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人生いろは 『り』律する 頑張らないで自分を律するゆとりの人生

自分を律して理想を求めて邁進する。 若いころ志していたことです。 でも、理想と現実のギャップに悩み、つい簡単な怠惰な方向に進んで、後で自己嫌悪におちいってしまう。 こんなことの繰り返しが自分の歴史だったような気がします。
 
自分を律することができるか、自分に甘いか。律した生活をしなくても人生楽しくいろいろなことをやり遂げることができるんじゃないかと思う今日この頃です。
 
自己規制ができない人はこんな人だと言われていることがこれです。
·         「まあいっか」が口癖
·         少し褒められただけで調子に乗る
·         好きなことや楽しいことを我慢できない
·         やりたくないことを後回しにしがち
·         二度寝が大好き
·         貯金が苦手
·         やると決めたことも長く続かない
 
物事を真剣に考えないで楽観視するから、すぐ『まあいっか』ってことになります。 『まあいっか』で流すことができたことは、大切な事ではなかった、または、今しなくちゃいけないことではなかったから。 でも、もしそれが生死にかかわることだったら絶対そんなことないですよね。 後難が導かれて後で後悔しても、取り返しがつくから『まあいっか』で流しちゃったんです。
 
ちょっと成果が上がったら、褒めてあげましょう。 調子に乗ってもっと前進していくんじゃないでしょうか。 最大の前進への刺激は『褒める』ことです。
 
好きな事、楽しいことは我慢しないでいきましょう。 好きな事をすると、脳から『Feel-good hormone 』出るんです。 脳からのホルモンはすべての神経をコントロールしていますから、この4種のホルモンが出ることは、体にとってとても大切。
楽しいことを先にやって、『Feel-good hormone 』が沢山でると、しなくちゃいけない事の効率がもっと上がるんじゃないかなと思うんです。
 
後回しにできることは後回し。 きっと、今本当に必要じゃないんです。 だから、後回しにしたからって自己嫌悪になる必要ないんです。 自分で必要だと思って計画していたけれど、出来なかった。 いいじゃないですか。 後で本当に必要になったらやればいい。 または、どうしてそれをしなくちゃいけないかもう一度考え直すきっかけかもしれません。
 
二度寝がが大好き。 ティーンのころお昼くらいまで平気で寝てましたよね。 成長期は、睡眠が必要だったんです。 仕事がお休みで遊びの予定がない時、ゆっくりお寝坊しますよね。 毎日めいっぱい働いてたり、遊んでるので体が充電を欲しているんです。 もし、ここで無理したら病気になってたかも。
 
貯金が苦手。 今しかできない事にお金を使ってもいいんじゃないですか。 友達と飲みに行く、流行の洋服を買う、貯金しないで使ってしまって、あゝまた今月も貯金できなかったと後悔。 でも、楽しい時が過ごせたし、好きなものが手に入りました。 いい気持ちになることも貯金と同じくらいいい事。貯金は直接の目的を具体的にきめると、自然にできるようになるかもしれません。
 
やると決めても長続きしない。 やることが沢山ありすぎるんじゃないでしょうか。 それに、やっぱり今しなくちゃいけない事じゃないから、長続きしなかったのかな。そして、目標が定かじゃないからかもしれません。
 
自分を律していろんなことを頑張ってやりたいですよね。 でも、自己嫌悪を引き出すのは絶対に心に良くないと思います。 
 
例えば、私は、旦那に何か書いて残したらと言われ続けていました。もう十年以上になります。 始めようと思っても、日常のすることに追われてつい後回し。 じゃあ日記を書いてみようと思っても、毎年一か月くらいでノートは白紙続き。長続きしない自己嫌悪とあきらめの繰り返しでした。
 
でも、去年の終わりころから、日記を書き始めてはじめて半年以上続いています。 それは、本当に物を書き始めたいと思ったんですね。そして、どうしてずっと出来なかったか考えたんです。 時間がないが私の言い訳。 それで、日記に毎日の時間軸で何したか書き始めました。 そうすると、ページが半分になるので、書くことも少なくて簡単。 そして、どこで時間が作れるかも発見。 もちろん何かして書けない日もあります。 後日書く。 あんまりたまると書けないのでためないようになりました。 日記帳はすぐに出るところに置いてあって、ペンも全部一緒にあります。 そして習慣になると、苦にならなくなります。
 
目的を決め、それが、自分にとても大切なことを確信。 その次に目標を具体的に決めます。 そして、それが簡単にできる環境を作ります。 そして、その行動は、自分の好きな事楽しい事と同居して始めます。 どっちが大きくてもかまわないんです。 中学生の時、受験勉強しなくちゃいけないからクラブ活動はお休み、テレビも見ちゃいけない。 そうすると、友達とおしゃべりが増え、ラジオを聞いて勉強したふりしていたのを覚えてます。 好きな事、楽しいことを我慢しての目標は達成できないんです。 そして、ちょっと出来たら自分を褒めてあげましょう。 もし、パートナーがそのことを知ってたら、褒めてもらいましょう。 調子に乗って、それが刺激になって、もっと長続き。
 
·         自分を律していく前に、どうして自己規制しなくちゃいけないのか、自分の中でしっかり確認する。 
·         その目的が本当に自分が欲しい事なのかをよく考えてみましょう。
·         やりたいことのリストを作っておくのもいいと思います。 
·         その次は、目的達成のための目標を具体的に立てる。 それが簡単にできるインフラをつくる。
·         好きな事、楽しい事を犠牲にしない。
·         ちょっと出来たら褒めてもらう、褒めてあげる。
·         休憩が必要になったら、休憩する。
·         そして、長続きさせたいことは自然に当たり前の習慣に。
·         長続きしなかったと後で後悔するようなことは習慣化しないで、TO DO LIST に入れておいて、出来たら自分にご褒美。
 
こういうアプローチでも、自分を律しているんじゃないでしょうか。 意固地に頑張らないでも目標は着実に自分のペースで達成。 ゴールまで行きそう。 そう、自分を律しているんです。 そうしていくと、自然に感情もコントロールできて、ゆとりのある芯のしっかりした自分と出会い、人生もっと実り豊かで楽しくなるんじゃないかと思います。

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