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小指、どうしてますか?

こんにちは♬
noteをお休みしている間に、色んな方に「note読んでるよ!」とか記事を読んで励まされたよって言ってくださる方がいてnote続けてよかったなあと思っているいわたです。
できるだけ色んなことを書いていきたいと思いますので末永くよろしくお願いいたします〜!


さて、引っ越し関係の記事はまたもう少し環境が整ってからにするとして、久しぶりにちょっと楽器の話題です。
(しかもトランペットに限定する内容なので興味のない方はスルーしてください)


皆さんは、楽器を吹いているとき、右手の小指はどこにありますか?
指掛けに引っ掛けていますか?
それともフリーな状態ですか?

私は、両方です。
でも、主にフリーにしているようにしています。

同時に、右手の親指はどこにいますか?
親指の付け根がグッとマウスパイプを支えるようになっていますか?
それとも他の場所にいますか?

私は1番バルブと2番バルブの間に親指の指先がある状態にしています。
片手で演奏するときは前者のように親指の付け根がグッと入り込んでいます。ちなみに片手演奏のときは小指は指掛けにいます。


レッスンをしていると、小指をしっかり指掛けにかけている生徒さんは多いです。
同時に、親指も付け根までグッと入っている方も多く見受けられます。
私は自分の生徒さんのレッスンのとき、できるだけそれをやめるように指示しています。
小指は常にフリーな状態でいるように言っています。

余談ですが先日、DIY中に右手の中指を怪我しまして(^_^;)
木材にワックスをかけて磨いていたら、厚手の軍手もしてたんですが、見事に木材のささくれが右手中指の指先を貫通しまして。
抜けないぐらい深く刺さってしまったので仕方なく救急に行きまして、中指に局部麻酔をして棘を抜いてもらったのですね。
で、今はだいぶ良くなっているのですが、それから1週間ぐらい右手の他の指が痛かったり痺れていたりして、原因を考えたんですけど多分麻酔の針の当たりどころがちょっと他の指の神経に触ったのかなあと。
手の神経の図をネットなんかで見てもらえるとわかるんですが、中指の神経って薬指とつながってるんですよね。
ちなみに薬指と小指の神経も繋がってます。
そんな訳で、中指の付け根に麻酔針を刺してからというもの、どうも右手の中指と薬指の先が痺れてるんですよねえ〜。まあ、だんだん良くなっているのでそのうち治ると思います。治らなかったら病院行きます(笑)

閑話休題、そんな訳で指の神経って繋がっているのでひとつの指の行動が他の指に影響を与えることがあるってことなんですよ。

で、話を元に戻しますけど、小指をグッと指掛けにかけてしまうと、それと繋がっている薬指の動きが鈍くなりやすいんです。
フィンガリングにおいて、薬指の動きというのはいつも悩みのタネになりがちですが、それが小指のせいである可能性が高いのではないかな?と思うのです。

ただし、そこで小指を離しても、親指がどこの位置にあるかというのが関わってきます。
親指、小指以外の3本の指が安定して動かせる位置に親指を持ってこなくてはなりません。

なので、私の場合は1番バルブと2番バルブの間に親指を差し込むような形にして、マウスパイプをグッと下から支えるようにします※写真参照

親指のお腹側がマウスパイプを支えるようにしています。
構えるとこんな感じ。

親指とバルブを押す指でギュッと挟み込むような感じになります。
もちろん小指は浮いています。

ただし、これは万人がいいという方法ではないことだけ覚えていてください。
というのも、手の大きさや、指の長さ、筋肉の発達度合などでも違いますから、こうでなくてもうまくパフォーマンスできている人もたくさん知っているからです。

女性や小中学生、薬指がうまく動かないという方にはおすすめします♬

動画です。※自宅なのでミュート付きです。音質悪いです。

なんとなーく、なんとなーくかもしれませんが(笑)
小指をフリーにしている方が薬指の動きがいいのがわかるでしょうか・・・?
特にバルブをまっすぐ押さえられてるという意味だけでも全然違うと思います。(一度押さえ方が悪くてバルブをダメにしてしまっているので。。。)

薬指の動きに悩んでる方は、是非小指をフリーにするのをやってみてください〜。パフォーマンスがかなり上がると思います。
そのときには親指の位置に気をつけてみてください。
グッと根本まで入った状態のまま小指をフリーにすると不安定になるので。

フィンガリングの話はまた書きますね。

ではまた。ばいば〜い!

トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