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わくわくどきどきはたち!

20歳。年を重ねるにつれて体感時間が短くなっていくというのはその通りで気づけば大学生活も半分を過ぎようとしている。大学に入学して2年、何か成長したのだろうか。その答えはわからないけれど、ひとつだけ、価値観は変わったと思う。

小学生の頃から野球をやっていて、父に嫌々ながら練習させられる日々が続いていた。試合で結果が出なかった日には家に帰ってからまた練習させられて。結果こそがすべてだと思っていた。どんなに練習しても試合でそれが発揮できないと意味がないと。しかし最近になって少し考え方が変わった。もちろん試合に勝つために練習をしている。それに変わりはないのだが、結果を出すことだけしか考えていないとだめだなと。色々な人がいる。どんなに結果を残しても驕らず常に謙虚な姿勢を持ち続ける人、ちょっと結果が良かっただけで自分は優れていると思い込み他人を見下す人。態度というのは結果以上に重要であると最近は思う。人生において人間関係とは最も大切なものだと考えている。やはり他人とのコミュニケーションは働くうえでも、プライベートでも必要なものである。それを考えると、いくら結果を出しても人を見下すような態度をとっていては人生は荒んでいくのだろうと思う。

また、そのような驕った態度ではさらなる成長が望めないだろう。ちょっとした勝負に勝って思い上がっているようではさらに上の存在に勝てることはないだろうし、今勝てたからといって油断しているようでは次は負けるかもしれない。常に謙虚に。敵味方関係なく敬意を払うことは必要である。というより敬意を払えないような人間は何をやってもうまくいかないだろう。目に見えているものがすべてだと思わないこと。結果だけにとらわれていると勝てるものも勝てなくなる。勝つための最適解は自分のことに集中することだ。他人と比べて自分が足りないことを見つけたり、自分が得意なことを見つけたりすることは必要だ。しかしそれを事実として確認するだけで、相手を見下してはいけないし、必要以上に上に見なくてもいい。これからの行動次第で勝ちも負けもする相手だと考えること。

これは勝負事に限ったことではないと考えている。他人と接するときは敬意をもって、たとえそれが家族であっても、友人であっても、先輩や後輩であっても。今や世界的大スターで多くの人から応援されている大谷翔平選手の人間性を見て、そんなことを思った。今のカヌー部門は応援されるチームを目指しているらしい。応援される人とはどんな人か、考えてみたくて書き連ねてみた。まだまだ人生経験も少なく浅はかだけれど、20年間生きてきて至った考え。

誰に対しても敬意をもって接し、驕らず謙虚に。これが自分の目指す人間像であり、自分の考える応援される人だ。

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