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中華の締めに海老マヨの勧め

おはようございます。
今日もご覧いただきありがとうございます。

ただいま仕事絶賛連勤中の僕は、最終日の夜に何で腹を満たそうかと妄想することが唯一の楽しみとなっております。

そんな時、こってり中華料理なんかが真っ先に浮かぶ僕はまだまだ若いと思うものです。




今日の食日記

僕は中華料理が好きだ。

まず餃子が美味い、好きだ(言わずもがな)。これはもう完全にご贔屓様である。

そしてどこにでも至る所に、圧倒的異国感を醸し出しながら普通に根ざしているからまた好きだ。面白い。毎回未体験と出会える。愉快だ。

友人とご飯に行くとなると、なんの迷いもなく中華料理が焼肉や寿司と並んでいることにもその文化の根差しが垣間見える。僕達は疑いもなく、和洋中と食の選択肢を並べるほどだ。

だが許し難い中華のステレオタイプがある(一つではないが、僕の特に気になるものについて←中華の申し子か)。


それは、海老チリが人気すぎるということだ。別に嫌いというわけでもなければ、注文しないわけでもない。
海老が新鮮であれば嬉しいし、ごってりとろみ付けました!ってやつより、ちょっとシャビっとサラサラしたものが好みである(海老は小ぶりじゃなければ良い。頼むからプリッとしていてくれ)。


ただ、僕の好きな方は、じゃない方の海老、海老マヨネーズ(通称海老マヨ)。
中華の〆に海老マヨを頼んで欲しいというただの個人的おすすめなのだ。

一体何人の人が海老チリを追い越し、海老マヨを頼んだことがあるのだろうか。
彼らは海老マヨの感動をまだ知らないとしか思えない。

今日の食日記を読んで、海老マヨワールドに少しでも踏み入れてくれればそれで良い。
中華の締めはこってり海老マヨだ。




今日のお店

名古屋の今池には愉快なお店が軒を連ねているようだ。

歩いて程なくすると「ピ、ピカチュウ?」な激しいネオンのピカイチが目に飛び込んできた。
パチンコ並みのド派手な看板が、まさか中華料理屋さんなんて。


それもそのはず、この派手さもそのままに中華の名店だそうな。

中日ドラゴンズの聖地として名が馳せていて、店の外にも中にも中日ドラゴンズの選手写真やサインが乱雑に敷き詰められている(ごちゃごちゃしていて落ち着かないのが良い。味がよければ良い。そんな具合)。

そこは二階建て、ひとの賑わいがいつになく敷き詰まった店内は、二階まで忘年会のよう。

そうは言っても夜も更けてきて、2人で憧れのターンテーブルにありつけた(やっぱり回したくなる憧れってある。湯気が見事な残像を残すのが食欲をそそるそそる。エンターテイメントに近い)。


やっぱり少し小汚いのが中華料理の安心感というか(←偏見)。

メニューを見れば、とにかく品数が多い。
めくってもめくっても現れて、それまでを忘れてしまうの繰り返し。優柔不断にとっては長い旅路に出てしまったようで。

いつになく決まらないので、おすすめを巡ってみることに。


ほろほろを願うとどうしようもなく食べたくなるのが手羽先。
ジュワッと肉汁が詰まりつつ、しっかりと煮込まれた身はほろほろしっとりで。
思いの外素朴な仕上がりで、中華の腕前を見た。

友人が瓶ビールを飲む間、僕は烏龍茶を挟む。
烏龍茶は中華料理のためにできているのではないか。あの鼻に抜ける涼しい茶葉の風味がエンドレス中華を薦めてくる。

ごぼうと細切り肉の炒めは、大定番なんだそう。テッカテカで、黄金のかき揚げかと。


パラパラ炒飯と同類の、見事な軽さ。
一つずつしっかりと味がのり、オイスターの香る味の濃さが酒の肴間違いなし。

二軒目ということもあって、もうそろそろお腹がきつい。でもメニューに見つけてしまった。天下の海老マヨ様を。
こやつを見つけては、引き下がれない。海老チリじゃない、海老マヨ様だ。


マヨに全振りな海老マヨ

もう食べずともこってりツルツルな海老マヨ様で〆としよう。


これこれ。このオーロラソースのマヨネーズ多い版(最も伝わる表現のはず、、)のソースがとにかく大胆に海老とポテトに絡みつく。
衣はしっかりとマヨを受け取め、プリッと海老が弾けるのだ。

ガツンと目覚めるような味の濃さがとてつもない満足感となって押し寄せ、今日一日のゲップを鳴らして〆た。


この濃さがたまらなくって、海老チリには代わりは務まらないだろう。

惜しみないマヨネーズが、日々どこか追い求めているこっくりとした味わいとなって、全身を満たしてくる。もう満足。の一言しか出ない。



外はもう23:00。
今日もよく食べた。
お腹をさすりながら出たゲップは、またしても海老マヨ一色だった。良い夢見れそうだ。


美味しいひと時に、ごちそうさまでした。
では、また次回。





今日のお店:ピカイチ(愛知県名古屋市千種区今池1丁目14-5)



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