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一体型ダイニングキッチンのつくり方

団らんは食卓中心に

最近、家族のコミュニケーションはリビングよりも
食事中の団らんが多いのではないでしょうか?
つまり、ダイニングが中心になりつつある。

一体型ダイニングキッチン

テーブル一体型のキッチンは空間の顔になります。
イメージ写真なんかでご覧になることもあるでしょう。
では、どうやってつくっているのでしょう?

キッチンとテーブルを全て造作家具にする

ひとつは、キッチンとテーブルをフルオーダーする。
スッキリとしてかっこいいですが、
費用大とレイアウト変更できないといった汎用性が乏しいのが難点か。

システムキッチンをアレンジする

もうひとつは、システムキッチンをアレンジする。
問題は高さと幅をどう合わせるか。
キッチンに合わすとイメージにあう椅子があまりないのです。
だからテーブルに合わせますが、
キッチンの幅とテーブルの幅が必ずしも一致しない。
それだと一体のイメージになりにくい。

そこでテーブルの高さに合わせたニッチ(棚)をつくって調整。
一気に一体感が生まれます。
テーブルとキッチンを分けた造作にしておくと、
レイアウト変更も何のそのです。

リスクは、既製品のキッチンに加工すること。
ご依頼主と作り手との互いの理解と了解が必要になってきます。

デジタルカタログ「Best Selection 2023-2024」にも掲載しています
plan-k medium(プレーンkミディアム)という製品です(  44ページ)

これにて、理想のダイニングキッチンが誕生します。

▶︎普通の材料でちょっとフツーじゃない空間に

Instagramでは、ほぼ毎日写真と共に
何を考えて設計したかを更新しています。ぜひご覧ください!

https://www.instagram.com/keiminami_architects/

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