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身近な天国、デパ地下よ

おはようございます。
今日も食日記ご覧いただきまして、ありがとうございます。

遅くなった帰りの夕食何にしていますか。

難しいところですよね。
作りたくないけど、ヘルシーなものであってほしい。

煮物とかストックしてあればなお幸せで、休日いかに準備をしておくか。
なんかそんなふうに休日を捉えております。


では、止められないデパ地下愛を



今日の食日記

小さい頃から、今までも(きっとこれからも)都市の一番大きい駅に遊びに行った時の楽しみ!それがデパ地下だと思う。

僕は名古屋出身だから、親と名古屋駅に遊びに行った小さい頃、アルバイト帰りに寄っていた大学時代、その時々いつでも必ずと言っていいほどデパ地下に寄って、小さなグルメ放浪を繰り返していたものだ(艶やかな肉団子、キラキラの唐揚げ、目の前で職人が仕上げる御座候、中華にデリショップ、ベーカリーなんでも揃っていた)。

買うにしろ買わないにしろちょっと寄ってみるのがワクワクマイルール(買わないことの方が多い)。

服やアクセサリーのウィンドウショッピングがあるように、グルメのウィンドウショッピングが楽しくてしょうがない(鼻をクンクンさせ、もはや五感で感じるグルメ天国だ)。

先日用事があって渋谷に行った。お昼も食べて用事を済ませ、そろそろ帰りの電車の時間が迫ってきた午後17:00。

何でかスイーツ舌が直らないのと、若干の空腹を察知してしまい、「しぶちか」を発見した。無意識にも足が動き始めていた(気がつくと僕はグルメ天国の入り口に立っていたのだから)。

那須暮らしの今、デパ地下なるものはないものの、食がひしめく黒磯エリアで毎日天国のような食との出会いを楽しめているから、大丈夫そうだ。



今日のお店

まずはグルメ天国ぐるり旅(どこかで聞いたことある響き)。

ひたすらに歩きに歩き、グルメウィンドウショッピングを開始。

べーカリー数店に中華料理お惣菜の数々、ドリンクに焼き菓子、和菓子にデリショップ。本当に何でも揃っていて、保冷バックがあればなぁなんていつも思っている。

ちょっと甘い下の僕は、お腹にも溜まるベーカリーに決めた(今食べたい、君に決めた)。
名店がひしめく中、僕の目にひときわ晴れ晴れと映ったのがそのベーカリー。

あの名店、JUNIBUN BAKERYさんとここで初対面できるとは、非常に嬉しい(昔からちょっと片思いを寄せていたファンに偶然出会ってしまったような、そんな気持ち)。
さすがデパ地下だなぁととても納得させられたし、特に東京のデパ地下には夢が詰まっているのだと改めて学んだような気がする。

こんな小さなスペースにだって、こだわりの品々がきちんとおしゃれに着飾って輝きを放って陳列されているのだから、前を通ればもう完全にトラップに引っかかったように足を止める。

どれも魅惑的で、間違いないバラエティ力に感心しきりだった。

ただ、今日はちょっと甘いものが食べたい気分。その横の上品に並ばれた奥様方がこちらを読んでいた(しっかりとお化粧で飾ったスイーツパン達)。

あら、綺麗なこと。
寸分違わず丁寧に整形されたもはやサンプルのようなパンの数々。どれを取ったって一流品だ。

またこのベーカリーのコンセプトも、木彫の落ち着きとシンプル設計が、来るものを拒まずみんなが愛する新しいベーカリーのようだ。

ということで、そんなデパ地下グルメ天国はベーカリーに辿り着き、直後に終焉を迎えたのだが、電車で帰るまでの15分間、早速駅のホームでこっそり食べてみることにした(甘いのが欲しいしお腹は減ったし)。


小ぶりで高貴なあんバター

またかよ!と。
読者の方々ならそう言いかねない何度目かのあんバター(だって好きなんだもの、仕方がない)。

パンは何にしろ、このあんことバターの二層を見つけたら、迷いに迷うが結局手に取るのはあんバターなんだから。

こんなホームで食べるのも何だか気が気じゃないが、電車に乗っては食べられまいし。

ちょっと小ぶりなあんバターフランス。
シュー生地のようにふわっと歯切れがいいのに、しっかりフランスパンで、絶妙な歯応えが技術に感じてならない(小さなパンのこの一口で、明らかなクオリティを感じてしまった、すごいの一言)。
あんこたっぷり程よい甘さに、コクのある無塩バターがとろける。そりゃ美味しいよ。

すぐ食べ終わってしまったのが、さっきまでのデパ地下体験が一気に思い出され切なくなったが、幸せの電車前、デパ地下天国だった。

ふわふわした気持ちは、雲の上のような気持ちだった。

またな、デパ地下。


美味しいひと時に、ごちそうさまでした。
では、また次回。



今日のお店:ジュウニブンベーカリー(東京都渋谷区道玄坂2丁目2−1しぶちか)



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