマハ発動機とヤマハはお互いの株式を持ち合う関係で、お互いの取締役会にも社長を社外取締役として送っているイメージです。

元々はヤマハが源流でそこからヤマハ発動機が独立したようなイメージです。
ヤマハ発動機は海外売上比率9割超えとかなりグローバルなメーカーです。
180ヶ国以上で製品を販売していることからも世界各国で存在感があると言えそうです。
海外にも従業員数が1,000名を超える子会社を複数持っています。
特に規模が大きいのはアメリカ、インドネシア、オランダの子会社です。
ビジネス領域はバイク(二輪)、船外機などのマリン、産業用ロボットやドローンなどのロボティクス、その他事業ではゴルフカーを製造しています。
ゴルフにハマってこんなところにもヤマハ発動機が!となるかもしれません。

社長の日髙氏の二輪車の未来というインタビューがあり、単純な売上の追求だけでなく環境という意味でのサステナビリティも重視していることが分かります。
社長はフランスの工場で調達部門など海外赴任の経験もあり、国際派の社長のようです。
海外経験として入社4年目までに海外出張など含め、海外経験を積むチャンスもありそうです。
そして海外駐在人数は423名、53ヶ所となっています。
輸送用機器メーカーではダントツの人数の多さとなっています。
海外駐在人数は完成車メーカーだとトヨタ自動車や本田技研工業が2,000名前後、それ以外の日産自動車やスズキなどが500名なので、充分な多さです。


内容について

最終面接など就活や転職、合わせて株式投資などに使える企業分析対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールほか幅広くまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の助けとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げします。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
後半部分では会計クイズを10コ×2セット用意しています。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う時間を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
一度購入して頂き、しっかり内容を読み込めば同じやり方で他の企業の分析もできるようになるはずです。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なもので経理マンの視点でまとめています。
逆質問にも活用できる内容なので、ご自身の意向に合わせ考えて頂くとその部分でもプラスになるはずです。

ちなみに万が一この記事を削除したとしても、記事そのものは購入した方に限り閲覧が可能です。

https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360011270754

なお本noteは情報の提供を目的としており、本資料による何らかの投資行動などを勧誘するものではありません。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。

1.基本情報

ヤマハ発動機株式会社
設立:1955年
連結従業員数 : 53,700名、単体 : 10,400名
本社:静岡県磐田市
ホワイト指数(10点満点):9
求める人材:会社と対等の関係の中で価値を高められる人
表現が独自と言える

クイズのサンプル
ヤマハ発動機が2024年に向けて強化を進めている成長事業はどれか?
A. 電動アシスト自転車事業
B. 半導体製造事業
C. ゴルフカー事業

※回答は本編にて

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