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ケーススタディ・オフグリッド・ハウス|CSOH No.10|全作さんの小屋


外観および内観

東側アプローチから見上げる
北側アプローチから母屋(左手)とエネルギー棟(右手)を見る
北面外観を見る
西面外観を見る
ビオトープから母屋を見る
東面の外壁に接して設けられた傾斜土槽
傾斜土槽の内部
母屋の西側に1トンの雨水タンクが2ヶ、地中埋設される
屋根で集水された雨水が軒樋から竪樋を通りフィルターを経て雨水タンクに貯水される
薪ストーブ煙突と外壁・屋根取り合い部
2階バルコニーから北東を見る。手すりは腰掛けられる高さに設定された
バイオジオフィルターの端部に設けられたジオトープ
手前が母屋、奥がエネルギー小屋
母屋の北側に配置されたエネルギー小屋
上部はバキュームガン、下部はコンポスト。引出は堆肥トレイ。匂いは全くしない。
雨水は屋根から竪樋を通り、地下タンクに貯水された後、エネルギー小屋に設置されたポンプ(左奥)でポンプアップされ、手前のろ過装置でろ過され、浄水として用いられる
ウッドボイラー
エネルギー小屋の西面に設置された鉛蓄電池。左上にEV自動車との接続コネクター
太陽光パネルの制御システム
手前が充電コントローラー
エネルギー小屋内部。右手はキットから自作で組み立てたピザ釜。左手は冷蔵庫
母屋内部。キッチンからリビング、2階書斎を見通す
ダイニング越しにキッチンを見る。横長窓は片引き
リビングから土間方向を見る
キッチンに設置された七厘レンジ
リビングから西側に広がる吉備高原の山並みを眺められることが全作さんの第一の要望だった
冬期の暖房機器となる薪ストーブ。焼き芋を頂いた
コンポスト・トイレ。壁面右手のフラッシュボタンを押すと便が別棟のコンポストに吸引される。匂いは全くしない
フラッシュボタン
洗い場は輪島の塗師・赤木明登氏が手掛けた
1,2階を結ぶ螺旋階段
2階の書斎から吉備高原の山並みを見る
2階書斎から片流れ屋根を見る
片引き窓はぎゅっとした感触で高い気密性が保たれていることを実感できる
スライドする押し棒による鍵
全作さんとの打合せ風景
母屋の前で全作さんと共に
吉田牧場の牛たち

一般図

1階平面図
2階平面図


南東より俯瞰
北西より俯瞰

謝辞 
 本リサーチは、(公財)建築技術教育普及センター 令和5年度 建築技術の調査研究又は普及活動を応援する助成「オフグリッド住宅の性能および居住者評価からみたエンヴァイロンメント・デザイン手法に関する研究」(代表:脇坂圭一/静岡理工科大学)の助成を得て進められた。ヒアリングおいては、対象事例の設計者、施工者、所有者各位に多大なご協力を得ました。ここに記して感謝申し上げます。

参加メンバー
 本リサーチは、静岡理工科大学 脇坂圭一研究室に所属する戸塚俊汰(当時・学部4年)、伊藤勢来(当時・学部3年)、梅田怜緒(当時・学部3年)、築地颯(当時・M2)の参画の元、推進されました。また、作図においては、上記に加え、大石蒼佳(当時・学部3年)、ヒアリング文字起こしにおいては、小島千怜(当時・学部1年)も参画しました。

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