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現在のオーストラリア経済を簡単解説❕

こんにちは!今日は、オーストラリア経済について、簡単に発信をしたいと思います。

オーストラリアにはどのようなイメージがありますでしょうか?

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南半球でのんびりしたイメージ、自然、海、山、大自然、大陸、砂漠、コアラ、沿岸部にしか人は住めない・・歴史のない国等々・・・人によって様々な印象があるでしょう。

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共通して言えるのは、雄大な自然があり平和な国という感じでしょうか?

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前置きは、さておき、では一体オーストラリア経済は、今現在はどのような状況なのかを簡単に見ていきましょう。

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結論から言いますと、30年間近く経済成長を遂げている国です。そしてこれからも成長し続ける期待できる国です!!

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経済の話をする前に、オーストラリアの簡単な基礎情報を見てみます。

オーストラリアの基礎情報🐨

国土 769万km2 あります。日本の約20倍の面積があります!広い!

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言語 英語です。 元々はイギリスの植民地ですね。少しオーストラリア訛あり、オージーイングリッシュなんて言い方されますね。

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通貨 豪ドルです。

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首都 キャンベラ

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世界遺産 19か所もあります。

グレート・バリア・リーフ、エアーズロック、オペラハウス、ブルーマウンテンなどがあります。

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などなど見どころ満載です。なんていったって広いですからね・・とにかく世界遺産もたくさんあり豊かで大きな国です。

人口 2,500万人程度 まああの国土にしたらまだまだ少ないですよね。日本の人口の約6分の1です!

オーストラリアの名目GDPの推移

次にオーストラリアの名目GDPの推移を見てみましょう。

下記は1980年度から2019年度の名目GDPの推移です。右肩上がりであることがわかります。

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強いですね。

一人当たりの名目GDPは、アメリカに次ぎ世界で2位

また一人当たりのGDPは、アメリカに次いで世界第2位です。

2019年度77567.84豪ドルでした。下の図は、1980年度からの一人当たりの名目GDPの推移です。

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ちなみに日本は、2018年度26位です。低いですね。

オーストラリアの経済成長1992年度から右肩上がり

次にオーストラリアの経済成長の推移を見てみましょう。下記は、1980年度から、2019年度までの世界経済の推移です。1992年度から経済成長を遂げていることがわかります。イギリス、フランスなどよりも経済成長が著しいことがわかります。

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ちなみに日本の経済成長と比べたグラフが下記になります。

青がオーストラリア、赤が、日本ですが1993年、1999年、2009年にマイナス成長だったことがわかります。

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今後5年間のオーストラリアの経済成長の推移予想

下記は、今後5年間オーストラリア経済の推移予想です。

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では、経済の中心はどのような産業なのでしょうか??

オーストラリアは内需の強い国へ

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オーストラリアは、中国経済の景況を色濃くけるというのを聞いたことがありますか?

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そうなんです。オーストラリアは広大な敷地にある資源を、中国やほかの国に輸出している国でもあります。そのため資源国というくくり方をよくされます。

確かに輸出入貿易も盛んではあります。

貿易輸出する商品と輸出する相手国は?

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貿易の輸出品 は、石炭、鉄鉱石、金、食肉、羊毛、アルミナ、小麦、機械などがあります。

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相手国は、中国 、日本、韓国、インド、アメリカなどです!

貿易輸入の商品と貿易輸入する相手国は?

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輸入商品は、 機械、自動車部品、コンピュータ、通信機器、原油、石油製品

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相手国は、中国、アメリカ、日本、タイ、シンガポールなどです。

ただし、これだけではありませんし、直近は縮小傾向ではあります。

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イメージとしては、資源国で外需産業が中心のイメージですが、今は少しずつ内需産業に軸足を移している段階といえるでしょう。以前のオーストラリアと違います。

オーストラリアの産業は、金融、情報、サービスなど50%以上を占める

ここ数年は、そんな中国依存の経済から脱却するべく教育、観光、不動産、金融、小売り等様々な内需の発展により経済は成り立っています。

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安定成長の要は人口増加にあり

そして、経済成長にとって一番の要因は、何といっても人口の増加でしょう。オーストラリアには、2008年~2017年までの間平均して年間22万人の「移民」の受け入れをしています。人口は右肩上がりです。

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しかも、人口の分布図を見てみますと、オーストラリアは、今後の働き手となる人口の割合が多いです。

そのため、今後さらに期待できるというわけです。

下記は、日本と比べた人口の構成図です。働き手の平均値が、日本が46.3歳に対して、オーストラリアは37.4歳です。10歳ほど若いです。日本の少子高齢化がすすんでいる国とは真逆ですね!!

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引用:2015年度国際連合データ使用・レッグメイソン

しかも今後、人口は伸びていく可能性が高いです。

2050年度、主要国予想人口増減率

下記は、2015年度を基準にして、2050年度にどのくらい人口が伸びているかを見た図です。

今後30年間の人口の伸び率としては、オーストラリアが世界一です!!

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オーストラリアの小売売上高は、拡大傾向

人口の増加とともに、消費活動が活発化しますので、経済にとっては非常に良いということが言えます。

下記は2008年~2018年度の小売売上高の日本、オーストラリアの推移です。今後ますますこの傾向が強まるでしょう。

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強い経済がうかがえますね。

政策金利の推移**

オーストラリアの直近の政策金利は、0.25%程度です。一時は7%ほどありました。高金利通貨としての魅力は、もはやありません。

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オーストラリアも、金利政策は、利下げ傾向です。

直近は0.25%で据え置きしています。そのため、株式、不動産に資金は流入する傾向です。

豪ドルの推移

直近で、コロナショックの時に60円を一瞬下回りましたが、今現在は、70円代後半推移です。

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まとめ

今日は、オーストラリアの現在の経済と、これからどうなのかを簡単に解説してみました。

昨年の森林火災、コロナショックで一時落ち込みましたが、今後は中長期的にみますと非常に期待できる国です。

理由としては、、

1、人口が増え続けている!

2、他国依存体質からの脱却と内需拡大!

3、金融緩和を行っている!

などです。

私事ですが、過去に2回ほどオーストラリアに行く機会がありました。

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1回目は、25年ほど前、2回目は、昨年末~今年の年末年始です。場所は、前回今回ともNSW州、クイーンズランド州の東海岸あたりです。

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前回行ったときは、田舎で、さびれている印象がありました。

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今回は、新しいビルが立ち並び、洗練されたホテルやマンションが立ち並び、時代の流れを感じました。

そして、ああ、25年前にマンションでも買っておくんだったと、、、思った次第です。(お金がありませんでしたが、無理をしてでも若いうちは投資をするべきなんだと、、)

オーストラリアの経済は、今後も注目!

また発信をしたいと思います!










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