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大スクープ!実は「旅人に優しい街」に移住していました。

大スクープ!(私も言ってみたかった)

なちゅらる宇宙人・金田慶子は…

秋に移住していました!

あの「旅人に優しい街」に。

この塔がある街!

移住の経緯のスタートは、2021年9月上旬。

富士山のふもとの小さな畑で育てた
バタフライピーやホーリーバジルとともに、
名物「富士宮焼きそば」を友人たちに
何としても送りたい!という衝動にかられ、
発送しまくって落ち着いた頃に浮かんだこと。

富士宮の畑。可愛い花アブや蜜蜂、カマキリを集めることができた。

懸念されている物資不足や経済危機、
更なるコロナ感染拡大などが起きた時、
私と息子はここでやっていけるだろうか?

どこにいたって大変だろうけど、どうせなら、
より自分達が楽しく過ごせるところにいたい。
そんな場所は、危機があっても、なくても、
充実して過ごすことができるのでは?

富士宮では、私も息子も、
初めて自分たちで畑をやれて楽しかったし、
とても勉強になった。
よし、では次なる場所は…

と、いくつかの街の物件を検索し始め、
即座にワクワクしたのが、
今、暮らしている「旅人に優しい街」です。

油屋熊八の像。安冨歩東大教授いわく、こんな足の浮いた、偉人の銅像を作る街は他にない。
「旅人をねんごろにせよ」by 子どもたちを愛したピカピカのおじさん・油屋熊八

よそから来た私に対して、
本当に皆さんとても優しいです。
大荷物を持って商店街をウロウロしていた時は、
「旅行?気をつけてね」
と、年配の方に何度も声をかけられました。

そして、
移住地検索で即座にワクワクしたのは、
安冨歩教授による油屋熊八像前の演説と、
その動画内で紹介され、皆で街を歩きながら
歌われる曲「湯けむりツイスト」が
大いに影響しています。

こちらが、私の人生に影響を与えた動画。
2019年参院選で、れいわ新選組から出馬し、
各地を「子どもを守ろう」と演説(ほぼ講演)
してまわった安冨歩教授の別府での様子。

「湯けむりツイスト」を別府の人たちと作った
片岡祐介さんが、音楽監督をしている姿も。

政策の話なんてのは出てこず、
別府がどのように素晴らしいか、
それは子どもたちを守るためになぜ必要か、
が、染み入る内容です。
(特に不登校の子ども達に関わる方は、
安冨歩教授の講演や演説動画は必聴!
たぶん、まずはラクになります。)

「ネットを見ている人に、別府がどんな凄い街か伝わったと思います。ただならぬ街ということが。」
「無秩序の中の秩序みたいなものが現代社会に必要とされていて、カチカチに固めた秩序は、どんどん死んでいきます。」
「だから、もっと、お湯がぶくぶく湧くみたいに、人がおもしろいことを。」
YouTube動画 やすとみ歩in別府(その2)より

街を歌いながら歩くシーンの一部は、別角度で、
巨匠・原一男監督のドキュメンタリー映画
「れいわ一揆」におさめられており、
ロッテルダム国際映画祭やNY近代美術館でも
スクリーンに登場。

そして、以下は、
「湯けむりツイスト」オリジナルのPV動画。
動画説明欄に歌詞全文掲載。
爆笑しました…!
これが別府の公式イベントで流れるとは!

『別府八湯温泉まつり』でお祭りを盛り上げるパフォーマンス集団『にわか隊』のオリジナルダンスソング、『湯けむりツイスト』のPV動画です。おどり隊 隊長の北村成美さん
かなで隊 隊長の片岡祐介さんと有志のメンバーで制作しました。
YouTube動画にわか隊『湯けむりツイスト』PV 説明より

そういえば、一年前の年末年始、
「湯ゥ(You)入っちゃいなよ」のフレーズが、
頭の中をぐるぐる回っていました。

【今回の移住のポイント】
●息子の自立の助けになりそう?
●少しでも自給自足につながりそう?
●海の近くがいいなー(釣りしてみたい)
●湧き水は近くにある?
●人がつながれる地域がよいな
●海鮮の美味さ♡

