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6期目をむかえました。ココエはなんのために存在するのか?

ココエ代表取締役の近藤です。
ココエは2021年2月で6期目をむかえました。そして6期目をむかえた今年は、新規事業を開始し、ココエのメイン事業でもある、
デジタルマーケティング、コンサル事業も改革をはじめています。


どうして、ココエは新規事業を開始したのか?会社を支えるコンサル事業の改革をはじめたのか?をnoteでつづっていこうと思います

まずは6期目を迎えて、ここまで、なーんとかやってこられたのも、社員の皆さん、クライアントの皆さま、
士業の先生たち、先輩経営者やメンターの方々、本当に沢山の方々に支えれての結果だと感謝しております。

なぜ、ココエは変わろうとしているのか?



新規事業の内容やメイン事業改革の具体的な話については、今後詳しく書いていきますが、
今回は第1回目なので、なぜ「ココエが変革を行っていくか」をお伝えしたいと思います。

創業してからの6年間、私が常に考えていたのは、「ココエが社会に存在する理由」でした。


日本には大企業、中小企業あわせて、約420万もの企業があります。


420万分の1であるココエが今後も存続するには(存続させてもらうには)「理由」が必要であり、
「理由」がなければ今後、存続するのは難しいとずっと考えていたからです。



御社の事業価値は何ですか?

話は少し変わりますが、安くてデザイン性のある眼鏡を提供する、JINSで有名な話があります。


JINSは上場後、業績が低迷して株価が下がってしまい、JINSの田中社長は、上場廃止も考えていた時期がありました。

そこで、証券会社の勧めもあり、ファーストリテーリングの柳井会長と面談することになりました。

その面談の際、柳井会長は、田中社長に「御社の事業価値は何ですか?」「御社のビジョンは何ですか?」という質問を矢継ぎ早に投げかけました。

その時、田中社長は柳井会長の質問に答えることができず、面談後、体調不良にまでなってしまったそうです。

しかし、田中社長はその後、経営の本質を問う柳井会長の質問に正面から向き合い、幹部を集めてビジョンを考え直し、そこから低価格でデザイン性を有した眼鏡「エアフレーム」が誕生したのです。
ご存知のように「エアフレーム」は大ヒットとなり、業績も回復していきました。



柳井会長の質問は、「会社は何のために存在するのか」「社長はどうありたいのか」という、とてつもなく根源的な質問です。

これが答えられないなら、会社として存続するのは難しいというメッセージでもあります。

マーケティング会社として6年間やってきたココエは、「ライフスタイル領域へのインサイト」「デジタルマーケティング」「CRM構築」「SNSコンサルタント」「メディア運営」など、提供できる価値は多くあるとは思います。

しかし、それが「ココエで無ければ提供できないのか?」という根幹的な部分に、私はずっと悩んできました。

それは、まさに柳井会長がJINSの田中社長に質問した、「御社の事業価値は何ですか?」「御社のビジョンは何ですか?」という質問に答えらていない状態であると言えました。


6年目の決断

そして、6期目を迎えた今年、メンターにも数ヶ月間相談しながら、事業をピポットさせて「新規事業」に取り組むという大きな決断にいたったのです。



新規事業は、「日本すべての企業のITを教育で支える」という内容です。内容や進捗についてはまた改めて、丁寧に説明していきたいと思います。

今後、ココエの社内にとっては「事業を安定して継続させていく部門の人」と、「新規事業を進めていく部門の人」に分かれていくと思います。

全員の希望をすぐに叶えていくのは難しいかもしれませんが、
ここでも個人の「ビジョン」をヒアリングし、そしてそれを「どのようにココエでいかしていきたいか」を聞きながら、配置や組織を考えていければと思っています。

新規事業や変革というと、大変そうで、堅苦しく聞こえるかもしれません。

もちろん困難なこともあると思いますが、「ココエが本当に社会に役立つ企業になる」と考えると、私はワクワクしています。

荒波かもしれませんが、それを乗り越えると、社会を支える会社をみんなで作るという喜びも待っているはずです。

さあ、みんなで漕ぎ出していきましょう。

2021年8月16日
ココエ 代表取締役  近藤恵子

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