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うたの力をかりて楽しいを感じる日 その2

息子たちには、重度知的障害がある
ことばを話すことはできない


我が家では全力で楽しむカラオケ会がある


息子たちは話すことはできないが
うたは大好き
楽しい場がもっと大好き


しかし!

大好きと楽しむが繋がるには
結構なハードルがある


カラオケが楽しみできたくせに
部屋に入って始めるまでに



入りたくない
ドキドキする
やっぱり帰る



と、座り込むし立ち止まるしで
かなりてんやわんやする



楽しむことに全力で望まないと
あっという間にしらけてしまう
見透かされたように

それでも〈楽しむ〉
決めた日は
尻込みしていられない



部屋に入ると各自スタンバイ



1番ドキドキしている人をなだめるひと

みんなが大好きな歌を連続で
すかさず機械に入れて
とにかく全力で歌うひと


マラカスやタンバリンなどを
断られても近くに置いて
マラカスしながら踊るひと


で、交代しながら歌ってると
ドキドキの人が慣れてくる


慣れるから楽しむになるまで
巻き込みながら歌いまくる



結果全員が出し切ってHAPPY


そんな楽しい1日を全力でつくりだす




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