移住どこにしようかな?検索をした10日後、
初めて別府に来てみて圧倒されっぱなし。

ザ・昭和レトロな街並み
アジアなエネルギー
人がつながりあう「島」っぽさ

そして、景色は所々、10年住んだ石垣島や、
数ヶ月ほど暮らしたロサンゼルスにも似ている!
海から見ると、ナポリより美しいという人も。

「食」は、何を食べても新鮮!
魚も野菜もぷりぷり。安くて美味しい…♡

学校に行かなかった17歳の息子について話すと、
「親切な人が多い別府で、
優しさや芸術に触れたら良いよ」
と多くの人が歓迎してくださる。

なんと、素晴らしい!

滞在の途中、尊敬する友人達に連絡をとると、
強力な協力者を紹介してくださり、
そこから、芋づる式にお友だちは増え、
皆さん、どんどん私に情報をくださいました。
(この詳細は、後日、別記事で)

合計3回訪問し、
10月下旬には部屋を見つけることができ、
11月7日より新しい暮らしがスタート。
12月1日に別府市民になりました。

まだ2ヶ月ですが、
秋から、ほぼこちらでウロウロしていたため、

また、別府の皆様の
人懐っこさと寛容さのおかげさまで、
息子も私も早くから、ほっこり過ごしています。

今となっては、最初の移住の動機が
「サバイバル」だったことさえ、
忘れがちに楽しんでしまい、
おっと、大事なことだったと思い出しています。

今は色々と整えたり、学んだりしつつ、
春ぐらいから動き出したいなぁと思っています。

なお富士宮の畑は、すぐに引継ぎ希望が現れ、
今のところは、少しベランダ栽培。

いや、しかし…私「なちゅらる宇宙人」
北海道礼文島から沖縄県与那国島まで
色んなところで暮していたけど、
なぜ、この街を今までスルーしていたのか。

別府!とにかく、盛り沢山!

駅前高等温泉♨︎ためらいなき生き方が学べる。
内成地区の棚田。別府市街地から車で20分。
喫茶店に素敵な作品がいっぱい、茶房たかさきの湯。コーヒーの後、ざぼーーーん!
街と踊る「地獄の妖精しげやん」(町じゅう文化祭のベップ・アート・マンスは2か月間も!)
竹瓦小路は日本最古のアーケード。木製。街とともに踊るしげやん。最後は観客皆が巻き込まれ。
いっぱい地獄があるわりに、幸せそうな人が多い印象。鉄輪にある海地獄。
別府タワーからの眺め。どどーん!JRから西側はすべて東西方向の坂と言ってもよさそう。
バスから見る扇山。この辺りは落ち着いた住宅地。冬はスタッドレスが必要。
感涙の義太夫!糠漬けにも、ため息。天下一品。
別府の老舗宿・山田別荘。いつ訪ねても、美しく温かく楽しい。露天とレトロな内湯あり。
ピュアワインバーアンフェ。気さくなソムリエ様の元に珍しいワインと別府話が集結。お酒に弱い私でも楽しめるワインをセレクト、流石。
温泉道、初段!2段の申請もしなくては。各湯のスタンプが可愛い。88湯で「温泉名人」に。
温泉めぐりと同時にできるのが、温泉で蒸したプリンと卵めぐり。各湯で見た目も味も違う。
LA暮らしを思い出して、息子と水(湯)遊び。潜ったり泳いだりしてもおこられない温泉、水着を着て入るスギノイパレスのアクアガーデン。

今のうちに!これも勉強!
と、秋〜12月は、時間と家計が許すぶんだけ、
別府と周辺をめぐりました。

どこに出掛けても、人の優しさや面白さに
触れる出来事があるのが、楽しくありがたい。

次回以降、
出会った人と場所、別府暮らし、移住の流れ、
これまで住んだ街や子育て、作品についても
描きたいな!

【移住スペシャルサンクス】
●名曲の数々を即興で生み出す片岡祐介さん
●子育ての価値観を回転させる安冨歩東大教授
●別府の強力な拠点!山田別荘の女将るみさん
書ききれなかった方たちも順次紹介予定(^^)

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