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神戸の春の風物詩「イカナゴのくぎ煮」今年も届いて📪ただただ感謝🙏

この時期になると、必ずゆうパックがひとつ届きます。
それは春の訪れを知らせてくれる、友からの贈り物です。
今年もまた郵便局から届いて「もうそんな季節なんだ」と気づきました。
神戸の春の風物詩といえば「イカナゴのくぎ煮」です。
私のふるさと神戸から、三十数年欠かさず届くうれしい春の便りです。
「神戸を忘れないで!」と友の声が聞こえるようで、胸が熱くなりました。

#ご当地グルメ

🥢はじめてのママ友

4人いる子ども達には、それぞれ友達がおり、当然ママ友ができます。
結婚4年目にしてようやく長女を授かり、団地の砂場で仲良くなった遊び友達のお母さんが「イカナゴ」の送り主です。

お互い母親になったばかりで、不安や悩み事なども多く、それを気がねなく話せる友だちになっていました。
住居も離れ子ども同士の親交はとだえたものの、ママ友は継続中です。

🥢二代にわたるイカナゴの味

神戸から北九州に移住して来て、三十数年がたちます。
生まれ育った土地を離れるのは、本当に辛いものでした。
そんな気持ちを察してか、神戸を離れた翌年から「イカナゴのくぎ煮」が送られて来るようになったのです。

お母様がお元気なうちは、おばあちゃんの手作りでした。
数年前に亡くなられたあとは、二代目を受け継いで「私の味」が届きます。
二代にわたって故郷の味を毎年届けていただけて、この上ない喜びです。
ただただ感謝しかありません。🙏

🥢二代目らしい味

二代目の味は、おばあちゃんとは違って、バリエーションが豊富なんです。
ベーシックな味のものと、別バージョンの味がペアできます。
今年は柑橘系ピール(多分ゆず?)が入って、爽やかな味わいがしました。
昨年はくるみ入りだったと思います。
2つの味が楽しめるように、工夫をこらしておられるのでしょう。

神戸にいる間は、私も下手ながらイカナゴの新子(稚魚)をたくさん買って、くぎ煮を作りご近所や友人に配ったものです。
以前とは違い現在は、イカナゴの新子が不漁で、数も少なく価格も高騰していると聞いています。
そんな中、貴重な品を送ってもらうのは心苦しいですが、やはりうれしいもので、ありがたくいただいているところです。

春の訪れは、もうそこまで来ていると、友の思いやりが教えてくれます。
再会を待ちわびつつ、終わることのない友情に感謝する季節です。

♬最後までお読みいただき、ありがとうございます。(^^♪


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