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母似の顎

冬の、とある朝。
起きたら何となく顎がおかしい。
凝り固まっているような感覚がする。
でも今日は平日。出勤しないといけない。

いつも通り朝食を作り食べようとすると、カコンカコンと顎から音がする。違和感があるし、時々痛い時がある。

これは……

いわゆる顎関節症ってやつか?
ついに私もところにも来たか。

というのも、20年位前、母が同様の症状になっていて、「食べるときに顎がカコカコ鳴るのー」と言っていた時期があった。
今の私は、当時の母と同じような身長と体型。年齢も近づいてきた。
そんな症状が出てもおかしくはない。

特に冬場は、寒さで体がこわばりがちだな、と自分でも気が付いていた。

さて。これからどうしようか。
朝の忙しいときに、朝食を食べるのに時間がかかるのは困る。
顎のために早く起きる、など朝が弱い私ができるわけがない。

そこで、ふと思い出した。
某芸能人がかつて顎関節症になったことをきっかけに体を鍛え始めた、とテレビで話をしていたことを。
思えば、母もジムに通い運動し始めたあたりから、顎の音のことを言わなくなったような。

これは、鍛えるほかないだろう。

幸いなことに、自宅から徒歩2分の場所にスポーツジムがあり、会社の福利厚生のおかげで一回数百円で利用できる。

顎が鳴り始めてから、まだ2回しかジムで鍛えていないが、早くも顎のことを気にせずに食事がとれるようになってきている。
今後も継続して体を動かすようにしていきたい。

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