生きると言う事

 何か小難しいタイトルですが、人ってそれぞれの生き甲斐や楽しみ、苦しみがあると思っています。
かく言う私はと言うと、中学を出てからずっと働き通しで、高校の頃はずっとバイトして、卒業して就職してからも同じ会社で14年勤めました。
若さからなのか、働くと言う事に何の疑問も抱いた事はないし、働けるのが普通だと思っていました。
 それに変化が現れたのが、確か27歳くらいの頃。
普通に働いていたら、急な動悸と眩暈がした。
それから暫く、騙し騙し勤めて来てまた眩暈と吐き気。
病院に行くと、鬱病・パニック障害・自律神経失調症との診断。
うん、確かに仕事は多忙だったし、残業で夜中に会社を退勤するなんてザラだった。
身体は全然平気だと思ってた。
でも、神経は違ったらしく、突如として仕事をセーブする事になった。
 それから数年が経ち、いよいよダメだと思って会社を辞めた。
好きな仕事だったから、本当にキツかった。
それから暫く休んで、別の会社で働くうちに、
ある朝突然立てない。
立ち上がろうとすると、股関節に激痛が走り難病の「突発性大腿骨頭壊死症」と診断された。
それからは手術に次ぐ手術で4〜5年かけて社会復帰した。
 でも、何故か仕事が波に乗り出すと、鬱病が再発。
かれこれ、それで3社は退職した。
今現在、求職中であちこち受けては落ち。
今の世の中、生きてるだけでもそこそこの出費がある。
やはり40代も半ばまで行くと、なかなか次が見つからない。
勿論、股関節が悪いから、以前のような製造業なんて、もってのほか。
元々、独学でパソコンの操作を覚えて、仕事していたが資格を持っていなかったから、資格も取得した。
人間、何もしなくても時間は過ぎて行く。
働きたいと思っていても、結果に結び付かない。
本当に何をやっているのか、何をやって来たのか。
何をすれば良いのかも分からないまま、時間だけが過ぎて行く。
ここ数年、ほとんど笑わなくなった。
股関節は何もしなくても痛み、それが続く事で鬱病の再発の引き金になると、医師に言われた。
どう生きて行けば良いのか、分からなくなって来た…。

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