2020年7月27日一週間の相場予測

こんばんは、4連休もおわり明日から一週間始まります。先週の一週間の相場の振り返りと、来週の経済指標など主だったところを見ていきましょう。先週の金曜日の取引は3指数ともマイナスで引けました。特にナスダック市場は、-98.24の下落で引けました。

ダウ平均 26,469.89 -182.44 -0.68%
S&P500種 3,215.63 -20.03 -0.62%
NASDAQ総合 10,363.18 -98.24 -0.94%

また先週一週間の数値も、ナスダックは、-1.52%と下落しています。ここのところ上昇をけん引していた、テスラなど大きく下げています。1409.19ドルで引けています。

為替円高106.123円一次105円代突入

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為替も、ドル円一時105円代に入りました。そのため、全体的に米国市場の株式を購入しているかたは、資産が目減りしているでしょう。

そして、今週は、4-6月決算、そして、経済指標など大切な指標が目白押しです。これで、11月の大統領選がどうなるかがわかります。

今週は、重要決算目白押し

そして今週は、大手ハイテク3社の決算発表のほか、ギリアドサイエンシズ、ファイザー、アストロゼネカなどのコロナ関連銘柄決算週間です。注意が必要です。特に31日は、ハイテク大手が3社出そろいます。そのため、株価、為替動向にも目を配りましょう!以下は、決算の曜日です。【*予定決算がずれ込んだり、早まったりすることがあります】

28日

コーニング

アルトリア・グループ

マクドナルド

ファイザー

29日

ボーイング

30日

Amazon

アップル

アストロゼネカ、

アルファベット

プロクター&ギャンブル

ギリアドサイエンシズ

31日

ジョンソンエンドジョンソン

シェブロン

エクソンモービル

また、経済指標にも注意が必要です。各国のGDP発表 (米国、ユーロ圏、カナダ、香港、台湾)、中国PMI、そしてアメリカのFOMCです!

30日アメリカの7月FOMCに注目

7月のFOMCが、30日にあります。前回と同じで0~0.25%で据え置くと予想しています。

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この結果により為替動向に注意が必要です。

パウエル議長の記者会見で、将来の政策の状況、どのように金利を上げていくか?など詳細が注目されます。

30日アメリカGDP速報値発表

そしてアメリカのGDP速報値が、21時30分にあります。

アメリカの国内総生産は、米国内で新たに生産された財やサービスの付加価値を合計した名目GDPから、物価変動の影響を除いたものの数値です。

前回ー5%です。改定値の発表があります。今回予想値は、-35%です。

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3月の中旬から課されたロックダウン措置により、経済活動が滞る中、逆にパンデミック需要である、巣籠需要、リモート需要、コロナ需要の高まりからの消費ニーズがありました。また、コロナロックダウン解除による需要など、徐々に回復する中での収入回復など指標に注目するべきでしょう。

個人の収入と支出、CB消費者信頼感、Case-Shiller住宅価格、ダラス連邦機関製造業指数、シカゴPMI、ミシガン州の消費者指数などがあります。

経済指標27日~31日

主だったものを下記に記載してあります。

2020年07月27日(月)


日本・全産業活動指数 05月
日本・景気動向指数(確報値) 05月

ドイツ・Ifo景況感指数 07月
香港・貿易収支 06月
アメリカ・耐久財受注(速報値) 06月

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2020年07月28日(火)

アメリカ・S&Pケースシラー住宅価格(20都市) 05月

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アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数 07月

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2020年7月29日(水)


アメリカ・卸売在庫(速報値) 06月

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アメリカ・中古住宅販売成約指数 06月

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アメリカ・週間石油在庫統計 07/18 - 07/24

2020年07月30日(木)


アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 07月

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日本・小売業販売額 06月
日本・百貨店・スーパー販売額 06月
NZ・ANZ企業信頼感 07月
豪・住宅建設許可 06月
仏・生産者物価指数 06月

スイス・KOFスイス先行指数 07月
ドイツ・雇用統計 07月

ドイツ・実質GDP(速報値) 第2四半期

香港・小売売上高 06月

ユーロ・消費者信頼感指数(確報値) 07月
ユーロ・雇用統計 06月
南ア・生産者物価指数 06月

ドイツ・調和消費者物価指数(速報) 07月

ドイツ・消費者物価指数(速報) 07月

アメリカ・実質GDP(速報値) 第2四半期

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アメリカ・新規失業保険申請件数 07/19 - 07/25

2020年7月31日(金)

日本・雇用統計 06月

中国・製造業PMI(購買担当者景気指数) 07月

ユーロ・実質GDP(速報値) 第2四半期

アメリカ・個人所得・支出 06月

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カナダ・実質GDP(前月比) 05月
カナダ・鉱工業製品価格 06月

アメリカ・PCEデフレータ 06月

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アメリカ・雇用コスト指数 第2四半期

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アメリカ・シカゴ購買部協会景気指数(PMI) 07月

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アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) 07月

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今週は、今後の経済を占ううえで非常に大切な一週間になるでしょう。特にハイテク大手銘柄決算、アメリカのFOMC、そして各国のGDP発表、などが大切です。今週一週間は相場が動く時なのでFX、株式の売買等には動き方によっては非常に大きく儲けることが出来る可能性があります。注意深く相場を読み行動することが大切です。


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