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SNS時代に感じる英語発信の重要性

浦和レッズに新加入することになったモーベルグ選手。元スウェーデン代表でチェコの名門スパルタ・プラハからの移籍ということでも注目を集めていますが、個人的にはインタビュー記事の中であった以下の部分に注目しました。

最初に興味を持ったのは、YouTubeでいくつかの動画を見た時だった。6万人を超えるスタジアムが満杯だったのを見たんだ。もちろん、クールだよね。

https://www.football-zone.net/archives/359822/2/

YouTubeでの動画をきっかけに極東のクラブに関心を持ったという話はとても興味深いです。SNS時代の現代では、国を超えて情報は拡散され、世界中が同じ情報を共有することが容易です。
さらに言うと、情報・コンテンツを英語でも発信すればより世界に届きやすいことは自明です。

過去に、とある欧州出身Jリーガーから直接言われたことがあります。


「日本に来るまでJリーグのレベル・環境がこんなに良いなんて知らなかった。母国では、MLSやAリーグの情報は入ってくるが、Jリーグの情報は全くない。欧州の選手は皆知らないのが現状なので、もっと国際的な発信を強化すべきだ。」

耳の痛い話ですが、とても腹落ちしました。これはスポーツに限らず日本のコンテンツ全般に言えることかと思いますが、国内発信に比べて海外へ向けた発信が圧倒的に弱い。これは日本国内のみでも1億人以上の大きな市場があることも影響しているでしょう。ただ逆に言うと、これまでやってないので力を入れれば色んな可能性が見えて来ると思っています。

最近、前田大然選手、旗手怜央選手、井手口陽介選手のスコティッシュプリミアリーグ・セルティックへの移籍が発表になりましたが、Jリーグの英語版Twitterにはセルティックファンからのコメントで溢れています。
https://twitter.com/j_league_en/status/1476896295004504068?s=21

SNSの発展によってより世界が近くに、一つになる現代だからこそ、世界に向けて発信するコストが下がっています。
日本発のあらゆるコンテンツホルダーが世界を意識して国際的な発信をデフォルト(単に翻訳するという話ではなく、最初から世界を意識して発信)にすれば、より世界中に日本コンテンツのファンが増えると感じています。これはスポーツの世界おいても同じことが言えるかと思います。

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