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59.お弁当卒業式

SNSでは卒業式の投稿がたくさん目に入ってくる。
おめでとうございます。

息子が高校生2年生なので、特に高校の卒業式の風景はちょっと特別な目でみてしまう。次は自分の番だなあって。


なにより、お弁当ですよ!!お弁当についていいたい!
私立は特に多いだろうし、公立だって学食がある高校はあるけれど、それでもわたしが知っている高校生の子を持つお母さんはお弁当を作っている人が多い。
わたしももちろんその一人。

中学校からはじまったお弁当作り(我が家は保育園っ子なので)
わたしが住んでいる市では、給食の代わりに仕出し弁当的なものを注文できるシステムがあって利用してみたこともある。

だけど息子がすっごい嫌がったの。
(あんまりおいしくなかったんだって、、ボソ。。
ちなみに息子は好き嫌いがほとんどなく、小学校の給食は美味しいと言って毎日完食レベルでした。デリバリー弁当は給食とみなしてないので、完全給食とか言わないでほしいと市に言いたい、ほんと。)


料理は嫌いじゃないけど好きでもない。
お弁当となったら、さらに面倒くさい(笑)

ちなみに、初めて作ったのは保育園生のときの遠足のお弁当。
1時間くらいかけて作ったタコさんウインナー入りのお弁当をSNSに載せたら、それをみた友人たちから

「え?なに?宇宙人?キモ!だけどなんか愛嬌があるね」
という褒めてんのか、けなしてるのかわからない
メッセージがめちゃくちゃ送られてきた

わたしのお弁当づくりの歴史はそんなレベルからはじまってる(笑)

それでも「おかあさんの弁当がいい」と言われればやるしかない。
というかやる気しかない。
バリエーションが少なくったって、楽しみにフタを開けてくれるんだもん。


日々のごはんってだいじだと私は思っている。
だから学校生活の楽しみの中に、お弁当だって入っててほしい。


毎朝、あの小さい箱の中に栄養も考えながら
ごはんとおかずを詰めて持たせる日々を送ってきた
おかあさんがゴマンといることでしょう。

冷食も使うし、寝坊してときにはコンビニに頼ることもある。
女の子のお母さんは彩りにも気を使ったかもしれないし、
男の子のお母さんはとにかく肉!量!だったかもしれないし、
朝練のある日は、普段よりもさらに早起きして作ってきたんじゃないかな。


高校の卒業式は
お母さんがお弁当を作ることを修了した
(終了ではなくあえて修了と書きたい)

そういう日でもある。

ご家庭によってはお母さんじゃなくて
お父さん、おばあちゃん、お姉ちゃん、、etcかもしれないね。

わたしたちが眠い目をこすりながら作った、そのお昼の一食一食が
子供の健やかな成長に一役買ってきたんです。
誇っていいです。誇りましょう。
決してあたりまえなことじゃないです。

誰も労ってくれないなら、子供からありがとうがなかったなら
わたしがいいます。(え、嬉しくない?)

ありがとう
ほんとうにおつかれさまでした



あ、わたしはあと1年がんばります(笑)
きっと懐かしむ日がやってくるのをわかってるから。

せめてもう一度だけでいいから、
息子にお弁当を作って渡したいなって思う日がくるのをわかってるから。



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