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就職活動前の自分に知らせたい事その2

こんにちは。
今回の記事は「昔の自分に知らせたい」というよりは、
「自分は運良く適切な判断した気がするから、全員これ知っといて!」的な視点で書きます。

身も蓋もないこと書きますが、
成長産業または成長キャリア(=今後需要が見込まれる職種)だけはホントに考えましょう、という話。

業種 VS 職種

良く聞きますよね、業界と職種の掛け合わせ。
どんな業界のどんな事業領域で働くか。
それと同じぐらい大事なのが「どんな職種でやっていくか」です。
これ、大事なのに日本では重視されないんです。
なぜかって?
日系企業って、「職種」をしっかり定める「ジョブ型雇用」ではなく、
「メンバーシップ雇用」の商習慣が未だ多数派なんですよね。

「メンバーシップ雇用」って、要は「職種は取り敢えず置いといてさ、とにかくキミという人間をうちの会社の仲間に加えたいかどうかで採用の是非を決めるわ!え、会社入った後何やるかって?それは後で決めよう、あとで!」
という方式なんですよね。
これが、もう僕にとっては恐怖でしか無くて。
なんでそんなおっそろしい事平気でできるんでしょうね。
だって、職種も、ソレに紐づく経験もスキルも、時代とともに需要って変わるんですよ。自分でしっかり需要を見定めて、自分の責任で「どんな職種のどんなスキルと経験を身につけていって、いつどんな事が起きても、極端な話、自分の所属している会社が明日倒産しても、『まあこのスキルあるからナントカ何処かに転職できるでしょ!』」って言える状況作らないと、怖くないですか?

少なくとも僕はそういう考えです。

業種

業界は明確なんですよ。例えばこんな記事もググれば秒で見つかります。成長産業、これから伸びる業界は明確です。言い換えると、これから成長がしにくいキツイ業界も明確です。

僕は2001年に新卒でIT業界に就職しました。いわゆるドットコムバブルと呼ばれる、2000年頃までに数年続いていた、IT業界限定の異常な好景気が終わった直後でIT業界へ若干不安視する動きは当時の就活生の中にも結構ありました。でも僕はシンプルに思ったんです。「いや、バブルが弾けても、人類がネットを使わなくなる事はまず無いでしょw」と。もうちょっと具体的に言っちゃうと、「だって2ch(当時大流行してた匿名掲示板サービス、今で言うTwitterが一番近いイメージ。)楽しいしw」とも思いましたw

ともあれ、結果的に成長産業に僕が入れたのは運が良かったとしか言いようがないです。
なお、特定の職種でエキスパートになってから別の業界への転職だってもちろん可能ですから、業界ってのが取り返しのつかないモノではない、というのも強調しておきたいです!)

職種

で、後は職種をどうするか。
これについては僕のケースの詳細は、、、ホントに紆余曲折あって、書き出すと多分5時間以上かかるのでまたの機会に。ただ、一つだけ言えるのは、「会社なんかに自分の職種決めさすな!!!!」という真理です。

自分の人生を決めるのは自分です。
他の誰も責任取れません。
一回きりの人生、後悔したくないと僕は思っています。
一番後悔する結果に繋がりにくいのは、自分で責任持って決めること。
しかも、長い長い時間かけて、悩んで悩んで悩みまくった末決めたことであればあるほど、後悔するリスクは少ないと思っています。なぜかと言うと、仮にその後上手く行かない瞬間などがあったとしても、「あーあ。まあでも、あの時、あれだけウンウン唸りながら頭捻って考えた挙げ句出した結論で自分で選んだんだから、今ツラくてもそれでもこれがベストな選択だっただろうし、好転させるために頑張ろ!」と考えることができる可能性がたかまるから、です。

で、話を戻すと。
職種を決めるのって、人生を決めるのと同義だと僕は思っています。
それをね。
会社などというね。
他人にね。
自分の人生に責任を、持ちたくても持てない相手にね。
なんで決めさすのかと。
冗談じゃないですよ。
そりゃ、話し合うのは良いですよ。
会社が「人員的にこの職種やってほしい。担当して欲しい。」
に対して話し合うのはOKです。でも拒否権も、自分で考えた自分なりの考えも同じぐらい大切という事。
新卒の就職活動時点で自分の考えがまとまって無くても全く問題ないです。
なんなら今考えまとめても、毎年のように新しい情報や世の中の流れによって、自分の職種の志向なんて幾らでも変わります。
言い換えると、状況が変わったら前提が更新されるんです。
事実、ここ数年、AIがどんどん普及して、「10年後に消える仕事」とかよく聞くじゃないですか。あれなんて「状況が変わった結果の最たるモンですよね。

だから、定めなくてもいいんです。
時が来たら、更新すればいい。
でも、会社に決めさせちゃ駄目。
会社に盲目的に従っちゃ駄目。
そもそも今の時代、会社も無理矢理社員の職種とかキャリアを押し付けようともしなくなり始めてる気もしますし。なぜなら終身雇用は無理な時代ですからね。。。
「まだ新卒だから大して役に立ってないから、会社に迷惑かけれないから、自分の希望は言わず従おう」とか考えるのは、
もったいなすぎます。

そして↑これら、全て学生生活にも関わるんですよね

なぜかと言うと、今の時代って大学生時代のバイトとかインターンが全て、ゆるーくとはいえ、就職にある程度繋がっていると思うんですよね。実際、僕がLinkedInというビジネスSNSで繋がっている、「スーパー大学生」とも言うべきこちらの方はインターンなどをガンガン駆使して大学生ながら社会人顔負けのキャリアと経験を積んでいます。少し極端な例かも知れませんが、ここまでやろうと思えばできる!そしてやっている大学生が実在する、というのはホントに凄いことだな、とただただ尊敬しかありません!

(無理矢理)まとめ!

業界も職種も、ひたすら色々見て情報を増やしてベストなものを決めましょう。そして、決めた後でも変えることはできるものなので、諦めずに自分の人生を、キャリアを、楽しく前向きに仕事できるものにするべく悩み続けて考え続けましょう、という話でした!
僕も勿論、今も毎日のように考えています!その意味では学生も新卒も40代の会社員も何も違わない。みんな同じなんですよね!

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