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20231214_話を具体化する時に意識すべきこと_いつも話が浅い人_なぜか話が深い人_紹介と感想7


はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い」人』齋藤孝
です。

内容と感想

 前回の記事では"考え抜く力が「本質」へと導いてくれる"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"実は誰もが、深いエピソードをもっている"の部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 話をエピソード等にして具体化する力は、話を深い方向に推進するきっかけとなる。自分の深い部分が変化した時のエピソードやそこから得た気づきを具体的に伝えると深みを増すことに繋がる。ちょっとした機会に誰かに話してみることでどのようなエピソードが良いのかが見えてくる。小さな変化であったとしてもリアルで具体的な変化が相手に届くことがある。
 人の経験数には限度があるので、自分自身のエピソードだけ頼っていると限りがあるもの。古典や著名人、自身の経験の中で自分以外の人の言動も使えると良い。第三者のエピソードを取り入れることで自慢話のようにならず、聞いている側も受け入れやすくなる。

感想

 本質などは抽象的なものだったとしても、人に伝える際には具体的な内容にした方が伝わりやすいのだと思います。本の中では自分の変化の要因をエピソードとして取り入れた場合と、取り入れなかった場合のスピーチ内容の例が記載されていて、わかりやすかったです。
 個人的にも、自分が"気づきを得た瞬間"や"考えや価値観が変わったタイミング"のエピソードは深い話に繋がりやすいと思いました。どんな人でも価値観や考えが何かしら変わったタイミングを経験しているのだと思います。すぐに思い出せないとしても何かしら大事にしている価値観などがあり、そこに至る経験などがあるのだと思います。なので人それぞれ"具体的なエピソード"や"気づき"の内容が違ったとしても、共感しやすいのだと思いました。いきなり深い話のためのエピソードを探そうとすると、ハードルが上がってしまうと思います。まずは些細な"気づき"の変化に照準を当て、考えてみると良いと思いました。
 自分以外の人を主人公にしたエピソードというのは個人的にも良いと思いました。全てを自分自身を主人公にした経験にしてしまうと限りがあるというのはその通りだと思います。古典や第三者を中心にしたエピソードを取り入れ得ることで、話の数や幅を広げることができると思います。自慢話のようにならず、相手も受け入れやすいという点も大きなメリットだと思います。会話をする上で最終的には"相手がどのように受け取るか?"という点が重要だと思います。相手が受け入れやすいエピソードを考え選択する事も重要なスキルだと思います。様々な人のエピソードを集め、相手に最も伝わりやすい話を選択できる人を目指すことができると良いと思いました。

最後に

 "気づきを得た瞬間"や"考えや価値観が変わった具体的なエピソード"を話すことで相手にも伝わりやすくなると思います。自分以外の人を主役としたエピソードも取り入れることで、相手が最も受け入れやすい話を提供できる人を目指していけると良いと思いました。
 多くの具体的なエピソードを蓄積し、相手が最も受け入れやすい話を提供できる人を共に目指していきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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