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いよいよロワール渓谷の旅、なのに拠点のNantesを通り過ぎる!! ~ キャンパーヴァンで欧州一周(フランス編)


Nantesを通り過ぎて、ロワール川沿いの小さい村St -Florent-Le-Vieilへ。

Nantesでは都市の賑わいと大きな像の作り物を見たかったし、ロワール渓谷を旅する人の出発地点らしく、詳細な地図も欲しかったのに、旦那に却下される。都市は駐車や道路が複雑で走りにくいという理由。ごもっとも。運転できない私は何も言えず、このSt -Florent-Le-Vieilへ。でもとても良い場所。


教会とその前庭
教会内の彫刻、カッケー


この日はここで一泊。教会の墓地の横の無料駐車場。教会は大きい建物で静かで綺麗。前庭も綺麗に手入れされている。その横の壁の向こう側では、地元のご老人らがフランスでよく見るペタンク(ボーリングみたいな感じ?)をやっていた。面白い。私もやりたい!


ペタンク


翌朝、St -Florent-Le-Vieilの駐車場を出発し、程なく次の目的地Ingrandes Le Fresne Sur Loireへ。もっと先に行く予定だったが、川沿いの砂場の横にキャンプ場。橋の麓で眺めも良いのでここに決定。橋を越えれば街中にも歩いて行けそう。


橋の横のキャンプ場
キャンプ場


ヴァンを止めて早速橋向の街Ingrandes Le Fresne Sur Loireを散策。細長い形の街で小さい港がいくつか。素朴な良い感じ。ざっと一周するのに1時間ちょい。この街は頻繁に洪水に悩まされている模様。一軒の家の前には洪水の年と水の高さが示されている。6メートル以上水が上がることも。大変!!


洪水の年と水の高さ
素敵な家
細い道の向こうに船
街の素朴な教会


ランチが選択肢なしの一択!それが超美味い

ランチは橋を渡ってすぐの地元のレストランで。メニューは一つだけ。それでもハム2種やワカモレ、きゅうりのサラダ、クスクスと黒パンと質の良いものばかり。思った以上に量も多い。スレートの平らなお皿に盛り付けられて、田舎のレストランとは思えないオシャレ感覚。さすがフランス??(フランス贔屓の私だから、そう思うだけ?)


一択のランチ


午後は自転車でロワール川沿いを走る。なんかもっと面白いというかチャーミングな道並みを想像していたが、普通だったのが残念。悪くはないのですがああああ。


自転車で川沿いを走る
川沿い


自転車で1時間弱走ったところでMontjean-Sur-Loireという小さい村へ。丘の上に素敵な教会。電動自転車なので楽々。その後さっと村を走り、小さい橋を渡って少し走る。


夜は大雨でびっくり、翌朝は美味しいパン屋さんがキャンプ場で販売

夜遅くに大雨。すごい嵐となり、眠れないこと小一時間。その後止んだのでなんとか眠れる。

翌朝早く、パン屋がキャンプ場まで販売にやってきたので、バゲットとクロワッサンを朝食にいただく。まだ暖かくて超美味しい。最高でーす。


大きいクロワッサンと食べかけのバゲット


Angersのお城は重厚な要塞、タペストリーが100メートル

キャンプ場を出て、この日はAngersという街に繰り出す。駐車場に車を止めて、まずはカテドラルへ。La Cathedrale Saint -Maurice。11世紀から13世紀の間に建てられる。修理中で中には入れず。丘の上にあり、印象的。


丘の上の大聖堂
正面入り口の上の彫刻が素晴らしい


その後お城へ。Chateau D’Angers(アンジェ城)。9世紀から建設が始まる。入り口は重厚で城壁もどっしり感万歳。入場料は11ユーロ。入る価値あり。


お城の門
ゴッツイ城壁


城壁の上になんと畑や造り庭まである。なぜ??でも美しい〜。城壁からの眺めは最高です。お堀の庭がまたとても良い。


城壁の上の畑
城壁の上の庭
城壁の上の庭
お堀の庭も素敵


中にはRoyal Residenceという建物もあるが、展示場になっていてお城っぽくはない。その横にはチャペルがある。


住居とチャペル


そして、なんといっても、その横の現代的な建物がすごい。ローマ時代の遺跡も一部見れる。また、タペストリーの部屋がすごい。元々は140メートルあったらしいが、今では100メートルという長さ。ルイ1世による注文で1375年に作成されたもの。見応えあり。キリスト教をよく理解していると、おそらく絵の内容もよく分かって面白いのでしょう。とほほほほ。


遺跡
100メートルのタペストリー
タペストリーの一部


Angersの街には古い建物も多い。


街並み
街の一角

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