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Twitter株、決算を前に魅力を解説

お早うございます。昨今新聞、メディアなどでTwitterが、話題になっています。有名人物のアカウントを乗っ取られて、詐欺行為が行われたということです。15日にそのようなニュースが入ったので少し内容に触れました。

今週は、そのTwitterの4-6月決算です。その前に、簡単にTwitterについて解説をします。そして今後株式投資をする会社として魅力があるのかどうか?もお話しします。

Twitterの拠点はカルフォルニア

Twitterとは、アメリカのカルフォルニアサンフランシスコに拠点を置いているソーシャル・ネットワークサービスのことです。アメリカのカルフォルニアサンフランシスコに拠点があるというところで、「え?シリコンバレーではないの?」と思った方もいらっしゃるでしょう。そうなんです。いわゆる「シリコンバレー発のネット企業」ではないのです。

Twitterの創業は、2006年

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Twitterは、創業2006年、ジャックドーシーにより創業されたSNSサービスです。ただし、創業者のジャックドーシーは、「興味などのコミュニケーション・ネットワーキング・サービス」であると定義しSNSではないとしています。

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また日本法人CEO笹本裕も、「今起きていることを知る場、ニュースメディアを知る場」としています。まあ、SNSでもいいとは思うんですが、、それは、違うと結構譲れないところのようですね。

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とはいうもののTwitterでの発信は、半角280文字(140文字)までのメッセージや画像、動画、URLを投稿できます。

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サービス名のTwitterは、英語では、「さえずり・興奮」「無駄話」「なじる人・嘲る人」という意味があります。この投稿を「ツイート」と呼びます。日本では「つぶやき」と訳されます。

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文字数の制限などがあるので不自由にも感じますが、そのくらいまでの発信ですと、読みやすく、また発信しやすい・・軽いノリということがメリットとしてあると思います。そのため、比較的20代の若年層中心のSNSということが言えます。

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引用:https://gaiax-socialmedialab.jp/参照

登録数は、3億人以上の人が利用しています。2016年以降、トランプ大統領も利用しています。ここで重要な発信をすることも多く、「株価」に影響を与えたり、政治などにも影響を与えたりもしますので、2016年以降は、比較的高齢者層にも「登録数」が増えたといわれています。

Twitterの事件

こんな「Twitter」が昨今詐欺に見舞われました。これが初めてではありませんが、今回の詐欺に関しては非常に根深いといえるでしょう。

下記が、その詐欺のツイートです。

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イーロンマスクのツイッターに「感謝の気持ちとして、私のビットコインアドレスへのすべての支払いを2倍にしよう」「1000ドルを送れば、2000ドルにして返す。30分限定だ」とも書き込まれました。

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今回の詐欺被害、乗っ取られたSNSは、イーロンマスクのほか、著名人ですと、バイデン大統領候補、ビル・ゲイツ、Amazonのジェフ・ベゾスCEO、マイケル・ブルームバーグ、ラッパーのカニエ・ウエスト、米アップルの公式アカウント等、どれも非常に登録数の多い人気のアカウントばかりです。

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現在調査中

「アカウントに影響が及ぶセキュリティー上の問題を確認している。調査と対応を進めている。すぐに最新情報を提供する」とツイートしました。ただしこの乗っ取りは今に始まったことではなく過去何度もあります。

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ジャックドーシー自身も2019年に乗っ取りに合っています。

ジャックドーシーは、下記のようにコメントしています。

ツイッターにとって大変な日だ。これが起きてみんなひどい気分だ。分析を進めており、正確に何が起きたのか、さらに把握した際にはすべて公表する」とツイートしました。

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Twitterの決算は?


直近でそのようなことがあったTwitterですが、今回4-6月決算はどうなのでしょうか?

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前回の1-3月決算は、登録数は、1億6600万人となり、前年同期の1億3400万人から24%増加したと発表しました。売上高は前年同期比3%増の8億800万ドルで、事前予想である7億7596万ドルを大きく上回りました。

また利益は、1株当たり1株あたり25セントの利益を計上していたが、1株当たり1セントと予想をはるかに下回ってしまいました。。

Twitterのビジネスモデルは、厳しい


Twitterのような、広告収入頼みのビジネスモデルは、コロナ禍において非常に厳しい状況に置かれているといえるでしょう。コロナによって、企業もなかなか経営が難しい状況です。そのような状況下では、削るところはやはり広告費ということになるでしょう。そのため、広告収入が収入源のほとんどを占めているTwitterのような企業は、影響を受けざるを得ません。

アナリスト予想

下記はアナリスト予想です。

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しかしながら、昨今サブスクリプションモデルを搭載する計画があることが明らかになりました。

サブスクリプションモデル?

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「サブスク」つまり定期購読です。なぜそれが発覚したかといいますと、ソフトウエアエンジニアリングの求人広告の中に、「サブスクリぷしょんプラットフォーム」を構築しているという記載があったことに起因しています。

まだ、うわさ段階ですし、どうなるかは疑問です。ただ、今後「サブスクリプション搭載」ということになれば、おそらく企業の価値は上がるので、株価上昇につながるのではないでしょうか??

squareでの成功を収めたジャックドーシー

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ジャックドーシーは、iPhoneなどのスマートフォンをクレジットカード決済端末にするSquareというサービスを開始し、成功しています。そのため、ジャックドーシーは、数十年前から非常に注目されているCEOの一人でもあります。

天才ジャックドーシー

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スティーブジョブスの再来ともてはやされることもあります。まさしく天才!

このまま、経営困難に陥るのか・・・はたまた巻き返しに向かうのか??

Twitterの株価 35.81ドル

直近のTwitterの株価は、35.81ドルです。時価総額2809億ドルです。PER18倍です。PBRは、3.21、EPSは、1.9です。

ネット業界の株価としてはさほど割高感はないでしょう。まあ期待値が低いとも言えますが・・・。

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フェイスブックと比べますと・・・

直近のTwitterの株価は、242.03ドルです。時価総額5829億ドルです。PER37.35倍です。PBRは、6.83、EPSは、6.48です。

登録者数は、なんと23億・・・。

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比べますと、今現在では圧倒的にフェイスブックのほうが有料といえるでしょう。ただし、伸びしろはあるのではないかと思うのです。

まとめ

決算を前に窮地に立たされているTwitterの魅力について解説しました。魅力てしては下記の3つがあります。

Twitter投資メリット

・創業者ジャックドーシーがとにかくすごい人!

・サブスクモデルが搭載予定計画あり

Twitter投資デメリット

・ビジネスモデルの失速感

・登録者数の限界

等があります。。。

是非今回の決算に注目しましょう。

今回の注目の決算は、23日の7時発表です。











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