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ちょっと足りないくらいが1番幸せ

おいしいものを食べたとき、「もうちょっと食べたい」って思う。

旅が終わるとき、「もうちょっとこの国にいたい」って思う。

「もうちょっと欲しい」って感情は、気づけば毎日感じている。

その時思い出すのが、高校生の時に読んだベッキーの本

『心のとびら』の1ページ。

大好きな今川焼を1個買いました。すごく美味しくて「1個じゃ足りないな〜」と思っていたので、次行った時に贅沢に2個買ってみました。そうしたら2個目の途中で飽きたと思いました。ちゃんと食べ切りましたが、思っていた程の幸せ感はありませんでした。“幸せ”とはこういうことだと思いました。ちょっと足りないくらいが、実は1番幸せ。

もっと食べたいって感じたなら、そのゴハンは美味しかったってことでしょ?

もっと旅したいって感じたなら、すごく楽しかったってこと。

それに気づくと、「ちょっと足りない」って感情になることは

なんて幸せなことなんだって驚く。

しかも、ちょっと足りなかった時に生まれてくる次の感情って

「次はいつ食べに来ようかな。」「次はどこに行こうかな。」って未来に

ワクワクするようなこと。


明日にワクワクして、日々ご機嫌でいるためには

「ちょっと足りないな」って思うくらいの幸せがちょうどいい。





” もうちょっと書きたい。“ 

っていう感情を抱いて、この記事を書き終えます。

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