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一献で思い出した好きでいまだに影響を受けている建築

建築士の定期講習後、
大先輩の建築家と遭遇。
立ち話もなんなので膝を突き合わす。

お酒はからきし弱くなった。
それ以上に、
話に潤いのようなものも薄れてる気がする
コイツはまずい。

先輩甘えてたくさん話した。
そういや建築のこと、語ってなかったかな。
考えてなかったかな。
至極の時間。

その中で熱く語った好きな建築について。
ウィークエンドハウス
いつもどこかでこの建築が意識的に
設計のときに頭によぎっている気がします。
ふと雑誌で振り返っても色あせていない。

単純な幾何学で構成された図面からは想像を逸脱。

柱があることで遠近感が掴めたかと思いきや
ガラスで囲まれた屋外が乱反射して不思議な広がりを体験させ
そうかと思うとその虚像装置のガラス面にカーテン閉めれば
部屋ではないゾーンで区切られる、
みたいな。

学生のころだったな。夢中だったね。
このときまだ20世紀だった。

どんなジャンルでも、
好きでいまだに影響を受けてるものって
みなさまお持ちなのかしらん。

好きは大事やなぁ
と潤い戻しつつ、
僕にとって酒盛りは
「団子より花(シ)」
だったのかしらと
自粛しつつ慎ましい一献。

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