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テレワークに不可欠な社内ツール(前編)

もうそろそろコロナも終盤に近づいていますが、これからも様々な形態でテレワークは続いていくと思います。それを踏まえてこの度は弊社が特に愛用している様々なサービスを紹介することにしました。アメリカの企業なので日本では使われていないツールもあるかと思いますがぜひ参考にしていただけると嬉しいです!

「コロナもうすぐ終わるのに今更テレワークに不可欠なツール?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、実はアメリカの企業なんかでは社員生涯完全リモートOKにしたところも珍しくないですし、それでなくとも都市から地方に住み移った方が多い事も事実です。弊社はコロナ禍で生まれた会社なので初期から完全リモート制度を徹底しておりました。2021年の3月に正式にオフィスはサンフランシスコに作りましたが、自分も含めてチームの半分ぐらいがそもそもサンフランシスコに住んでないので今後もリモートファースト文化を継続していくつもりです。

この記事では様々なツールを紹介したいと思いますが、全部一つの記事で紹介するには長くなりすぎるので前編と後編に分けて書きます。前編ではこちらのカテゴリーのツールを紹介いたします。

1. コミュニケーション
2. コラボレーション

どのツールもそうですが、会社の人数によって用途やツールの使い方が変わってくると思います。あくまでこれらのツールは弊社のような少人数のスタートアップでも簡単に、且安く使えるツールです。

コミュニケーション

Slack

自分の周りではほとんどの人が使っているビジネス用のメッセージングアプリです。仕事の内容が「チャンネル」というものにまとめられるので、自分の仕事のフローに合わせて使うことができる、非同期に仕事をするチームにかなり便利なツールだと思います。

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値段:ほとんどの場合Standardプランという無料バージョンで十分です(弊社でもStandardを使ってます)。しかし一つ上のProプランでも$8/month/userと平均的なSaaSの値段設定となってます。

Zoom

コロナになってからZoomの名前を聞いたことない人はほぼいないと思いますが、テレワークにおいて完全不可欠なツールです。弊社では⬇️のようにZoom上でTikTokのダンスチャレンジビデオを作ってみたり、リモートでも楽しいように色々工夫しています。

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値段:基本的にはBasicプランという無料バージョンで今のところ十分です。唯一足りないところと言えば40分以上のミーティングが作れないというところですが、それを避けたければ年間一人当たり$149.90のライセンスを購入することもできます。

コラボレーション

Miro

遠隔で同時にコラボレーションしないといけない時に欠かせないツールがMiroです。Miroとはオンラインで利用できるホワイトボードのようなアプリケーションです。同時に大人数でデジタルホワイトボードを編集でき、誰がどこにカーソルを置いてるかなどもかなり明確に見えます。ちなみに⬇️は弊社内で「トーストチャレンジ」というワークショップをやった時にとったスクショです。

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値段:Freeプランも十分機能が使えますが、3つのMiroボードに限られてしまうので、弊社ではTeamプランを使っています。値段は$8/month/userと平均的な値段です。

Pitch

PitchとはPowerPointやGoogle Slidesのような同時にプレゼンのスライドを作成・編集できるツールです。他のツールとの大きな差はデザイン性に富んだ美しいプレゼンを簡単に作れるところです。

Pitchはお客様や投資家にプレゼンするときに特に活躍します。従来のPowerPointやGoogle Slidesで作られたものは見慣れていてスライドのみでは特に印象付けられることはないですが、Pitchで作るスタイリッシュなスライドを見せると序盤から好印象という意見を聞くことが多いです。実際に弊社でもお客様向けと投資家向けのプレゼンはPitchで作ってます。

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値段:弊社のニーズではStarterプラン(無料)で問題に直面したことはまだないです。次のプランはProプランでそれは$8/month/userです(SaaSのコストがどこも大体似てることにお気づきでしょうか?)。

Notion

Notionは、メモやタスク管理、カレンダー、スプレッドシート、Wikiなど複数のアプリで管理していた情報を一つのアプリで完結させることができる、まさに神アプリです。弊社ではドキュメント・Wikiやタスク管理は完全にNotion上で行ってます。本当に万能なツールなので実は個人でも課金して使っているぐらいです。

弊社では採用のページもNotionで作ってます⬇️

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値段:個人的にはPersonal Proプランを使っていて($4/month)、そして弊社ではTeamプランを使っています($8/month/user)。

Productboard

Productboardとは簡単に言えばかなり有能なプロジェクト管理ツールです。従来のプロジェクト管理ツールと違うところと言えばユーザーのフィードバックを中心に、機能の優先順位をつけ常にその進捗を可視化しながら製品の開発を進められるところです。

弊社ではお客様との会議やその他のフィードバックがある際にProductboardにまとめ、ちゃんと全てのフィードバックがトラッキングされてることを確認します。(⬇️は残念ながら弊社の内容ではなく別のスクショですがご参考までに)

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値段:Productboardは他のツールと比べて少し高く、一番安くても$20/month/userとなっています。弊社はこのプランで社員全員ではないですが数人分のライセンスを購入してます。

Loom

今まで使ってきたツールの中で一番Loomが自分の仕事の効率を高めたと思ってます。特にテレワークで非同期で仕事しているとテキストで説明するより対面でパッと説明したいって思ったことは皆さんもあると思います。そこで活躍するのがLoomというシンプルな手順で画面録画ができるクラウドサービスです。

録画できるのは画面だけではなく、Webカメラの映像をワイプとして同時に録画でき、またその内容を瞬時に共有リンクとして送ることができます。弊社では会社内部でも使ってますし、お客様になんらかの説明をしないといけない時にも使ってます。

⬇️では僕が同僚向けにエンジニアリングのタスクの進め方の説明をするためにとったLoomビデオのスクショです。ビデオを録画し始めるのに2秒しかかからず、撮り終わった後も5秒もかからず共有リンクが作成されます。

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値段:現在社員ごとにStarterプラン(無料)を使っていますが、特に問題はありません。5分以上録画しないといけない場合やたくさんのビデオを保存したい場合はBusinessプランがおすすめです($8/month/user)。

Calendly

Calendlyは無料で使えるスケジュール調整アプリです。Google、Outlook、iCloud Calendarなど複数のカレンダーと連携でき、ミーティングを入れたい人に共有リンクを送ると自動的に空いてる時間からミーティングを選べるようになります。メール上で空き時間を毎回提示するよりも、Calendlyのリンクを送って好きな時間を選んでもらうのが最近は主流となってきています。

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値段:よほどのカスタムなニーズがない限り無料プランで十分だと思います。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。後編ではこのような別カテゴリーのツールを紹介していきたいと思います。

3. 人事・採用・ペイメント
4. その他

ちなみに既にお気づきかもしれないですがあえてエンジニア系のツールは紹介してません!また今後それについてはゆっくり書きたいと思ってます。

皆さんはテレワークでおすすめのツールはありますか?どんどんチームの効率を上げていきたいので、提案がありましたらぜひTwitterでメッセージをください!


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