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お別れブログ伊原菜々穂さん

ちは、3年の永田です!

ななほさんのお別れブログの締め切りを過ぎてもう1週間になります。

広報係の長谷川と神谷からは怒られていますが、ななほさんだからこそ書く内容を選べず、書き直しを繰り返してます。許してください。

さて
僕が今回紹介するのは伊原ななほさんです。

ななほさんを知らない方に説明すると、と書こうと思いましたが、多分慶應内でななほさんのことを知らない人の方が少ない。と思います。
ななほさんの名前を聞く機会はとても多いです。よく初対面の慶応生と話す時「え、〜の知り合いなの?」から始まる会話があると思います。そこでななほさんの名前に何度お世話になったことか。僕の中学の同級生と再開した時や高校の同級生と話す際にななほさんの名前が出てきたり、挙げ句の果てには、先日体育会本部の局員の人とインカレの結果報告のため畏まった面接をしてきたのですが、それまで厳かにしていた面接官から最後に一言、「伊原ななほ、元気?」と聞かれました。それ程ななほさんの人脈は広いです

そして、ななほさんは知られているだけではなく、知らしめる部分で最も慶應カヌーに貢献していました。ななほさんが最も注力したのはインスタです。ななほさんの画像編集能力のお陰でカヌー部門を華やかな団体に見せることに成功させました。僕が覚えている技術の一つは「荒川映え」です。荒川の水の色は写真で撮影するとなんとも言えない汚い色味になります。しかし、ななほさんの手にかかれば荒川も沖縄の海のような雰囲気に変化させます。慶應カヌーのインスタのフォロワー数もそうしたななほさんのこだわりの賜物です。そして現在、その技術はAdobe隊というななほさんに弟子入りしたカヌー部員によって引き継がれており、日々研究会が行われているようです。

沖縄の海にて撮影

そしてななほさんといえばとにかく笑っているところが素敵です。
僕はななほさんほど笑っている人を見たことないです。夏の練習で皆んな疲れ切って話す気力がない時、ななほさんが艇庫飯を食べているとそこによこしゅんさんや恒川さんやまなみさんが加わって自然と輪ができて、楽しそうにご飯を食べていいる光景をよく見かけました。
そんな明るい雰囲気からか、ななほさんは部員の相談相手になることが多く、その明るさに救われてきた部員も少なくないと思います。女子寮でもマネ部屋でも色々な人の相談相手になっていたそうです。かくいう僕も4号部屋という一緒の掃除場所を担当していたので、よく愚痴を聞いてもらいました。ななほさんの雰囲気のお陰からか4号部屋掃除は一年生の愚痴を聞きながら、たまに落ち込んでいる人の心のケアの場所になっていだと思います。

ななほさんに相談しに来た廊下掃除の坊主

また、ななほさんは料理上手という一面もあります。一時期は創作料理を行なっており、僕もななほさんの唐揚げを食べたことがありますが、油が少なくさっぱりとしていて尚且つ衣がサクサクでとっても美味しかったです。選手のためを思って普段の艇庫飯を作る際にも油の量を考えてくれたり、より多くの人に食べてもらえるように艇庫飯の見た目にこだわったりと、細かいところに手を抜かない人でした。また、ビデオ撮影の際にも他大学のビデオまで撮影してくれたり、試合や練習も最新の高級なビデオカメラで撮影して下さり、選手の身としてとてもありがたい気遣いばかりでした。そうした心配りやこだわりが日常生活にまで及んでいるからか、夜遅くまで自分の作業することが多く、常に夜ふかしをしていたように思えます。そして夜更かしのせいで毎朝女子寮から艇庫までギリギリの時間を攻めて自転車通学をしていました。しかし、そこで鍛えあげられた脚力によって、タイムトライアルの伴走では異常な速さを発揮して活躍していました。

こんなすごいエピソードだらけのななほさんですが、エネルギー源が常にエナジードリンクとポテチでした。超細部にまでこだわる熱量や、タイムトライアルでの伴走のスピードがエナジードリンクとポテチで生み出されているというのは不思議ですね。

エネルギー補給中

色んな人脈があり、なにかとカヌー部門以外の活動も目立つななほさんなので、引退してしまったらカヌー部門のことを忘れてしまうかもと思っていましたが、「来年のインカレも見に行くからね〜」と言って下さったのはとても嬉しかったです。また、今年の海の森で会えるのを楽しみにしています。4年間お疲れ様でした。

最後にななほさんの熱烈なファン?である1年の福田にななほさんの写真をもらったのですが、載せきれなかったのでその熱意の証だけでもここに載せようと思います。

#慶應  #カヌー #大学 #スポーツ#エナジードリンク

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