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人と人との関係性を紐解いていくシステムコーチングは、これからの時代益々必要になっていく!


コーチングの学びの継続

私がコーチングのプロ資格を保有していることはプロフィールにも書いていますが、実はコーチングの学びはまだまだ途上でして、これからもいろいろ深めたり広げていきたいと思っています。
今日は、その学びのうちの一つであるシステムコーチング(ORSC/Organization & Relationship Systems Coaching)について書きたいと思います。

システムコーチングとは

システムコーチングを端的に説明すると、1on1のコーチングと違い、2人以上の人・組織に対して、人と人との関係性そのものに働きかけコーチングしていくというものです。

ORSC (Organization & Relationship Systems Coaching)とは

1on1コーチングとの共通点


システムコーチングはコーチングの対象が個人ではなく組織(システム)にはなりますが、1on1のコーチングとの共通点もあります。
・評価・判断しない
・感じたものを認知・反映する
・共にいる(場をホールドする)

1on1コーチングとの違い

・個人ではなくシステム・場に注目する
・クライアント同士の対話・気付きを尊重する
・声なき声を拾っていく

時代が必要としているシステムコーチング

守秘義務もあるので講座の内容詳細は書けませんが、以下のように扱っているテーマを書くだけでも、これからの時代更にシステムコーチングの必要性が増していくことがわかるのではないかと思います。

・組織風土に働きかける
人事・組織開発研究の世界的権威であるDavid Ulrich教授も、最近では“Culture matters more than talent”(人材よりも文化の方が更に重要だ)と言っているくらい、これからの組織が生き残れるかどうかは文化・組織風土が重要になってきます。
Dave Ulrich video: Culture matters more than talent

システムコーチングはその文化・組織風土に直接働きかけるコーチングであり、大変パワフルな効果があると思います。

・心理的安全性を高める
Googleのリサーチ結果からも、「Performanceが高いチームは心理的安全性が高い」と言われているのは有名な話ですが、システムコーチングは組織の心理的安全性を高めるにも効果的です。

・変化・変革を促す
VUCAの時代でビジネス環境も変化が激しいからこそ、組織も人もどんどん変化していくことを求められています。
システムコーチングでは、変化・変革の際に起こる摩擦や衝突も扱い、それを越えていく(“エッジを越える”と表現します)プロセスや手法も扱っています。

・多様性を力に変える
1on1のコーチングでも、個人個人を手放しでrespectし認知・励ましを行っていますが、システムコーチングでも誰が良い・悪いではなく全ての人の個性・違いを引き出し、認め合います。
みんな違ってみんな良い。違うからこそ無限大の可能性がある、というベースの考えがあり、システムコーチングを通じてスムーズに多様性を力に変えていくことができます。

システムコーチング(ORSC)のプロ資格取得に向けて

私は今、基礎コースを完了し応用編の旅の途中ですが、秋ごろから上級コースを始め、プロ資格取得を目指したいと思っています。(資格取得自体は来年以降)
9月頃から上級編が始まったら、コーチングを受けてくれるクライアントを募集しますので、システム(夫婦・親子・友人・上司部下など関係性のある複数人の人だったら何でもOK)としてコーチングを受けてみたい!という方がいましたら、是非よろしくお願いします!(募集はFacebook等で告知します!)

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