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新卒メンバーが言われたことをできるようにする

チームのマネージメントをしていくと、企業の規模や会社の判断によって、
社会経験のないメンバーを抱えることになるのは必然です。
僕もいくつかのチームを持ってきましたが、やはり新卒のメンバーが入ってくるパターンというのは何度も経験しました。

良い環境でインターンを大学時代にしていたり、仕事のやり方の新卒研修を受けた後(しっかり身に付いてるパターン)の場合は特に手をかける必要がないかと思います。

が、、、

そのような人材は稀だと思います。
マネージメント層の中では新卒の時期からそんなことはできた。
なんでできないんだ。なんて思うことがあるかもしれません。
けど、気づいてください。それは稀です。あなたはたまたまできた優秀な人材だったのかもしれません。

そんな悩めるマネージメント層の方に手助けに慣ればと思います。

# 日報を書いてもらいレビューをしてあげる。
日報なんて面倒、レビューなんてしてる時間がないなどの声もあるかと思います。ただ、今レビューしてあげた3ヶ月で成長してくれるなら1年間も2年間も成長しない新人と一緒に仕事するより余程、生産性が高いとは思話ないでしょうか。

短期間の面倒くささをとって長期的なメリットを取る方が余程仕事ができる存在かと思います。日報のテンプレートなんて「日報 書き方」、「日報 テンプレート」などでGoogle先生に聞けばすごい数が出てきます。
その中から選べばいいですし、不足している点があれば文章を尽きたせばいいのです。


また、日報に関しての目的として下記かと思います。

1. 自分が何をやっているかをわかってもらう
2. 日報を書くことで何を次しなければいけないかを考えるようにしてもらう
3. レビュー時に褒めたりすることで小さな成功体験をしてもらい成長を実感
 してもらう


なんてことを考えればいいかと思います。
僕は結構意識してこれらを仕事では実施してもらってます。
また、これだけでも成長する人間を何度か見ているので、検証済みの状態です。特に日報に関しては、時間まで欠かせれれば、直よしです。

ただ、3のレビューを上司、直属の先輩がやってあげないとただ書かされている側は意味がなくないか????なんて思われたりして、日報も適当になってきます。
こんな僕は新卒時代に日報を書かされ、見られずしれっとやめたタイプです。。
また、その逆の日報を書かせてしれっとやめられたこともあります。。。

僕もそのしれっとやめたメンバーもやはり一定期間の成長は鈍化しました。
新卒から2年目くらいまでは結構しんどかったですね。。。

# 1作業に1反省をしてもらう。
仕事をしていれば、どれだけ完璧と考えていても今後の改善点は必ずあるはずです。そんな癖付けをしてもらうためにどんな作業にも反省(反省は、ネガティブなワードなので、振り返りとかでもいいですね。)してもらうことが大事かと思います。

仕事は改善の繰り返しでしかなく、それでしか成長しません。
反省の方法としては、何かすればこの作業は1分早くなっただろうか、
など考えるためのキーワードを渡してあげるといいかもしれませんね。

何もサポートをしないで反省をさせると、「次回はがんばります。」とか全くもって意味のない感想程度の内容になってしまうからです。
抽象的ではなく具体的な案を出させるためにはこんなtipsも必要だと思います。考える能力がまだまだないのにそこから考えろなんてみんな言いますがそれぐらいのことはさっさと教えてあげて、本質的な部分を伝えていく方がいいかと思います。

また、反省をしてもらうことで自分の時間を使って勉強して貰えるようになる可能性がありますね。w
反省を繰り返せば、自分の得手不得手がわかり今後必要な能力もわかっていくはずですから。。

# プロ意識を持ってコスト感覚が必要であると伝え続ける。
仕事をしているのであれば、給料をもらってるはずです。
それは列記としたプロフェッショナルの一員です。
クライアントも新卒だからしょうがないかなんて思いません。
仕事を発注したら受注してくれた企業に期待した結果以上のものを求めます。

意識高い系のような発言かもしれませんが、意外とみんな考えてなさすぎです。別に俺はいいよ、私はいいよ。など考える方もいるかもしれません。
ですが、そこはあなたの意志ではなく社会的秩序であるので、意志はあまり関係ないかと思います。
そうだったら、もはや割り切ってプロ意識を持ってもらうことを伝え続けるべきです。

コスト感覚に関しても同様です。
仕事をしている以上、新卒だとしてもコストは発生してます。
クライアントがお支払いしてくれている会社の仕事に対する費用が無ければあなたの給料は払えません。
ただ、間違えて欲しくないのは、新卒はコストでしかないわけではないです。
上司の地位を脅かす存在であり、会社を大きくしていく存在なのです。
それも伝えてあげるべきです。
まずはなぜ、新卒メンバーが給料をもらえているのかを伝えてあげるといいかもしれないですね。
結局、将来的に成長していけば意識せざるを得ないポイントなので、少しでも早いうちから慣れさせてあげましょう。

# 総括
つらつらと、日報を書いてもらうことと、プロフェッショナルであることなどを記載しておりますが、割と普通にできる人はできてることたちです。

仕事ができない人たちというと語弊がありますが、なんかうまく言ってないなって思う方々でも日報を意識的に書いたり、今まで考えてなかったようなコスト的な要素も考えていけば現状は変わると思います。

騙されたと思ってやってみて欲しいです。

今回はこれまでで、また組織に関連するような記事の内容があれば考えて書いていきたいと思います。








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