見出し画像

お別れnote〜知里さん編〜

ちは!3年漕手の安河内です。
11月も半ばとなり、極寒の恐怖に怯え始める時期になりましたね。僕は暑がりなくせに寒いのが得意でもないので、今から冬の練習が怖くて仕方ないです、、、

ところで、あれ、前も書いてなかった?って思った方もいるのではないでしょうか?
そうなんです。
誠に僭越ながら2人分のお別れブログを担当させて頂いております。
前回のブログを読んだ部員からは(笑)使いすぎとの厳しいご指摘を受けたので、今回は(笑)を使うことに逃げずに書いていきたいと思います。

さて、今回担当させて頂くのは、「カヌー部門の裏主将」、はたまた「艇庫のカイ・グリーン」、「艇庫一女子力が高い漢」などなど、数々の呼び名を持つ藤田知里さんです。

僕にとって知里さんは部活だけでなく、プライベートでも大変お世話になった先輩です。そんな知里さんについて僕なりに書かせて頂きます。

最後までお付き合いして頂けると幸いです。

「天性のカヌーイスト」

知里さんといえばやっぱりカヌーの才能に溢れていることをまず書かないといけないと思います。慶應カヌー部門を常に競技面で引っ張ってくれる存在でした。1年生の時からAチーム入りを果たすほどの才能の持ち主です。

心拍数があまり上がらない、いわゆるスポーツ心臓の知里さんは無限の体力を持っています。特にピラミッド系や中・長距離系のメニューの時は異次元のスタミナで漕ぎ続け、周囲を圧倒していました。昨年のコロナ禍で練習がシフト制だった頃には二人で漕いだこともあり、漕ぎを間近で見る機会は多かったです。永遠にペースが落ちないので、一緒に練習していて、何回心が挫かれたかわかりません、、、ですが、今となっては全てが懐かしく、また一緒に漕ぎたいという思いがブログを書きながらふつふつと湧いてきました(笑)

カヌー競技は引退すると漕ぐ機会がほとんどないのが、寂しいですよね、、

この様に、センスや才能のイメージが強い知里さんですが、かなりの努力家であり、カヌーに対する姿勢は誰よりもひたむきで、僕も常に手本にしていました。1限前、2限前の時間でぶっ続けで漕いだり、1時間重いエルゴを漕ぎ続けたりと常人には真似できない所業をしていました。また、振り返りシートの文量はどの部員よりも多く、細かいところにも妥協しない姿勢が見て取れます。僕も知里さんの振り返りを毎週読んで、参考にしてました(笑)

最後のインカレでも、貫禄の結果で流石としか言いようがないです。大事な場面で結果を出せるところは本当に見習いたいところです。

ちなみに、月山湖で輝いていたオレンジの艇は、今では1年の伊良波が乗りこなしています。乗艇着や帽子も知里さんのものを使っていることがあるので、たまに見間違ます(笑)

画像1



「溢れ出る優しさ」
カヌー部門の良さの1つとして優しい部員が沢山いる所があると思います。その中でも、知里さんも計り知れない優しさを見せていました。

特に優しさを象徴するエピソードは、自分が1年生の時につききっりで指導してくれたことです。当時、同期の中で群を抜いて乗れる様になるのも遅く、乗れ始めても真っ直ぐに進むことすらできない僕の面倒を一番見てくれたのは知里さんでした。練習後の時間を使って一緒に漕いで下さったり、遅すぎて1時間くらいかかる笹目往復をしている間にずっとアドバイスをしてくださったり、波乗り練習で下手すぎて僕が沈させてしまっても、文句一つ言わずに最後まで指導してくださったりと細かなエピソードを挙げたらキリがありません。

最上級生という立場となった今、後輩達にも知里さんがしてくれた様に教えられてるのかなと不安になってきます、、、

また、競技面以外でも後輩のことをよく気にかけてくれていました。「大変やんなあ」、「甘えていいんやで」といった何気ない関西弁での励ましは、僕が安定して艇庫生活を送る原動力になったといっても過言ではないです。タイトルの写真の知里さんの表情からも優しさが溢れていることがわかりますよね。

「フィジーカー」
 知里さんが、1シャの鏡前とエルゴ部屋の鏡でよくポージングをされている姿は艇庫にいたら誰しもが見たことあると思います。「ちっちゃいジープが乗っている肩」から「まるで羽が生えているかの様に広がる背中」が知里さんのフィージーカーとしての強みでした。知里さんのおかげで、部員たちにもポージングの知識は広まり、最近では遠藤がよくポージングしているのを見かけます。ただ、知里さんに比べてまだまだバルクが足りないので、もっと頑張って欲しいものです。

常にボディービルやフィージークの大会の結果を気にしていて、良く接している中で僕も自然と詳しくなっていました。最近では筋トレ系のYouTubeを見ることが個人的なブームです。これはまさに知里さんに影響を受けてるといえます(笑)

「女子力」
筋骨隆々で”The 漢”な知里さんですが、女子力が高すぎるという一面もあります。今回は2つのトピックに分けて紹介していきます。
①艇庫じゃない空間
「美しい、、、」
知里さんのベッドや引き出しを見た人はこう思わずにはいられないでしょう。服をしまう時もぐちゃぐちゃに入れ、物も乱雑に置くといった光景が艇庫では普通です。しかし、知里さんの身の周りは見てるこっちの心が洗われるほど綺麗なのです。僕も見習いたいものですが、1週間ぐらいしたら汚くなってしまっています、、、

②料理人
知里さんは一人暮らしをしていることもあり、自炊はよくされています。漢の一人暮らしといったら、焼いて混ぜて終わりといった汚い食事をイメージしますよね。僕も親がいない時にはとても人には見せられない様な見た目をしている料理を作っています。ですが、知里さんの料理は僕が作る料理と比較するのもおこがましいほどのクオリティです。もはや、料理というよりかは、創作品といった感じです。知里さんの料理を口にしたことがある人は、みんな揃って「店出した方が良い」というほどです。
最近では、炙るためのバーナーを購入されたりと、いよいよプロの料理人になるのではないかという勢いで日々、美味しい料理を作ることを探求されています。

最近の個人的目標は知里さんのご飯を食べることなので、是非お願いします!!

下に知里さんの料理集を載せておきます。見るだけでお腹空いてきますね。
 

画像2



最後に、、、
1年の時からずっと憧れだった知里さんとTTで艇を並べて漕げたときは、とても嬉しかったのを覚えています。
来年のインカレでしっかり結果を残すことがこれまでお世話になった分の恩返しだと思うので、ラスト1年頑張ります。
是非応援に来てください!
また、僕と知里さんは水曜日の2限の授業を一緒に取っていて空きコマで三田をひたすら散歩する、通称「三田散歩」をしています。最近人生の楽しみが減っている僕にとって(病んでる訳ではありません)、この三田散歩は最近の僕の生き甲斐といっても過言ではないです。割とガチです。
今後も三田散歩だけでなく、色んな場面でお世話になると思います。
こんな僕ですが、これからもよろしくお願いします。

最後に昨年のウエイト係の写真で締めさせて頂きます。
長文失礼しました。

画像3





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?