前川國男邸で考えたこと
時代のなかで最大限の居心地を実現する
前川國男邸|前川國男|1942
言わずと知れた名作。
なぜ名作なのでしょう。
戦時中で資材も乏しい中、
工夫次第でこれだけのことができるのだと勇気づけられる。
和なのか洋なのかは愚問。
これまでの日本のDNAを引き継ぎながら
当時の今にあった居心地をデザインされた好例。
その時代・状況と場所や役割のポテンシャルを発見して、
素材やプロポーションで最適解を紡ぎ出す。
今ある材料とプロポーションで解決していく姿勢は
私も手がかりにしている手法です。
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