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 みなさまお久しぶりです。川上から引き継ぎました、2年の島田亘です。前回ブログを投稿したのは今年の3月だったのでまだ1年生の時でした。無事2年生に進級することができ、つい先日春学期の期末試験を終えました。いよいよ夏休み、”本格的な走り込みの夏”に突入していきます。

 夏合宿を目前に、慶應競走部長距離ブロックは休養期間として解散(オフ)期間が設けられているのですが、日吉や三田キャンパスに通う人は昨年に引き続きテスト期間が重なってしまいました。テストがある人たちにとってはオフなようで実質的なオフにはならない期間で、地方組のオフ期間の満喫具合がとても羨ましい限りでした。私自身テスト自体は少し早めに終わったものの、どこかに旅行に行ったりはできず、普段できないちょっとしたことをしました。例えば、思う存分寝たりたくさんゲームをしたりご飯に行ったり…。インドアなオフ期間になってしまったので、来年はどこかに出かけたりしたいですね。



 前置きはここまで。今回の私のブログをはじめるにあたり、読んでくださっている方に向けてある質問をしたいと思います。それは、

あなたにとってヒーロー(ヒロイン)ってなんですか?
そして、あなたにとってのヒーロー(ヒロイン)は誰ですか?

です。いきなりすぎるかもしれませんが、ここで少し立ち止まって考えてみてください。深く考えず、本当に軽くで大丈夫です。なんとなくでもイメージが出来た方、それではさっそく本題に進んでいきましょう。毎回のことですが、深追いせずに軽い気持ちで読んでいただけると幸いです。

 それでは今回の目次です。



ヒーロー(ヒロイン)ってなんだろう


 さて、先ほどのこの質問。みなさんは一体どんな風に考えたでしょうか。
ヒーロー(ヒロイン)について、日本語の辞書で見てみると次のように説明されています。

①英雄。勇者。
②小説・戯曲などの男の主人公。
③特に活躍した人。立役者。

精選版 日本国語大辞典「ヒーロー」より一部抜粋

どうでしょう、あたりまえですがいわゆるヒーロー一般の説明といったところですね。みなさんに一緒に考えてもらったヒーローも、おそらくですがだいたいこの説明通りだったのではないでしょうか。

 ただ今回の私のブログで扱っていくヒーロー(ヒロイン)の定義は少しだけ違います。今回私のブログで扱っていくヒーロー(ヒロイン)の定義は、今の自分の生き方に影響を与えてくれた憧れの人小さい頃から今に至るまでで自分の行動指標になっている人です。この定義、どちらかといえば最近話題の「ロールモデル」の説明に似ているかもしれませんね、というかそのまんまでした笑

 ちなみにロールモデルは、

自分にとって、具体的な行動や考え方の規範となる人物のこと。

人事労務用辞典より引用

を指すようです。


自分にとってのヒーロー


 ここまでは「ヒーロー(ヒロイン)ってなんだろう」について考えてきました。次は「あなたにとってのヒーロー(ヒロイン)は誰ですか?」について考えていきたいと思います。

 まず、読んでくださっているみなさまの思うヒーロー(ヒロイン)は誰でしょうか。男性の方であれば、ヒーローと聞いて思い浮かべるのは小さい頃に観ていたであろう仮面ライダー戦隊モノアニメや漫画・ゲームの主人公などが多いのかもしれません。現実世界のスポーツ選手アイドルなんかもヒーローに入れてしまう方もいらっしゃると思います。一方の女性の方であれば、少女漫画やアニメの主人公アイドル女優を思い浮かべる方が多いでしょうか。

 人間十人十色、ヒーロー(ヒロイン)はその人次第ですし、自分にとってのヒーローが何人いても私自身なんの問題もないと思います。そのヒーローから多くのことを受け取って価値観を広げていくこと、それがより自分の生き方を明るいものにしてくれると思います。

 ここからは自分の、島田亘のヒーローについて書いていこうと思います。自分の中のヒーローは何人かいるのですが、上述の通り、自分も男性なので小さい頃に観た仮面ライダーやアニメや漫画の主人公の影響を少なからず受けています。

仮面ライダーカブト


 まず挙げられるのは『仮面ライダーカブト』です。『仮面ライダーカブト』は私が生まれてから3年後の2006年から2007年まで放映されていた平成の仮面ライダー作品の1つで、特に主人公の天道総司(俳優:水嶋ヒロ、SFC環境情報学部卒)の生き様とそこからくるカッコよさに心を惹かれました。仮面ライダーの中でも意味わかんないくらいに強い、そこも魅力の1つです。その天道の決め台詞は、

おばあちゃんは言っていた。オレは天の道を征き、総てを司る男。天道総司だ。

天道総司|仮面ライダー図鑑|東映 より

もちろん当時の自分はそんなことを思って観ていなかったと思うのですが、いま思い返してみたりYouTubeなどでカブトをふと観ると本当に「かっこいい、こんな人になりたい」と思わせてくれます。

