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北朝鮮レストランinウラジオストク

よく聞く、近くて遠い国の一つに”北朝鮮”という国が挙げられると思います。実際に日本に数社ですが、北朝鮮専門の旅行会社が存在し、そこに申し込みを行えば、訪朝することは可能です。
※一部職種の方は訪朝の許可が下りないと聞きます。

韓国料理というジャンルは今の日本では身近でよく食べられている料理だと思います。
同じ朝鮮半島の北にあります、北朝鮮料理と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。。?
一番有名なのは、、

”平壌冷麺”  です。

2019年に行われました、南北首脳会談の際には、金正恩氏が文在寅氏にふるまうために、平壌で有名なお店のシェフとその機材を板門店まで持ち込んだと言われております。

その本場の北朝鮮料理を食べるには、もちろん現地に足を運ぶことが一番ですが、ロシアに行けば、北朝鮮直営のレストランがありますので、そちらで召し上がることが可能です。

こちらではウラジオストクでのレストランについて紹介したいと思います。
(モスクワ編は後日アップいたします!)

お店の名前は「平壌館 pyongyang」
ウラジオストク駅から歩きだと2.30分はかかってしまいますので、バスで行かれると便利かと思います。
私と旅仲間はケチですので、散策も含め歩いていきました。
駅から一本道ですので、さほど迷うこともなく到着します。

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なぜ、ロシアに北朝鮮直営レストランがあるかというと、
ロシアとの伝統的な関係もありますが、外貨稼ぎを行う手段でもあります。

少し話がそれてしまいましたが、愛想のない北朝鮮の店員がロシア語で接客いたします。
個人的に北朝鮮語(プッカンマル)のイントネーションが非常に好きで、一度聞いてみたかったので、、
ロシア語で言われた瞬間、韓国語で答えるとその後は全て北朝鮮語で対応していただきました。
(愛想は変わらず、、)

冷麺を頼むのはもちろんですが、北朝鮮といえば、、、、

大同江ビール

韓国のビールよりおいしいとの評判。
かつては、韓国でも愛飲されておりましたが、2010年の経済措置により輸入停止。レストランでも販売しておらず、直接現地に行かないと飲めなさそうな感じでした。

しかし、敵国であるはずの日本のアサヒビールが置いてあることに
それはいいのかと思いつつ、目当ての冷麺のみ頼みました。

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冷麺といえば、調理ばさみで麺を切り、食べやすくしますが、北朝鮮でははさみを使用しません。
理由は、「はさみを入れることで風味が落ちる」
どんだけこだわっているのでしょうか!
実際に食べてみるとすごい歯ごたえの中に風味が広まり、付け合わせのキムチや野菜と味がマッチして、病みつきになってしまいます。
そば粉を使用しているそうなので、麺はネズミ色をしており、ゴムのように伸びます。
(個人的においしすぎて、以降韓国で食べてません。)

値段も日本円で700円程度と手ごろなお値段です。

ウラジオストクはビザなしで行くことが可能になりましたので、
海外渡航が解禁になりましたらぜひ、いかがでしょうか。

余談ですが、ウラジオストクで2泊し、帰国のためにフェリーに乗り。日本についてニュースを見ると、ちょうど日本海航行中にミサイルが飛ばされたとのことで。
冷麺のお礼がミサイルという素晴らしいおもてなしも受けた時でもありました。

長くなってしまいましたが、ありがとうございました。

↓タイミングが無くなってしまいましたが、
メニューの表紙になります。

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