小山恵 Kei Koyama

株式会社Jリーグ グローバルカンパニー部門所属 大卒後、商社にてAPAC市場を中心にセ…

小山恵 Kei Koyama

株式会社Jリーグ グローバルカンパニー部門所属 大卒後、商社にてAPAC市場を中心にセールス・マーケティング活動に従事。 2012年に株式会社Jリーグメディアプロモーションに入社、Jリーグのアジア戦略室立ち上げメンバーとして参画。 現在、Jリーグの国際展開・アジア戦略を手掛ける。

最近の記事

SNS時代に感じる英語発信の重要性

浦和レッズに新加入することになったモーベルグ選手。元スウェーデン代表でチェコの名門スパルタ・プラハからの移籍ということでも注目を集めていますが、個人的にはインタビュー記事の中であった以下の部分に注目しました。 最初に興味を持ったのは、YouTubeでいくつかの動画を見た時だった。6万人を超えるスタジアムが満杯だったのを見たんだ。もちろん、クールだよね。 https://www.football-zone.net/archives/359822/2/ YouTubeでの動

    • 東南アジアでサッカーを活用したマーケティングが効果的な理由

      現在開催中のAFF Suzuki Cup(東南アジアサッカー選手権)はタイとインドネシアによる決勝を残すのみとなりました。タイ代表では、チャナティップやティーラトン、ティーラシンといったJリーグでもお馴染みの選手も活躍を見せています。インドネシア代表にも若くてポテンシャルある選手が多く、見どころが多い大会ですが、ビジネス面でも注目しています。 ASEANのワールドカップとも言われるほどASEAN現地では爆発的な人気を誇る本大会は、多くの日本企業がスポンサーとして支えています

      • OTTとスポーツベッティング

        米国の複数の州でスポーツベッティングの合法化が進んでおり、その市場規模の大きさ・拡大が連日報道されています。テクノロジーの進化・スポーツ視聴スタイルの変化などによって、スポーツベッティングの在り方自体も変わってきている気がしています。特に、近年はOTTでのスポーツ視聴が一般的になっている中、スポーツOTTとスポーツベッティングの融合が今後進んでいくのではないかと思うのと、既に米国を中心にそういった流れがありそうです。 米国のスポーツOTT大手であるFubo TVが、更なるサ

        • タイでJリーグ列車を走らせた理由

          2020年の11月、12月にタイのバンコクにてJリーグラッピングの列車(BTSというスカイトレイン)を走らせました。重要市場であるタイでのプロモーション施策として実施しましたが、その背景や得られた効果などをまとめてみようと思います。 タイでのJリーグ人気まず、2012年にアジア戦略を始めた当初からタイは最重要国の一つとして位置付けてきました。理由はいくつかありますが、親日国でもあること、多くの日系企業がタイとのビジネス交流があること、そしてタイ国内リーグや代表の成長が著しく

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          Jリーグのアジア戦略について

          Jリーグがアジア戦略を本格的に始めて早9年が経とうとしていますが、立ち上げから現在までプロジェクトを推進している立場として、改めてその戦略の背景や目指すところを言語化してご紹介しようと思います。 背景と目指すところJリーグは1993年に開幕以来、日本全国にクラブの数を拡げ、日本中の各地にスポーツ文化を根付かせてきました。一方で、これから人口も減少し高齢化が加速する日本国内だけを市場と見ていて成長性があるのだろうか?という議論は当然ありました。アジアは今後世界の経済成長センタ

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          自己紹介とnoteで発信していきたいこと

          自己紹介はじめまして。小山恵(こやまけい)と申します。現在、Jリーグの海外事業・国際戦略の推進を担当しております。2012年に、リーグのアジア戦略室(当時はまだ部ではなかった)の立ち上げメンバーとして参画し、もうすぐ9年が経とうとしていますが、一貫してリーグの海外展開・事業拡大・国際化といったプロジェクトに専任で携わらせてもらっています。普段は年に20~25回くらい海外出張に行き、色々な事業拡大の種まきやプロジェクトの遂行をしてきていましたが、コロナ禍においては当然海外には行

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