KEIMA

デザインエンジニア 「問い」や「思い」を開発・デザイン デジタル技術を活用し、オフライ…

KEIMA

デザインエンジニア 「問い」や「思い」を開発・デザイン デジタル技術を活用し、オフラインの活性化を手助けする。

最近の記事

嫌な気持ち、美しい革新。

創造性と革新性は、新しいサービスや製品の設計における重要な要素。 それらはただ無から新たに生み出すだけではなく、既存の問題を解決するためのアイデアからも引き出される。そこで注目すべきなのが、日々感じる「嫌な気持ち」。 嫌な気持ちに敏感であることは、多くの人が避けるべきと思われがちな振る舞いだが、それは誤った見解。なぜなら、そこには可能性が潜んでいるか。問題や困難を見つけ出すためには、否応なく嫌な気持ちを感じる瞬間が必要である。それは、まさに新しい課題が見つかる瞬間でもある。

    • 視野を広げる力、あなたに宿る新たな出会いのキー

      自分よりも成功している人や自分が尊敬している人にまた会いたいと思ってもらうためには、どうすれば良いか、、? まず第一に、自分自身が新たな視点や知識を提供できる存在であることが求められる気がする。つまり、相手の世界を広げてくれる人であることです。自分自身が持つ専門知識やユニークな視点を共有することで、他者の視野を広げ、新たな知識や視点をもたらす存在となれそうだ。 次に、自分が彼らのルートにないものをつなげられる人、つまり、自分が他者とつながるための橋渡しとなることも重要な気

      • もはや逆ブランディングではないか?

        日本の労働文化では、「寝てないです」「めっちゃ仕事してます」という言葉を耳にすることは少なくありません。これらの言葉が生まれる背景には、長時間労働が賞賛される風土や、仕事に対する献身的な態度を示すことが美徳とされるなどの要素が絡み合っています。しかし、こうした発言をする人々の真意を考えてみると、さまざまな観点から興味深い考察が得られます。 一つ目の観点として、「自己顕示欲」があります。つまり、彼らは自分の労働量を自慢したいのかもしれません。一見してわかるほどの労働結果を出す

        • 行動を促す三つの要素

          人間の行動は複雑な要素から生まれ、行動の背後には様々な心理的要因が存在します。これらの要因は様々な組み合わせと形で表れ、人間の行動に深い影響を及ぼします。特に、人が行動を開始するためには、三つの要素が主要な影響を持つと考えられます。それらは「好奇心」、「実利」、そして「コンプレックス」なんじゃないかと。 まず、「好奇心」。 好奇心は新たな情報を求める欲求であり、知識を拡大するための原動力ともなります。人間は新しいものを知りたい、未知を探求したいという強い衝動を持っています。

        嫌な気持ち、美しい革新。

          自分の代わりなんていくらでもいる

          人間は、自分自身を絶えず特異な存在だと信じて生きています。しかし、この広大な世界の中で、「自分の代わりなんていくらでもいる」。その考えに直面する時、自己の存在の希薄さを感じることでしょう。 人々がいつも彼ら自身を独自の存在、かけがえのない存在と捉えているのは当然です。毎日、我々は自身の独自性を育て、それを広げることで、自分自身の価値を認識し、社会の中で存在感を確立します。しかし、地球上の70億人以上の人間が同じように存在し、生活し、夢見ていると考えると、自分がどれほど特異な

          自分の代わりなんていくらでもいる

          新しい思考のための前提

          コミュニケーションは、人間の生活に深く根差した重要な要素です。しかしその一方で、コミュニケーションを通じて人を傷つけることは避けられない事実とも言えます。言葉を交わし、思考を共有することによって、誤解や対立が生じ、感情が傷つく場合があります。 人を傷つけないために何も言わない、何もしないという選択肢も存在します。しかし、そのようなパスを選んだ場合、私たちは新しいアイデアを考えたり、それを伝えたり、自己表現する機会を逸してしまうことになります。これらの行動は人間の本質的な側面

          新しい思考のための前提

          不安こそ、学びの種。

          新しい学習や経験への挑戦は、常に不安や疑問、ネガティブな感情を引き起こします。これは、我々人間が本質的に保守的な生物であり、馴染みのあるコンフォートゾーンから離れることに抵抗感を感じるからです。しかし、私たちの成長と学習の大部分は、その安全な領域を超えた先で待っています。 だからこそ、選択に迷ったときは、自身の恐怖、苦痛、不快感と向き合う道を選びましょう。それは難易度が高いかもしれませんが、その挑戦自体が新たな学びを刺激し、自己成長を促進するための鍵となるのです。このような

          不安こそ、学びの種。

          逃げる=罪? 逃走本能、見直しを

          「逃げる」という行為は、人間にとってはあまり評価されません。何かから逃げることは、しばしば弱さや責任逃れと見なされます。しかし、この考え方は、自然界の他の生物と比較すると、少々矛盾しているかもしれません。 なぜなら、多くの生物にとって逃げるという行為は、純粋に生き残りのための必要な戦略だからです。危険を感じた時に逃げることで、彼らは生命を保つことができます。しかし、人間社会では、同じ行為が否定的に捉えられるのです。 この違和感は、私たちが人間の行為を評価する基準に大きな影響を

          逃げる=罪? 逃走本能、見直しを

          「自分ごととして捉える」- 主体性とモチベーションの源泉

          あなたがやる気を感じない、モチベーションが下がる瞬間、その理由は何でしょうか?もしかしたら、その問題やタスクを「自分ごと」として捉えられていないからかもしれません。私が思うに、私たちが何かを「自分ごと」として捉えることは、やる気やモチベーション、そして深い理解を生む源泉だと考えています。 何故なら、「自分ごと」に捉えるとは、私たちの意識、注意、そして行動のドライバーを自分自身に向けることを意味するからです。自分自身の関心や情熱を反映し、物事を自分自身のための手段と捉えること

          「自分ごととして捉える」- 主体性とモチベーションの源泉

          間違いに価値がある

          皆さん、今、AI技術が飛躍的に進化し、誰もが簡単に情報を取得できる時代に生きていると感じているのではないでしょうか。手元のスマートフォンやパソコンを使って、必要な情報や答えをすぐに得られる時代が来ています。 しかし、その一方で、答えをすぐに得られることが当たり前になる中で、正解そのものの価値が次第に薄れていると私は思います。何もかもが手に入る今の時代だからこそ、本当の価値は「正解」にあるのではなく、「間違い」にあるのかもしれません。 そう考えると、間違えること自体に新たな

          間違いに価値がある