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やっと党員に復帰できました①誰もが疑問に思う「なぜ日本の維新の会の議員は不祥事を起こすのか?」。私自身が公認申請をして、面接を2度経験し、日本維新の会の議員と話して感じたこと、過去に付き合いがあった自民党議員との違いも含めて、その理由を考えてみました。

選挙から時間が経つと、感覚が変わりますね。
今どんな気分か。
うーん。

さて。日本維新の会議員の不祥事が
続いているような気がします。
それも慣れてきたので、
ニュースになってもまたか、という感じの人も多いのではないでしょうか。

なぜ、不祥事が多いのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cbcff65090cbf4a9f5fe022db53d035304b885f?page=1
うまく解説している人がいました。
概ね納得です。

理由の一つに
人材確保の間口の広さと急速な党勢拡大で、議員が「粗製濫造」になっていることだ。
という一文は印象的でした。

では私の見解はどうか言うと以下です。
2021年から維新議員の皆さんと関わり、
公認審査やボランティアなどを通じて感じたことです。

今の維新が求めているのは
政治家ではなく、
運動員です。

政治家ではないので、
そのモラルは低いです。
身を削ることを合意しただけでの
運動員ですので
政治家としてのモラルや
政治家としての知識は乏しいという結果でしょう。

ちなみに自民党は運動員を求めていません。
選挙活動期間以外に運動していませんので
運動員は不要です。
良くも悪くも政治家を求めており、
政治家を目指す人間、
もしくは政治家になりたい人が集まり、
運動員よりも高いモラルがあるのかもしれません。

自民党は基本的に支援団体から票をもらうので、
選挙に運動員は必要ありません。

日本維新の会は企業献金を受け付けていないのと、
既得権益を改革する政党であり、
しがらみに囚われない選挙活動で選挙に勝つため、
多くの運動員が必要です。

ちなみに運動員であれば、
政治家である必要もさほどないはずです。
つまり平日動けるボランティアも同等だと思われます。
日本維新の会で公認され、
地方議員になると
日本維新の会で給与を支払えわずとも、
運動員が増えます。
よって地方議員が多数必要という結果になります。

地方をよくしようという前提の前に、
日本維新の会の党勢を拡大するために、
運動員が必要というわけです。

この政治家として地方議員に当選し、
日本維新の会の特別党員となることで、
本来は政治家として第一歩を歩むべきなのですが、
そもそも「就職する」ぐらいの意識と、
まずは「運動員」としての機能を求めれるので、
政治家としてあるまじき行為を
ついついやってしまいます。

それが公になると
ニュースの「不祥事」となっているのだと思います。

その他はこんな可能性も。

◉他党で落選か無職の一部人材
当選して議員になっても、ちょっと前までは普通の人。
他党から出て別の選挙で有権者から審判を下された人。
下手すると無職。
何期も仕事をしている人材は少ない。
もちろん優秀な人もいるが、
はっきり言って無能と思われる議員もいるらしいです。

◉突然議員になったらあるある
私も経験あるのですが、当選後に突然「先生!」と呼ばれたりすると、
人間誰しも偉くなった気分になります。単純です。
どれだけ心構えしていても、もしかして自分は
すごい人間ではないか?なんて勘違い。

◉地方議員レベルで公認面接官
これは他のサイトにも書いてありました。
地方議員の政党であるところが魅力の維新の会。
逆に言えば、地方議員の人材しかいない。
地方議員が政治家として劣っているとは思いません。
ただ限界はあります。
維新の場合、たとえ国会議員であっても、
ちょっと前まで地方議員なんて人も多いです。

◉模範となる先輩議員が少ない
若い政党ですから、複数回当選の先輩議員や、
過去に偉業をなしとけた伝説の議員もいません。l

◉身を切りすぎてお金がない人
公認=身を切る約束で、当選しても給与や賞与を20%カット。
素晴らしい取り組みなのですが納得してない人、
困っている人もいる現実があります。
それがしてはいけないことに手を出す
きっかけにもなるんでしょうね。

改革し続ける。運動員を動員して、運動量で勝つ。
団体から献金を貰わず、組織票に頼らない。
素晴らしいこと何ですが、
このアナログ戦略での
急速な党勢拡大が不祥事議員まで輩出してしまう。

優秀な人も多いのですが、
組織的に若さと危うさがあります。
そして、党として運動員を求めているところに、
やはり制作通や政治家として能力発揮したい人は
=維新だなと思わない現象もある。

これも産みの苦しみだと思います。

ただ、大阪成功事例となった運動員による運動量頼みは、
日本の労働生産性の低さの象徴でもありますし、
明治から続く投票所投票の悪しき週間の延長でもあります。

ここも改革してほしいところです。


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