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コーチングと世界平和とセルフラベル


タイトルからドーンと大きく出てしまいましたが、私がコーチングやシステムコーチング(ORSC®︎)を学び始めて、常々感じていること、ここまでハマって続けている理由を徒然なるままに書いてみたいと思います。

学び始めてから知った、コーチングの世界観


以前、「人事のスキルの一つとしてコーチングを学び始めたら、人生を変えていく本質だと気づき、ハマっている今日この頃」に書きましたが、私がコーチングを始めたきっかけは人事パーソンやマネジメント職として使えるスキルじゃないかと感じたからという理由でした。

その後CPCC®︎も取ってからも何かしらの形でコーチングは続けたくて、ORSC®︎の世界に入ってやっているのは、シンプルに、コーチングというものが楽しくて、コーチングをすることでクライアントも自分も変わっていく様を感じるのがたまらない✨というのがあります。

一方で、ただ自分や目の前の人の変化を感じるというだけでなく、今は、コーチングの考え方の根底というか世界観に惚れ込んでいて、これを少しずつでも続けていって、コーチングが世の中に広まったら、戦争が無くなり世界平和に繋がるのではないかと思いがあって、何かしらの形で一生続けていきたいと思っています。

コーチングの世界観が浸透すれば、戦争は無くなる?

CTI®︎のコーチングやシステムコーチング(ORSC®︎)は学べば学ぶほど、小手先のスキルやナレッジではなくベースとなるマインドセット、思想・信念が重要だと感じてきますが、世界観を表す表現に以下のようなものがあります。


”People are naturally creative, resourceful, and whole.”
「人はもともと創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である」

"Everyone is right but only partially"(誰もが正しい。ただし、全体から見ると一部だけ正しい)

"Infinite Diversity in Infinite Combinations"(無限の組み合わせにおける無限の多様性)

これらの考え方は、哲学的でもあり頭の中で理解しようと思ってもすぐに実践できるわけではなく、心の底からそう信じて世界を見られるようになるには訓練が必要であり、コーチングのトレーニングプログラムの中で何百時間もかけて繰り返し体に染み込ませていく必要があります。

 ・自分自身を含め人は全て産まれながらに美しくて尊い存在である。

 ・人それぞれに見方・考え方は違って、どれが正しくてどれが間違っているということではない。

 ・人は一人ひとり違うからこそ面白くて、そこから無限の可能性が産まれてくる。

このような考え方を世界中のみんなが持てていれば、自分だけの利権を主張したり違う民族への恐れや自己防衛から起きてしまっている紛争・戦争は無くなるのではないか。

大げさかもしれないけれど、個人的には強くそう信じています。(実際に、紛争解決の対話の場でシステムコーチングを使っている事例もあると小耳に挟みました。)

コーチングの世界観を踏まえた、セルフラベル

少し話は変わりますが、私は今、育休コミュニティMIRAISというものに参加しているのですが、その中で、自分の強味や価値観を一言で表すキャッチコピーのような「セルフラベル」を作るというワークショップがあります。

2019年のものですが開催レポート

今回、上述のような世界観も踏まえて私自身のセルフラベルを作ったところ、恥ずかしながらこんなラベルができあがりました。

「人類愛が止まらない!多様な仲間と自由に飛び回る、平和の鳩!!」

自分自身もまだまだ未熟で、日々の生活の中で他人に対してイライラしてしまったりイヤな気持ちになったり・・・ということはゼロにはできません。

自由に飛び回りたいと思っても世間のしがらみや他人の目、見えない何かに縛られてしまうことも多々あります。

それでも、自分の心からの「願い」として、世界中の人がお互いを尊重し合って平和な世界になれば良い。みんなが何にも縛られず自由にのびのびと自分らしさを発揮していけば良い。そんな思いが年々強まっていることから、こんなラベルができあがりました。

このラベルを胸に、自分が今後何ができるのかはわかりませんし一人でできることは本当に小さな一歩かもしれませんが、思いを一緒にできる仲間と共に色んなことをやりながら生きていきたいなー、なんて思っています。

日々の仕事、日々の生活一歩一歩

こんなことを書いていたら、ふと、以前リーダーシップ研修の講師が行っていたことを思い出しました。

「僕は毎日、奥さんに『今日も世界を平和にするために仕事してきます!』と言って家を出ています。」

その時は、「そんな人いるんだ。すごいな。」とか、「そんなこと言ってみたくても全然できていないことの方が多いし・・・。」「思ってても恥ずかしくて言えない。」「言って人からどう思われるか怖い。」などの感覚でした。でも、今だったら、少しそれに近い心境になれてきているような気もします。

できてるかできていないか/人からどう思われるかよりも、自分自身の信念・願いを持ってそういう心持ちでいることに意味がある。

忘れてしまう場面が多々あったとしても、毎日思い出す時間を少しでも作っていければ、日々の仕事の仕方の目線も生活の充実度も変わってくるのかなー、なんて思いました。

そんな心境の中、今日、育児休職から復職します。

「世界を平和にしていくために、今日も一日頑張ります!」

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