仮面ライダーカブト
『仮面ライダーカブト』の主人公であり、カブトの変身者天道総司


ドラクエの勇者


 次に、このブログの冒頭でオフ期間についてふれた際、私のオフ期間の過ごし方で「…たくさんゲームをしたり…」と書かせていただきました。普段あまりゲームをしない私ですが、いくつかハマったゲームがあります。それは『ドラゴンクエスト』通称:ドラクエ(以下ドラクエ)、です。ご存知の方も多いと思いますが、ドラクエはゲームのプレイヤー自身がゲームの主人公になりきり、ゲーム内の世界の出来事を体験するというコンセプトのRPGゲームです。

 それぞれのシリーズで物語が異なり、例えば魔王を倒して世界を救ったり、天使として世界の人々の願いを叶え平和をもたらしたり…と様々なお話になっています。

 このシリーズで一貫して言えるのは、目標、目的は違えど本質的には誰かのために自分が活躍すること、です。主人公は勇者として誰かの悩みを聞いて助けてあげたり、魔王を倒して世界を救ったりしますがこれらはすべて、誰かの希望の光に、そして勇気になろうとしているのだと思います。ドラクエというゲームの勇者も、自分にとってのヒーローであり、インスピレーションうけている存在だと思います。

『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』の主人公


X1

 最後に、自分の中にヒーローとして思い浮かぶものはX1というK-popアイドルです。「またK-popかよ」と思った方、その通りです。私がK-pop好きなのは周知の事実だと思うのでそこまで多くは語りませんが、このX1は韓国のオーディション番組を経て結成された11人組の男性アイドルグループです。当時高校生だった自分がK-popの男性グループにハマったのはおそらく初めてのことだったと思います。デビュー曲である『FLASH』は大事なポイント練習の前やレース前の気分爆上げソングになっています。気になった方は、ぜひ聴いてみてください。

 現在X1は解散してしまっていますが、当時のX1の人気はものすごく、世界中の人たちから注目され、そして応援されていました。洗練された容姿と圧倒的な歌唱力、一糸乱れぬダンスで多くの人々を魅了することが出来る。自分だけでなく、多くの人たちにとってX1はヒーローであり、憧れになっていたと思います。こんな人たちになってみたい、そう思わせてくれる本当にかっこいいグループでした。

X1


誰かのヒーローになるために


 ここまで島田亘のヒーローについて語ってきました。自分も叶うのであれば、天道総司のように仮面ライダーになり誰かの憧れになってみたいですし、ある日突然勇者としての名を受けて魔王を倒し世界を救ってみたい。はたまた、アイドルになってたくさんの人の前で歌って踊り、元気を与えたいなどなど、ヒーローになってみたいと思っています。しかし、現実的に考えると今から自分が仮面ライダーになったり、勇者になったり、アイドルになったりすることは難しいと思います。

 こういったカッコよすぎるヒーローになることはできなくても、誰かに勇気や元気を与えられるヒーロー的な存在になりたい。そんな存在になるために、今の自分に1番合っているのがおそらく「箱根駅伝を走ること」だと思います。綺麗ごとかもしれませんが、何も言わないよりかはいいと思っています。私自身、慶應競走部長距離ブロックの先輩である田島さんや木村さん、安倍さんのように大きな実績は何一つありませんが、そんな素晴らしい先輩方の力を借りて、チーム慶應として箱根駅伝に出場することで応援してくださっているすべての人々に力や勇気を与えることが出来るヒーローになることができると思っています。


箱根予選会スタート前の様子


茶化したりしないで本当の 捨て去ったネガティブ最善を
理由がいるなら後にする 仲間と茨の道を行く
時間に限りある don't you know 全てを賭けて信じ切る My load
NoNoNo Don't worry 奪うより与える

INI / HERO のラストフレーズ

 最後に、これは私がよく聴くINI(アイエヌアイ)という男性アイドルグループの『HERO』という曲の1番好きな部分です。この曲ももちろん練習前や試合前に聴く気分ぶち上げソングの1つ。今の自分たちにこの歌詞を照らしあわせると、より一層この曲の良さが伝わってきます。

 ”自分たちが目指す慶應の箱根路復活を茶化したりしないで、後ろ向きにならずポジティブで最善を、そして全力を尽くす。理由なんてない構わずに前に進み、慶應長距離一丸となって箱根路復活という茨の道を行く。時間に限りがあるからこそ、今の自分を全て賭け、コーチである保科さんを、仲間を、そして自分の道を信じる。誰かの夢を奪うのではなく、夢や勇気、力を与えるヒーローになるぞ”、と。


INI / HERO

 誰かのヒーローになることができるように、この夏を全力で乗り越え、予選会まで走り抜けたいと思います。


 長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださったみなさま本当にありがとうございました。みなさんのヒーロー(ヒロイン)、機会があったらぜひ聞いてみたいと思います。最後の『HERO』もぜひ聴いてみてください。

 次はオフ期間を満喫しすぎてしまっていろいろあった鈴木太陽です。頼んだよ太陽!!

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