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アマゾンAudible、ひとまず退会したけど魅力を語ってみる

なんだかんだで4カ月ちょいものあいだ無料試用できたアマゾンAudible
その顛末はこちら。

アマゾンのやさしさに包まれて、たんと堪能(30冊くらい?)しましたが、ひとまず無料期間が終わるのを機に解約しました。

解約方法もカンタン&スムーズで、さくっとできた。
入会&登録は簡単なのに、解約はわかりにくいサブスクってよくあるけど(私調べ)、アマゾンAudibleはストレスなく退会できて、好感。

しかも、月間契約(30 or 31日)で、解約しても契約期間中は使えるのもいい。
英会話のサブスクなどだと、解約したとたん使えなくなるからギリギリまで使って解約、、、しようとして忘れてももう1か月、、、なんてものも多いけど(私調べ)、良心的。

人気の企業はサービスの器が大きい(体力があるから器が大きくなったのか、器が大きいから体力ができたのか)。

そして、その中身もたいへん満足。
とりあえず解約しましたが、利用価値、大いにアリと判定。
今後は、「Audible活用月間」を作って、メリハリつけて利用しようかな。

その理由は以下の通り。


1.ながら・移動時間を有効活用できる

いちばんのメリットは、なんといってもコレ。
歩いている間、移動時間も聴ける。
家事をしながらでも聴ける。
私はジョギングしないけど、するならありかも。

頑張って目で追わなくても聴こえてくる。
長くて途中で積読になってた文庫本(上・下)はオーディブルで読了。


2.聴き放題対象作品が豊富

聴き放題の対象に、新旧いろんな人気作品がけっこうある。
聴き放題だと、聴かなきゃ損だし、読むより受動的にできるので、とっかかりやすい。合わなければ積読(?)にして、次の面白そうなタイトルを探せる、、、というわけで、ちょっとでも興味があるものをどんどん聴いたら、お初の興味深い著者にたくさん出会えた。


ワクワクさせてもらって、息子らにも勧めた本。
才能ある若者がどんどん起業できる世の中は、いいな。

気になってたオードリー・タンの本。
こういう人が大臣になる台湾って、すてきだ。

買うほどじゃないかなって話題作もあるので、読んじゃう。


芥川賞受賞作、読む前に聴いてしまった。。。
活字媒体で仕事をする人も、これからは「聴いて読む」ことも念頭に企画するものが増えるかも? (、、、って、そもそも、物語のはじまりは、そこからか)

3.英語のリスニング&シャドーイングによい

英語本もけっこうある!
ってそりゃ本国は英語なんだから、そりゃそうか。
いちばん活用できたのがこれ。
英語を勉強したい人には、とてもいいと思う。


こちらの本は、シャドーイングとか英語の勉強とか置いといて、児童文学、ジュブナイル、広く小説好きならオススメです。
名著『Wonder』のスピンオフ。
家にペーパーバック版もあるのだけれど、いじめっ子のジュリアンの章は、読んだときも聴いたときも泣けちゃったわよ。。。
※残念ながら、私の入会時は『Wonder』は聴き放題対象外。


出版社で実用書の編集者をしていた頃、ベストセラーになった『金持ち父さん、貧乏父さん』
同じノンフィクション業界にいながらも、実をいうと読んだことがなかったので、この機会に聞いてみようと探したところ、、、
ロバート・キヨサキ氏ってベストセラー作家でたくさん出版してるんですね。英語版がほぼそろっていて、本国での人気がよくわかりました(ちょっと前の出版だから聴き放題でほぼ聴ける)。
For Kiz(子ども向け)まであって、たぶん5、6冊は聴いたかと。
お金の話なので、決算書(financial statements)とか、減価償却(depreciation)とか、配当金(dividend)って英語でこういうのねー、なんてのもわかってちょっと面白かった。


村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』も聴き放題に。
村上作品の小説はたいてい読んでいたけれど、これは読みはじめて積読して以来、分厚い上下巻が行方知れず状態だったので、さっそくダウンロード!、、、したけれど、タイムアップでした。
ま、やっぱりオリジナルで読むのが先よね。

英語版・村上春樹作品、『ハードボイルド…』に限らずAudibleにたくさんあった。


いずれも、速度を調整できるので、日本語は2倍速、英語はシャドーイング用だと0.8-0.85倍速で流しました。

4.聴き心地よいもの多し

音の素材がよいのもいいですね。
英語のシャドーイングと割り切るなら『Rich Dad…』のような実用書のほうが、キレイな英語でしゃべってくれる。逆にいえば、小説を選ぶとものによっては雰囲気や表情のある英語が聴けます。

そうそう、息子もAudibleの無料体験を活用、読んでみたかったラノベ(全7巻)を聴けたと。
「朗読の声優さんがよかった」
だそうです。
朗読に俳優さんを起用しているのも、売りみたい。

『ノルウェイの森』上下巻のナレーションは、妻夫木聡さん。


Audibleのデメリット

Audibleのデメリットは、やっぱり目で読んだ方が早いこと。

あとは、1,500円/月の聴き放題にも、すべての作品があるわけではないこと。単品で購入する場合は、会員だと30%OFFになります(2023年9月現在)


読む本、聴く本、買う本、借りる本、上手に使い分けていこう♪

本好きさんには、目も休まりますし、とてもいいサービスだと思いますよ!




そういえば、私のかかわった本もいくつかAudibleで見かけました。

私の新刊は、、、Audible向きではないな。。。
新刊、来月に出ます!


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