先日プロティアン・キャリアのことを書いたときに、自律のことに触れました。
楽しく働くには、自立・自律が大変重要です。
会社で勤務している場合、会社から雇われている訳ですが、決して会社に従属してはいけません。
見かけ上従属していても、精神的には独立していて欲しいのです。
自分がやりたいことを実現するために、この会社で働くという機会を利用していると考えて欲しいのです。
そうすると何が変わるでしょうか?
全ての行動が主体的になります。
会社に従属していると、上司から言われたから、お客さんから言われたから、いやなこともやらなければならないと考えてしまいますが、主体的に働いていると、上司は、お客さんは何故このように言っているのかを考えて、自分で判断するようになります。
精神的に独立していると言っても、会社で勤務している限り、いやなこと、不本意なこともやらざるを得ないことはあります。
しかし、そのときの気持ちが違います。
会社に従属している場合は、会社はいやなことをやらせる所、自分は被害者というような考えに陥ってしまいますが、独立している場合は、自分はこの会社で勤めることによって、得ようとしていることがあるから、このことはいやだけれど、今回は我慢しようと思えるのです。
つまり、無理にやらされるのではなく、自分の意志で我慢しているのです。
もし、会社から何も得るものがないと判断したのであれば、別の仕事を探すのも良いでしょう。
どこで働こうが、どんな仕事をしようが自由です。
しかし、そんなことは誰もができることではない、いやな仕事でも我慢して続けなければならないんだという方もいらっしゃるかも知れません。
そのことについては、次回以後お話したいと思います。
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