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稲の花


久しぶりの朝のお散歩
暑すぎる日々で散歩が遠のいていたが、今朝は少し曇り空なので出掛けてみることにした。

歩き始めてすぐに雨
折りたたみ傘を広げて歩く
雲間から青い空が見えているけれど、パラパラと降り続く。
汗と雨で濡れた体が、何となく気持ちいい。

水田のある道を歩くと、稲の香りが漂う
稲の花が咲いていた。

白くて小さくて、清々しい

毎年、この香りで【夏休みの後半】の感覚がよみがえる。
「あの宿題に手を出さなくては」
「自由研究、始めないとなぁ」
焦りながらもプールに通った子供の頃を思い出す。いかに不真面目な普通の小学生だったかが分かる…
しかし、やりたいこととなると短期集中!
読書感想文と算数ドリルは好きで、最初の3日で終わらせていた。この体質は今でも同じだ。

葉先に雨が溜まって 美しい


先日、着付けの3級試験だった。
暑い中、毎日〈黒留袖〉を着る練習をした。どんなに疲れていても、着続けた。
筆記試験のための勉強も、毎晩欠かさずやった。
おかげで無事合格!
やりたいことのための努力は楽しい。
子供の頃と変わらない努力の仕方。
でも、生きている時間は短いから、やりたくないことにあまり時間を使いたくない。
「無駄なことは一つもない」
と大人たちは言っていたけど、全てに同じ熱量を傾けるのではなく、夢中になれることがあればそれでいいのではないのかなと思う。

さあ、次は2級のための勉強が始まる。
8月は小休止。
稲が実り稲穂が垂れる頃、夢中で勉強しているだろう。

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『夏空に白く小さな花が咲き 私の道を明るく照らす』

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