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世界を旅するキッチン:ラオス料理

パラリンピック、日々人間の個性と多様性、そして驚くほどの可能性を感じられて素敵ですね。さて、今週の世界を旅するキッチンは、ラオス料理に挑戦してみました。

東南アジア唯一に内陸国であるラオスは、本州ほどの大きさで国土の7割が高原や山岳地帯。東南アジア最後の秘境とも呼ばれる国ですね。
14世紀にラオ族がランサン王国を樹立し、16世紀にラーンサーン王国が全盛期を迎えますが、17世紀にはタイの支配下に。その後タイと共に仏領インドシナに編入され、第二次世界大戦時に日本軍が進駐し、インドシナ戦争を経て1953年に社会主義国として完全独立。

現在も経済的には貧しいものの、穏やかで治安も良く、敬虔な仏教徒の人々も優しく、NY Timesの世界で一番行きたい国にも選ばれています。世界遺産の美しい街・ルアンパパーンとか行ってみたい。

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ラオス料理の特徴は、餅米が主食であり、生野菜好きで料理も野菜やレモングラス・ミントなどのハーブを多用するとてもヘルシーなものが多いですね。素材の旨味を活かした料理は、日本人の味覚にもとても合います。

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タイ東北部のイサーン地方料理とも共通点が多く、フランス領だったこともありとても洗練されています。フードライターなど美味しいもの好きの方は、ラオス料理ファンの方も多いのではないでしょうか。

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さて、今回はラオスの国民食、ハーブたっぷりのラープ(サラダ)を今回はラープ・カン(エビの香草サラダ)で。そしてラオス風カオソーイ、パッ・ノーマイ(ラオス風筍炒め)、野菜のアチャラに、チキンの香草焼きなどを作ってみました。

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餅米を狐色になるまで煎ってブレンダーで砕いたカオクア(ラープに和える)、とてもローカル感のある感じ。またパクチーにライムをたっぷり使って、抗酸化感もたっぷり。そして実に美味しいのです😆
娘にも合格点をいただいて、ラオス料理、とても気に入りました。

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